外壁塗装でひび割れ対策!マスチック工法のメリット・デメリットをご紹介
外壁塗装を依頼する際、様々な工法があることから何を取り入れるか悩む方も多いです。
それぞれの特徴を知り、さらにはメリットやデメリットまで把握しなければ後悔する可能性があります。
そこで今回は、外壁塗装の中でも「ひび割れ防止」に特化したマスチック工法について解説していきます。
大切な自宅の外壁にどういった塗装が合うのか悩んでいる方や、マスチック工法に興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事は約4分で読み終わります。
マスチック工法とは
マスチック工法は、マスチック専用のローラーを使用して、一塗りで塗膜を厚く仕上げる工法です。
マスチックローラーは通常のローラーとは違い、ヘチマのように多孔質なローラーで塗料を大量に保持できる特徴を持っています。
マスチック工法は1970年に日本住宅公団(現・都市再生機構)と大手塗料メーカーによって開発されました。
これまでにない工法だったことから、工法特許が取得されています。
全国マスチック事業協同組合連合会が認定資格制度を設け、施工管理者には「マスチック仕上性能管理士」、技能者に対しては「マスチック仕上士」の資格が与えられます。
そのため、マスチック工法での外壁塗装を専門業者に依頼したい際には、資格を有している業者に依頼することが不可欠です。
\ミヤケンには資格を有したスタッフもおりますので、お気軽にお問い合わせください/
【0120-113-716】
※受付時間9:00~18:00
マスチック工法のメリット
- ひび割れを防止してくれる
外壁は、太陽光による熱や湿気などで伸縮をする特徴を持っています。
通常の塗料を使用した塗装では、塗膜が動きひび割れを引き起こしてしまいますが、マスチック工法では弾性塗料を使用するため塗膜が伸び縮みし、ひび割れが起こりにくくなります。
既にひび割れが起きている外壁でも、弾性フィラーを用いてマスチック工法を行えばひび割れ部分に塗料が染み込むので、悪化を防いでくれます。
- 耐久性がアップする
外壁塗装をするのであれば、「より頑丈な外壁にしたい」と考える方もいるはずです。
その場合、マスチック工法による外壁塗装をすれば耐久性がアップするのでおすすめです。
通常よりも厚塗りになるので塗膜が強化され、外壁を気候や地震などから守ってくれます。
ひび割れも防止してくれるため、自宅の劣化を抑制してくれるのです。 - 防水性がアップする
マスチック工法による塗装は塗料が外壁に密着するので防水機能を高めることができます。
塗った部分は塗料が厚くなるため防水層として活躍し、雨水の侵入を防いでくれます。 - ゆず肌仕上げが可能
ゆずの皮の表面のように凹凸のある仕上がりを「ゆず肌仕上げ」と言います。
一般的なローラーを使用して塗装をした場合、塗った表面に模様はつかず、滑らかな仕上がりになります。
しかし、マスチック工法で仕上げた塗装はローラーにある穴の模様によって凹凸ができるので、手軽にゆず肌仕上げが可能です。
高級感のある見た目になるので、「外壁にデザイン性を持たせたい」と考えている方にはおすすめの塗装方法です。 - 塗料の飛散が少ない
ゆず肌仕上げをする場合、スプレーを使用した吹付工法が主流です。
しかし、スプレーを使った塗装は塗料が広い範囲に飛散してしまいます。
飛散すれば周囲に置いてあるものや窓といった部分に塗料が付着する可能性があるため、養生を入念に行う必要があります。
塗料が飛散するので塗料の無駄遣いにもつながるでしょう。
一方、マスチック工法であれば、ローラーでゆず肌仕上げにするため塗料の飛散を最小限に抑えられます。
養生も塗装面の周辺部分にだけ行えば問題ないため、無駄な労力をかけずに塗装が可能です。
塗料の飛散は近隣住民とのトラブルに発展する可能性もあります。
住宅が密集している地域であれば近所の家の外壁や車などに塗料が付着する可能性もあるため、トラブルを防ぐためにも飛散の少ないマスチック工法に注目してみてください。
マスチック工法のデメリット
あらかじめ欠点を理解してからでないと塗装で後悔する可能性もあります。
ここでどういった注意点があるのか把握しておきましょう。
- 耐用年数が短い
耐久性がアップするマスチック工法ですが、耐用年数が短い欠点を持っています。
一般的な塗料の耐用年数は10年ですが、マスチック工法で使用する弾性塗料の耐用年数は5年です。
早い段階から再度外壁塗装の計画を練る必要があるでしょう。 - 費用が高くなる
マスチック工法では厚塗りをするので塗料の使用量が多くなってしまいます。
使用量が多くなれば、その分塗料をたくさん購入しなければいけないため、施工費用も高くなってしまいます。
また、弾性塗料は特殊な塗料なので通常の塗料と比較すると費用も割高です。
依頼する際には見積もりを依頼し、予算内で収まる程度か確認しましょう。 - 粘度のある塗料しか使用できない
マスチック工法だと多くの塗料をローラーに染み込ませて、一気に塗ることが可能です。
しかし、粘度の低い塗料を使用するとローラーに塗料が染み込みにくくなり、一気に塗ることが難しくなります。
フィラーと呼ばれる粘度の高い塗料を使用するため、使用できる塗料を事前に調べておくと外壁塗装をスムーズに依頼できるはずです。 - 既存のデザインがなくなる
マスチック工法を行うと、外壁の表面が凸凹になります。
そのため、本来あったサイディングのデザインがなくなってしまい、凸凹とした外壁に統一されてしまいます。
既存のデザインを残したいのであれば、見た目を活かせる通常の塗料を使用した外壁塗装を選択してください。
マスチック工法が向いている外壁
マスチック工法は、以下の外壁と相性が良いです。
自分の家が当てはまっているか確認してみてください。
- モルタル
水とセメント、砂を混ぜ合わせた素材で作られたモルタルの外壁はマスチック工法との相性が抜群です。
モルタルはひび割れがしやすい特徴があるため、マスチック工法を施すと欠点を抑制できます。
工法独特の凸凹としたデザインはモルタルにも合うので、違和感のない外壁へと変貌できます。 - 築年数が経過した外壁
築年数が経過した外壁はひび割れをしている箇所も多くなっています。
マスチック工法を施せば下地の劣化を防ぐので、ひび割れを起こした外壁も守ってくれます。
ひび割れを起こしている外壁で悩んでいる方は、マスチック工法を検討してみてはいかがでしょう。 - ALCの外壁
ALCは、軽量気泡コンクリートのことです。
セメントや生石灰、珪石などで作られており、表面がボコボコとしている特徴があります。
モルタル壁と似ており、マスチック工法による凸凹とした仕上がりとも相性抜群です。
前述したように、ひび割れした箇所もフィラーを染み込ませればひび割れの悪化を防ぐので、耐久性のアップが期待できます。
マスチック工法を用いた外壁塗装はミヤケンへお任せください
今回は、マスチック工法についてご紹介しました。
専用のローラーを使用して塗装を施す工法で、一塗りだけで塗料を厚く塗れるため耐久性がアップし、ひび割れを防ぐ特徴があります。
デザイン性のあるゆず肌仕上げを手軽に施せるので、滑らかな表面に飽きていた方やデザインの乏しさを感じていた方にもおすすめです。
ただし、耐用年数が短く費用が掛かる点に注意するようにしましょう。
高い技術が必要になる工法なので、業者選びも慎重に行う必要があります。
工法特許を持ち、マスチック工法の実績のある業者に依頼をすることが大切です。
ホームページを確認して、技術を有する業者であるか必ず確認をとってから外壁塗装の依頼を検討しましょう。
お困りごとなどございましたら、塗装専門店のミヤケンにお任せください!
現場調査・お見積もりは全て無料で行っておりますのでお気軽にご相談ください。
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