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外壁塗装で使う塗料には2種類ある?!油性塗料と水性塗料の特徴、メリット・デメリットについて

材料一式

外壁塗装に使用する塗料には大きく分けて、油性塗料水性塗料の2種あります。
ひと昔前では塗膜の耐久年数に大きな差があり、油性塗料を使った外壁塗装が主流でした。
しかし、最近では油性塗料に引けを取らない水性塗料も数多く開発されており、塗装業者でも積極的に水性塗料を採用しています。
とは言え、業者によっては両方扱っている所もあるため実際にどちらの塗料を使って塗装工事を行えばいいのか判断するのは難しいですよね。
そこで今回は油性塗料と水性塗料の特徴やメリット・デメリット、最終的にどちらの塗料が良いのかについて紹介していきます。

■油性塗料と水性塗料の違い

塗料の原料には、塗料に色を付ける【顔料】やシリコンやフッ素などの【合成樹脂】、防カビ・艶消し効果を発揮するための【添加剤】といった固体を混ぜて作られています。
しかし、これだけでは外壁や屋根に塗装することはできません。
上記3つの固体を薄めてはじめて塗料として成り立ちます。この時に薄める液体によって水性塗料と油性塗料に分類されます。
それでは各塗料にどんな特徴があるのか紹介していきます。

 

  • 油性塗料の特徴

油性塗料には、細かく分けて【強溶剤】と【弱溶剤】の2種類があります。
強溶剤塗料はラッカーシンナー等の溶解力の強いものを使用し、弱溶剤塗料はシンナーの中でも刺激の少ない塗料用シンナーを使用しています。

油性塗料

  • 水性塗料の特徴

水性塗料は塗料を薄める際に、水を使用する塗料のことを言います。
シンナーなどの溶剤を使わないので油性塗料と比べ、臭いや環境への影響が少ないのが特徴です。

水性塗料

■水性塗料のメリット・デメリット
  • メリット

油性塗料に比べて臭いが少なく、塗膜に柔軟性があるためクラックに強い点がメリットです。
また、シンナーを使用していないため扱いやすく、施工中の溶剤中毒の危険性がないといった点もメリットの一つでしょう。
現在塗装業界で水性塗料が主流になっているため、性能が高い塗料が次々に販売されています。

  • デメリット

油性塗料に比べて塗装後の乾燥時間が長く、乾燥中に水が付着すると塗料が流れてしまい水との相性が悪い点がデメリットです。
そのため、天候を意識する必要があり、業者の管理の仕方や技術が大きく影響すると言えます。
また、窯業系サイディングやモルタルなどの素材にはよく馴染みますが、アルミやステンレスといった金属部分には密着しにくい性質があります。
このような場合には、下地をサンドペーパーで磨く・油性塗料で下塗りをするといった方法で対処できるため油性塗料に劣るとはいえ塗装することはできます。

■油性塗料のメリット・デメリット
  • メリット

油性塗料に含まれるシンナーなどの有機溶剤には、耐久性の高い塗膜を作る力があります。
水性塗料の品質が向上するまでは外壁や屋根の塗装に油性塗料を利用するのが一般的であり安定した耐久力があると言えるでしょう。
また塗膜が硬く乾燥が早いことや、密着性が高いため環境に左右されにくいことも大きなメリットです。
金属などへの塗装が可能や下地塗りが不要など、水性塗料では対応できない素材にも塗装できることも大きな魅力の一つです。

  • デメリット

油性塗料が敬遠される一番の要因は、何と言っても有機溶剤として使用されるシンナーの臭いでしょう。
溶剤は、健康や環境に被害を及ぼす「VOC(揮発性有機化合物)」を排出するため、施工する際は近隣への配慮も必要とします。
この他にもシンナーは引火性が高くいため、しっかりと管理が出来ている業者に依頼する必要があります。
また、最近では弱いシンナーでも溶かせる「弱溶剤」と呼ばれるタイプの塗料も開発されています。
従来の溶剤塗料よりも臭い・刺激が少なく、人体や環境への影響が少ないため水性塗料で適用できない箇所の塗装に推奨されつつあります。

■油性塗料と水性塗料はどちらがいいの?

油性塗料、水性塗料にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
臭いが気にならず環境に配慮した製品を採用したいのであれば水性塗料、もしくは弱溶剤タイプの油性塗料がおすすめです。
しかし、どのような塗料が適しているかは塗る箇所によっても異なります。
塗料の耐久性や塗装する箇所などもしっかり考慮して塗り分けてみるのも良いでしょう。
ミヤケンの外壁塗料では水性塗料、屋根塗料に弱溶剤油性塗料を採用しています。
材料一式

■塗装工事をする際は、どちらの塗料を使用しているか確認しましょう

水性塗料と油性塗料の違いについて紹介させていただきました。
業者によって推薦するメーカー塗料も様々であるため、予算や今後のメンテナンスなどについても含め、まずは塗装経験が豊富なリフォーム業者に相談してみましょう。
また、可能であれば複数の業者に見積もりを依頼してプラン内容を確認、そしてこの先塗り直しが必要になった際にも任せられそうな業者に工事を依頼すると確実です。

弊社営業部長の森下が、水性塗料と油性塗料の違いについて動画で紹介しています!
是非こちらもご覧ください。

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