外壁塗装をDIYで行うメリットとやり方を紹介
新型コロナウィルスの影響から自宅で過ごす時間が長くなり、DIYを楽しむ人がここ数年で一気に増えてきました。
器用な方の中には、「自宅の外壁も自分好みの塗装でDIYできる」と考える方もいるでしょう。
しかし、外壁塗装の基礎知識がないと大きな失敗につながり、思わぬ出費につながることも多いです。
道具を揃える前に、まずは外壁塗装について知り、自分だけの力で外壁塗装ができるのか確認していきましょう。
外壁塗装をDIY!メリットやデメリットについて
外壁塗装をDIYすることのメリット・デメリットを把握しておけば、無駄な費用や労力をかけなくて済みます。
まずは外壁塗装をDIYで行うメリット・デメリットからご紹介しましょう。
- DIYのメリット
DIYのメリットは大きく3つ挙げられます。
それぞれのメリットについて説明していきます。
- 費用を抑えられる
外壁塗装をDIYですることの一番のメリットは費用を抑えられる点です。
業者に依頼した場合、道具や材料費以外にも人件費がかかってきます。
一般的な30坪住宅の外壁塗装にかかる費用は約70万~100万円以上かかると言われます。
それに比べ、DIYでかかる費用は外壁の面積や使用する塗料によっても変動しますが、総額で30万~50万円程度です。
・道具代:5万円
・足場費用:10~20万円
・材料費:15~25万円業者へ依頼した場合の約半額の費用に抑えられます。
- 好みのデザインにできる
自分の好きな色やデザインに塗装できるのもメリットの一つです。
色を途中で変えることも、イラストを描くことも、業者に依頼しにくいことでもDIYだからこそ自由にできます。 - 手間を省ける
業者に依頼する場合、業者の選定から打ち合わせ、見積もりなども含めるとかなりの時間がかかってしまいます。
・自分が望むデザインができる業者を選定する
・見積もりを取る
・失敗がないよう時間を作って打ち合わせを重ねるDIYで塗装するなら、自分が思い立った時に動けるので余計な手間も省けます。
- DIYのデメリット
デメリットについても解説していきます。
いずれもDIYをする上で大切なことなのでしっかりと確認していきましょう。
- 完了まで時間がかかる
DIYで外壁塗装する場合、自分の手で塗装をしていくので時間がかかります。
業者に依頼した場合、複数人で一気に作業をするので、戸建ての外壁塗装にかかる期間は8日~2週間程度とされています。
しかし、塗装の素人が仕事のない週末を使って塗装に取り組んだ場合、3ヶ月~半年の工期がかかってくるでしょう。
それ以外にも、道具や手順を調べたり材料を準備したりする必要もあるため、業者に依頼する何倍もの時間と手間がかかってしまいます。 - 危険性が高い
外壁塗装となると高所での作業があり、危険が伴います。
広範囲での作業となることから家庭用の脚立では難しく、転落のリスクもあるでしょう。
足場の設置が難しい場合は専門の業者へ依頼した方が安心です。 - 品質が劣る
プロと比べるとどうしても仕上がりに差が出てきます。
仕上がりだけなら良いですが、耐久性に関しても差が出ることを知っておきましょう。
塗装は塗料の希釈や乾燥の時間など、専門的な知識が必要です。
DIYで一見綺麗に塗装できたとしても、早々に塗装が剥がれてしまい業者へ発注し直すケースもあります。 - 失敗するリスクがある
DIYで塗装すると、失敗して塗り直しが必要になる場合や、思ったように塗れず不満が残る仕上がりになることもあります。
失敗するリスクを考慮するなら、最初から専門の塗装業者に依頼しておくべきです。
外壁塗装をDIY!必要な手順について
外壁塗装のDIYでは、正しい知識が耐久性や仕上がりに影響してくることが分かりました。
失敗しないためにも、外壁塗装の必要な手順についても詳しく見ていきましょう。
- 道具を準備する
・家庭用高圧洗浄機
・軍手
・バケツ
・ハケ
・ブラシ
・中性洗剤
・ビニールシート
・養生用テープ、ガムテープやマスキングテープ
・サンドペーパー
・コーキング材
・ローラー
・ローラーバケツ
・ローラーネット
・下塗り塗料
・中塗り、上塗り塗料外壁塗装には細かい道具なども含めると、かなりの数の道具を準備することになります。
ホームセンターやネット通販などを活用し、必要な道具を揃えておきましょう。 - 洗浄をする
塗装する壁を高圧洗浄機で洗浄します。
コケなどの汚れは中性洗剤を使って洗い流しましょう。
洗浄後はしっかりと乾燥させてから、次の工程に移ります。 - 養生をする
塗装しない部分にはマスキングテープやシートを使ってカバーします。
養生がしっかりされていないと、近隣に塗料が飛び散り迷惑をかけたり、塗らなくていい箇所を塗ったりする恐れがあります。 -
下地処理をする
外壁の傷やヒビを補修します。
傷をそのままにして塗装すると、雨水が浸透して腐食する原因となります。
小さな傷にはコーキング材という隙間を埋める充填材を利用し、紙やすりで表面を整えておきます。 -
下塗りをする
中塗りと上塗り塗料を剥がれにくく、密着させるために下塗りをします。
下塗りには接着剤の役目があり、外壁が塗料を吸収するのを防ぐ役割もあります。
下塗りが不十分だと、短期間で剥がれやすい外壁になる可能性があるので、丁寧にムラなく塗装するようにしましょう。 -
上塗りをする
下塗りが乾いたら、2回塗り作業を行います。
下塗りの上からさらに2回塗装することで塗装面が厚くなり、耐久性もアップします。
また、塗り残しを防いで表面にムラがなくなるので、見た目も綺麗に仕上がります。 -
付帯部の塗装をする
付帯部とは、外壁の雨樋や軒天井を指します。
付帯部は外壁の中で劣化しやすい部分なので、忘れずに塗装してください。
塗り忘れてしまうと、劣化から雨漏りにつながる恐れがあります。外壁塗装を失敗しないためのポイント
外壁塗装の手順について解説しましたが、失敗しないためにもポイントを押さえて外壁塗装を行いましょう。
-
洗浄は入念に行う
塗装する前に、しっかりと洗浄し汚れのない状態にしておきましょう。
塗装面が汚れていると塗料の密着が低く、耐用年数が短くなります。 -
乾燥時間は厳守する
塗装の剥がれは、塗り終わった後の「乾燥」が大きく影響します。
乾燥が不十分だと剥がれや膨れといった不具合が生じやすくなります。
また、塗料本来の性能が発揮できず、耐久性や密着性の低下を招き、剥がれやすく耐用年数も短くなるでしょう。 -
養生は手を抜かない
「養生をしなくても気を付けて塗れば問題ないだろう」と、すぐに塗り作業へ入ってしまう方もいます。
しかし、塗装に集中して塗料で周囲を汚してしまったり、逆に塗り作業に集中できなかったりすることもあるでしょう。
安心して作業をするために、養生はきちんと済ませておくことが大切です。 -
高所での作業に注意!
高所や屋根を塗装する時は特に注意が必要です。
しっかりとした足場を作り、十分に固定しましょう。
2階以上の塗装は無理な作業が発生し、ケガをする恐れもあるので危険です。
安全を第一に考え、業者へ依頼することをおすすめしますDIYで外壁塗装ができるかどうか、メリットやデメリットを確認しつつ、外壁塗装の手順などもご紹介してきました。
外壁塗装を成功させるには、かなりの労力と時間が必要です。
不具合のない外壁塗装をしたいなら、自分でするのではなく初めから業者へ依頼するのがおすすめです。
外壁塗装を業者へ依頼した場合、DIYの倍以上の費用がかかるかもしれません。
しかし、仕上がりや耐久性、また高所など危険で難しい箇所を塗装するにはプロに依頼した方が安心・安全です。
外壁塗装を悩まれている方は一度業者へ相談してみましょう。▼お電話でのお見積もり依頼をご希望の方はコチラ▼
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