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外壁のデザインを生かすクリヤー塗装のメリット・デメリットについて

外壁塗装に使用する塗料には色々な種類があります。
数ある塗料の中でクリヤー塗料は外壁のデザインを損なうことなく塗装できるため、サイディング外壁などに採用さています。
そこで今回は、クリヤー塗装のメリットやデメリットについて紹介していきます。

■クリヤ―とは?

クリヤーとは無色透明な塗料です。
通常の色付き塗料には顔料が含まれていますが、クリヤー塗装には顔料が含まれていないため無色であり、つや出しや、保護コーティングとしての役割に特化しています。
クリヤー 塗料缶

■クリヤー塗装のメリット

続いては、クリヤー塗装メリットについて詳しく紹介します。

  • 外壁の耐久性を高めることができる
    クリヤー塗料はデザインをしっかりと生かしながら、外壁の防水性を向上することができます。
    このクリヤー塗装で使用する塗料の中にも、汚れにくくするものや紫外線を吸収してくれるものなどいろいろな種類があります。
    中には、耐久性アップに役立つ塗料もあるので、そのような塗料を選択すればメンテナンスの手間を省けるようにもなるでしょう。
  • 外壁の雰囲気を損なわない
    前述のとおり、クリヤーは透明な塗料で塗装します。
    そのため、外壁の雰囲気を損なわないというメリットがあります。
    クリヤー塗装
  • コストを抑えられる
    色が付いている塗料での施工は基本的に、下塗り・中塗り・上塗りという3つに工程が必要になります。
    クリヤー塗装の場合は、下塗りが不要のため、中塗りと上塗りだけで済みます。
    その分のコストを削ることができるという点も、メリットの1つとして挙げられるでしょう。
    クリヤー施工
  • チョーキングが発生しにくい
    チョーキングは、紫外線の影響で塗料に含まれている顔料が粉状になって外壁の表面に現れる劣化症状です。
    クリヤーは顔料が含まれていないため、他の塗料と比べるとチョーキングが発生しにくいというメリットだと言えるでしょう。
    外壁チョーキング現象
  • 外壁に光沢を持たせることができる
    クリヤー塗料で外壁塗装を行うと、外壁に光沢を持たせることができます。
    外壁が艶やかになると、外観が新しいように見えるのは大きなメリットでしょう。
    クリ―ヤ―塗装
■クリヤー塗装のデメリット

クリヤー塗装にはいくつものメリットがありますが、塗装するならデメリットについても知っておく必要があります。
ここからは、クリア塗装のデメリットについて紹介していきます。

  • 劣化している外壁には塗装できない
    塗装メンテナンスの初期症状でもあるチョーキング現状があった場合、クリヤー塗装することが出来ません。
    そのような状態で塗装してしまうと、透明な塗料が変色する場合があります。また、ひび割れや欠損、凍害などの劣化がある外壁にも塗装することができません。
    クリヤーは色付きの塗料とは違い透明な塗料のため、補修した部分や劣化した下地が目立ちやすくなるためです。
    外壁塗装のメンテナンスは新築から約10年~15年と言われています。これはコーキングの劣化や色あせが上記の年数で現れるためです。
    皆様のお家の立地環境によっても異なりますが、クリヤー塗装を検討している方は劣化が始まる前の新築から約5年~8年で検討するとよいでしょう。

外壁の欠損

●光触媒塗料やフッ素塗料を使用している場合は不向き
 光触媒塗料やフッ素塗料は、汚れをはじくという特性を持っている塗料になります。
 これらの塗料の上にクリヤー塗装をしても、すぐに剥がれてしまうので光触媒塗料やフッ素塗料を使用している場合は塗装しないようにしましょう。

  • コーキング材の上に塗装することができない
    一般的な塗料は、コーキングを施した後に塗装を行っていきます。
    しかし、コーキングの上にクリヤー塗装をしてしまうと塗膜のひび割れや白華(はっか)、黄変するなどの不具合が起こる可能性があるため塗装することはできません。
    そのため、クリヤー塗装後にコーキングの撤去打ち替えを行う必要があります。

コーキング

メリットだけではなくデメリットもきちんと理解しておかないと、満足度の高い塗装工事ができません。
家の美観を保ちながら満足のいく塗装工事にしたいという方は、ここで紹介したクリヤー塗装のデメリットも覚えておくと良いでしょう。
そうすることで、より住宅の耐久性を伸ばすことができるようになり、メンテナンスの手間も省けるようになります。

■クリヤー塗料をオススメ出来る・出来ないお家

クリヤー塗装は、意匠性の高い外壁に適している塗装方法になります。
こだわりのデザインなどを維持したいのであれば、クリヤー塗装を選択するのがもっともおすすめだと言えるでしょう。
しかし、クリヤー塗装のメリットやデメリットを知らないまま塗装してしまうと、後悔してしまう可能性もあります。
ここまでクリヤーのメリットデメリットの事を踏まえ、オススメ出来る出来ないお家をまとめて紹介します。

【クリヤー塗料がオススメなお家】

新築から5年~8年のお家

外壁のデザインを生かしながら、耐久性をあげたい方

【クリヤー塗装がオススメしないお家】

外壁のチョーキング・ひび割れ・欠損など劣化があるお家

1度目の塗装で、光触媒塗料やフッ素塗料など汚れをはじく塗料を使用しているお家

とは言え、判断基準を見ても「この劣化はセーフ?アウト?」と判断するのは難しいでしょう。
そんな時は外壁・屋根塗装施工実績数8900棟以上のミヤケンまでご相談ください。塗装のプロが皆様のお家をしっかりと調査をさせていただきます。

また、ミヤケンYouTubeでも代表の宮嶋が【クリヤー塗装の10年後について】紹介をしています。
是非ご覧ください。

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