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外壁材シェア率は3.6%しかなけど魅力がたくさん!外壁タイルの特徴と塗装料金

ここでは美しい見た目が魅力的なタイル外壁についてご紹介していきます。

特徴や種類、メンテナンスが求められる時期、そしてメンテンナス方法と費用まで詳しくご紹介していくので、気になる方はぜひとも最後までご覧ください。

 

■外壁タイルの特徴

外壁タイルとは粉砕した粘土と鉱物を混ぜ、ボード状にしたものです。工法はモルタルなどを使用して下地に貼り付けていく湿式工法と、接着剤を使って下地に貼っていく乾式工法があります。

  • 特徴

他の建材には出せないような高級感があり、用いるだけで一気にワンランク上の美しい外壁を作り出してくれます。また耐久性、耐傷性も高く、さらには耐火性、耐水性、耐汚性も高いという優れものです。

その上サイディングやモルタルと比べてメンテナンス費用が安い特徴もあります。

  • デメリットは初期費用の高さ

前述のとおりメンテナンス費用は安いですが、タイル外壁のシェア率が全体の3.6%程と低いのは、初期費用の高さが理由です。

一般的な大きさの戸建の場合、サイディングであれば150万円程度で収まるところ、外壁タイルとなると300万円以上の費用が必要です。またタイル外壁は施工の難易度が高いことでも有名です。業者の技術が足りないと浮きや歪みが目立ち、せっかく良くなるはずの外観が美観を損ねてしまいます。

他にも耐震性が低いということが挙げられ、現在の工法ではほとんどないですが剥離も見られる可能性があります。

 

外壁タイルの種類

続いては外壁タイルの種類をご紹介していきましょう。素地と形状、サイズそれぞれに分けてご紹介していくので参考にしてみてください。

  • 素地の種類

素地は主に3種類あります。

1250度以上の高温で焼き固められた磁器質のタイル、1200度前後で作られたせっ器質、そして1000度以上で焼き固められた陶器質があります。固められる際の温度が高い磁器質は耐久性に優れ、せっ器質は表面にいろいろな加工を施すことができ、陶器質は吸水性が高いなど、得られる効果が変わってきます。

陶器質は主に内装タイルとして使われるので、外壁となると基本的には磁器質かせっ器質になります。

  • 形状の種類

外壁タイルには平物タイルと役物タイルがあります。平物タイルは一般的に多く普及しているタイルで、四角く平面状のもの指します。

平物タイルの中でも特に施工しやすく、複数のタイルを連結して使用するものはユニットタイルとも呼ばれています。ユニットタイルは、いくつものタイルをまとめて作られているものも多いため、工期を短くすることができます。

そして役物タイルとは建物の角や隅、そして窓といった開口部に使用される、少し違う形状となったタイルを指します。施行において重要な存在とも言われるタイルです。

  • サイズの種類

サイズが色々用意されているのもタイルの特徴です。サイズは以下のようなものがあります。

・50角タイル…45mm×45mm

・45二丁タイル…45mm×95mm

・小口平タイル…108mm×60mm

・ボーダータイル…227mm×30mm

・二丁掛タイル…227mm×60mm

上記のように正方形や長方形など形は様々で、サイズも異なり見た目もかなり変化するので、自分好みのものを選んでいきましょう。

 

外壁タイルの劣化症状

外壁タイルは以下の症状が見られたら劣化してきている合図です。

・タイル表面の白い汚れ

・タイルの浮きや剥がれ

・ひび割れや破損

これらが見られたら外壁塗装業者に相談することをおすすめします。特にひび割れや破損は雨漏りが生じる可能性が高いため、いち早く修復を依頼するようにしましょう。

 

外壁タイルのメンテナンス方法

それでは外壁タイルのメンテナンス方法について触れていきましょう。メンテナンスを行う場合には外壁タイルの状態によっても変わってきますが、以下のようなメンテナンスを施していきます。

・洗浄

・接着不良が見られるタイルの補修

・モルタル目地材の充填し直し

・目地コーキングの打ち直し

・弾性エポキシ樹脂の注入など

これらのメンテナンスでは、経年劣化と美観性の問題を解決します。素人目ではどのような施工が必要なのか分からないので、しっかり相談した上で必要な工事を行ってもらうようにしましょう。

 

外壁タイルのメンテナンス費用

外壁タイルのメンテナンスには平均で30~50万円程の費用が求められます。適した期間は10年ですので、かなり高い…と思ってしまいがちですが、実は一般的な外壁よりもランニングコストは安いのです。

モルタル外壁やサイディング外壁となると10年ごとに100万円前後の塗装メンテナンス費用がかかってしまいます。50年で計算するとタイルは275万円、モルタル外壁やサイディング外壁では700万円もかかるので、その差は歴然です。

将来的にメンテナンスコストが低くなることを見据えると外壁タイルの良さが見えてくるでしょう。

■まとめ

今回はタイル外壁の特徴や種類、メンテナンスが必要な状態、メンテナンス方法、そしてメンテナンス費用についてご紹介してきました。

現状シェア率は低い傾向にありますが開発の進化によってどんどん技術を必要とすることなく施工でき、剥離する可能性が少ないものも誕生してきています。

初期費用は高いものの、何度メンテナンスを積み重ねてもお得なタイル外壁は魅力的です。耐久性に優れている面や高級感が出る面も合わせて、ぜひご自宅に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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