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外壁・屋根塗装で補助金(助成金)を受けるときの条件と注意点

お家の外壁・屋根塗装は、費用が何十万円以上もかかることに加え、約10~15年ごとにメンテナンス必要です。
とは言え、費用も決して安くないため何度も塗り替えるのは難しい事ですし、塗り替えるならできるだけ安く済ませたいものですよね。
毎年お住まいの自治体(市町村)では、外壁・屋根塗装をお得に工事ができるように【補助金】【助成金】の案内が出されています。
しかし、自分の家はその工事の対象になるのか、補助金や助成金を活用できるか、気になる方も多いでしょう。
そこで今回は戸建て住宅の外壁・屋根塗装工事をお得にするために、補助金・助成金を受ける主な条件や注意点について解説します。

 

補助金とは?

そもそも補助金とは、国や地方公共団体が事業者に対して、原則返済不要なお金を支給してくれる制度です。
しかし、誰でももらえるものではなく、公益性(公共の利益になりうるか)が求められるため一定の条件や申請、審査が必要になります。
また、補助金は自治体が定めているため、お住まいの地域によって金額や条件が異なります。
外壁・屋根塗装における助成金と補助金には、以下の2種類があります。

  • リフォーム全般に使える補助金

特定の条件下であればリフォーム全般で使える助成金・補助金です。
代表的なものとしては「リフォームなら何でもOK」という自治体のほか、介護保険住宅、子育て支援、空き家の活用で外壁塗装を行う場合などに適用することができます。

  • 遮熱塗料で使えるエコ対策の補助金

助成金や補助金の中には、エコ対策によって支給されるものが数多くあります。
遮熱塗料や断熱塗料を使用することでエコ対策に含まれ、助成金や補助金が支給されます。

補助金と助成金の違いとは?

【補助金】と【助成金】同じと多くの方が思っている方も多いのではないでしょうか。
一般的にみて補助金も助成金も国や地方公共団体、民間団体から支出されて原則は返済不要という点では全く同じものではありますがそれぞれ違いはあります。
補助金は予算が決まっていて最大何件という決まりがあります。そのため、公募方法によっては抽選や早い者勝ちになるなど、申請してももらえない可能性もあります。
一方、助成金は受けとるための要件が決まっているので、それを満たしていればほぼ支給されます。
補助金は、期限も限られているし審査も難しいし、それなら助成金の方がお得じゃないかと思いますよね。
上記以外にも、それぞれ目的については少し異なります。
ここからはさらに深く補助金と助成金の違い・利点・注意点について解説していきます。

  • 補助金のポイント

補助金とは、前述の通り主に国が新規事業や創業促進、様々な国策を促進するための手段の一つとして実施しています。

国や自治体などが何らかの政策目的の達成のために税金を使って企業や個人事業主を支援する制度になります。
そのため、補助金が交付される次期も予算が決定し手からという形になりますので、大抵の場合は4月もしくは5月から公募されるものが多くあります。
補正予算が組まれる場合などは12月に補助金の二次公募などが組まれる場合などもあります。
また予算の関係によって人気の補助金などは期限前に終了してしまう場合もあるため、依頼する業者を選定するなど、前もって行動しておくとよいでしょう。

また、補助金の大きなメリットとしては
①助成金よりも種類が豊富
②支給額が助成金に比べて大きい地域が多い
③経費の適用範囲が広い
この3つのメリットがあります。

一方で補助金の注意点としては
①公募期間が短く年に数回のみという場合が多い(発表から締切まで1カ月程度など)
②予算が決まっていて倍率も高いため申請してももらえない可能性もある(審査合格率は40%)
③支給されるまでに時間がかかる(支給は、約1年後の後払い)
④補助を受けられるのは事業全部または一部の費用であること
この4つのデメリットがあります。

補助金によって補助率や上限金額は異なります。
事前の審査や事後の審査によって額は変動しますのでこの点も注意が必要です。

  • 助成金のポイント

助成金とは、自治体だけでなく厚生労働省が実施している制度です。
一番の助成金のメリットは、原則一年を通して申請可能と言う点です。
業種や社員数など条件に合致していれば、ほぼ支給され補助金よりも審査の難易度は低いです。
一方で助成金は発表から2カ月程度で受付終了になることもあり、早めの申請が重要です。
※各自治体により異なりますが、通常は3月末の年度いっぱいまで受け付けているところも多いです。

補助金・助成金をもらうための条件と注意点

補助金や助成金をもらうための条件や注意点は、各自治体によって異なりますが共通して言えるものもあります。
どんな条件や注意点があるのか詳しく紹介していきます。

  • 施工前に申請し、許可をもらってから施工すること
    本来工事前に申請しなくてはいけないところを、工事後に申請しようというケースは補助金を受けることが出来ません。
    必ず工事着工まえに申請を行いましょう。
    また、補助金や助成金を使う希望者が多数の場合は抽選により交付者を決定することがあるため、早めの行動が重要になります。
  • 同じリフォーム業者が行った工事費用が対象であること
    例えば補助金の上限が20万円だったとして「今現在の外壁塗装の工事費用では10万円しかもらえない。せっかくだから他の工事もしておくか」と思って他のリフォーム工事を行った場合、施工をする業者が同一でないと交付が受けられない場合があります。
    「200万円使わないと補助金の上限の20万円をもらえない」という事があらかじめわかっている場合は、外壁塗装工事だけで200万円もかかることはまれなので、同じ業者が内装などの他の工事が出来るのであれば、合わせてお任せするのも良いでしょう。
    しかし、補助金がほしいが為に必要ないリフォームまで行ってしまっては本末転倒ですので、必要な範囲での工事にしましょう。
  • 自治体内に施工する住居がある必要があること
    補助金を受けるうえでは当たり前の事ですが、必ず住居が自治体内にある必要があります。
    自己所有以外の借家でも補助金を受けられる自治体もありますし、借家の場合は所有者が親族の場合にのみ対象など、条件付きで認められる場合もあります。
    転入後のリフォームの場合に補助金の上限をあげてくれる自治体もあるので、引越後の家にリフォームを行う場合は、引越後に住む方の自治体に確認してみましょう。
  • 税金を滞納していると受けることができない
    補助金は税金から支給されるため、税金等を滞納している人は補助金を受けることは出来ません。
    これはどのような補助金であっても共通の事ですし、どこの自治体であっても認めてくれないでしょう。国民の義務でもありますので、県民税や市民税、保険や年金などしっかりと納める必要があります。

 

外壁・屋根塗装の補助金を受けるために【遮熱・断熱塗料】を使った塗装工事な自治体もある

前述でも紹介したように、外壁塗装で助成金・補助金を受けるには【省エネ・断熱工事】であることが必要な自治体もあります。
そのため、塗装工事で使用する塗料を【遮熱塗料】か【断熱塗料】かを使うことが条件とされています。
とは言え、断熱・遮熱塗料を使った塗装工事とは具体的にどのような工事になるのか、詳しく紹介していきます。

  • 補助金を受けるために必要な【遮熱塗料】【断熱塗料】ってなんの事?
    まず気になるのは、「遮熱塗料・断熱塗料って、どんな塗料?」ということですよね。
    遮熱塗料・断熱塗料をつかうと、太陽の光を反射して断熱効果を高めることができます。
    夏は涼しく冬は暖かくなりますから、省エネに繋がるため、これらの塗料で塗装すれば、電気やガスの料金が節約できます。遮熱塗料は実験データが公開されていて、屋根の表面温度は平均8℃~10℃下がり、室温は平均2~3℃下がると言われています。
    弊社で扱っている塗料ですと、【アステックペイント】や【ガイナ】塗料などほぼ全てが対象塗料になります。
    ガイナ
  • 遮熱塗料や断熱塗料は他の塗料よりも金額が高いの?
    「遮熱・断熱塗料を使うと、一般的な塗装工事よりも費用が高くなるのでは?」と気になるところです。
    確かに性能が高い分、塗料の費用も高いのかも…という心配するかもしれません。
    遮熱・断熱塗料の中でも性能や費用が異なるので一概にはいえませんが、使用する塗料をしっかり選定すれば耐久年数あたりのコスパが非常に高くなります。
    こちらのページにて㎡あたりの価格表を紹介していますので、是非ご覧ください。
    【ミヤケン外壁・屋根塗装の価格表】

自治体によっては【日射反射率50%以上の塗料を使うこと】と、細かい条件が明記されていることもあります。
外壁・屋根塗装の補助金・助成金を使う場合は契約前にしっかりと依頼する業者に確認することがとても大切です。

申請から受給までの流れ

前述のように、各自治体によって予算が限られているため、補助金や助成金を受けられる定員決まっています。
そのため、補助金を使って塗装工事を検討するなら、計画的になるべく早めに申請手続きをする必要があります。
では実際に申請から受給までの流れはどのようなものなのか紹介します。

  1. 自治体から申請書を受け取る
    書類は直接役所へ受け取りに行く、またはホームページからダウンロードすることが出来ます。
    また、群馬県前橋市の補助金は、市役所に行かないといけないなど決まりがありますので、各自治体が出している規定を確認しておくと良いでしょう。
  2. 業者に見積もりをしてもらう
    必ず地域の業者にお家を点検してもらい、工事の見積書を出してもらいましょう。
    見積書には、使用する塗料や施工面積など、費用算出の根拠を細かく記載することが求められます。
    また、見積書だけではなく、塗料の性能を証明するカタログも提出をもとめられる場合もあるので注意しましょう。
  3. 必要書類を自治体に提出する
    書類を自治体に郵送、または直接役所に行き提出します。
    中には郵送が不可なところもあるため、必ず確認しておきましょう。
  4. 提出書類を参考に自治体が審査を行い、交付が確定する
    前述の通り多くの自治体は先着順になっています。
    一般的に新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。
  5. 期間内に工事着工・完了
    自治体が決めた期間内に工事を完了することが重要です。
    工事をお願いする業者に必ず確認を取りましょう。
    過去に補助金申請の実績が多くある業者に依頼するほうが安心してお願いできます。
  6. 実績報告書を提出
    工事が完了したら、実績報告書と請求書と領収書を作成して自治体へ提出します。
  7. 自治体による審査の結果、金額が振り込まれる
    指定された銀行口座に振り込まれます。期間はおおよそ2~3週間を見ておくとよいでしょう。

 

条件に満たしていればお得に工事を行いましょう

ここまで補助金・助成金を受けるための条件や申請の流れなどについて詳しく紹介していきました。
外壁・屋根塗装工事決して安い工事ではないため、なるべくお得に工事を行いたいものです。
今回紹介したことを分かりやすくまとめてみましたので、是非参考までにご覧ください。

【補助金を受けるためには】
①住まいの自治体(市区町村)に外壁塗装の助成制度があること
②税金等を滞納していないこと
③工事範囲や内容、使用塗料など自治体が出している条件を満たしていること
④申請から受給まで同じ業者であること

前述の通り、各自治体によって条件は異なるため必ず補助金や助成金を使って工事をする前に確認を行いましょう。
また、過去に自治体の補助金・助成金を使った塗装工事実績の多い業者に依頼すると良いでしょう。
地域から認められた施工店として安心できるポイントの一つでもあります。

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