外壁塗装をするなら付帯部にも注目!使用する塗料の種類&色選びのポイントとは
外壁塗装の依頼をした際、見積書に記載された「付帯部」がどの部分を指すのか気になる方もいるでしょう。
付帯部がどの部分かを調べて、塗装する必要があるのか疑問に思う方もいるかもしれません。
付帯部とは、外壁の外側に付属している部分(雨樋・雨戸・幕板・笠木など)を指します。
今回は、そんな付帯部におすすめの塗料や色選び、塗装時の注意点などをご紹介します。
外壁塗装を検討している方は、付帯部の塗装も必要になるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
付帯部は外壁塗装時に併せて行う?塗装するべき理由
「外壁の塗装がメインだから、付帯部の塗装は必要な時にすれば良い」と考える方もいます。
しかし、外壁塗装を行う際には、付帯部も一緒に塗装するのが一般的です。
なぜ付帯部塗装を同時にする必要があるのか理由を3つご紹介しましょう。
必要な塗装だと理解した上で、塗装工事を依頼してみてください。
- コストパフォーマンスが悪くなる
外壁塗装をする際、家の規模にもよりますが多くのケースで足場を必要とします。
一般的な30坪の戸建て住宅の場合、足場の設置費用だけで10万~15万ほどかかってくるでしょう。
もし外壁と付帯部の塗装を別で行った場合、足場を2回組まなければならないので、倍の費用がかかってきます。
人件費もまとめて依頼した場合と2回に分けた場合では、後者の方が高くつくでしょう。
無駄に費用と時間をかけないためにも外壁塗装をするタイミングで付帯部を塗装することをおすすめします。
- 付帯部の劣化を防ぎ、長持ちさせるため
付帯部に定期的な塗装を行うと、部品の素材自体を長持ちさせる効果が期待できます。
屋根や外壁と同様に、付帯物も紫外線や雨などにより劣化していきます。
付帯部に使用されている樹脂や木材は紫外線に弱いので、劣化を防ぐために塗料が塗られているのです。
塗装せずに放置していると素材自体がボロボロになり、破損して雨漏りの原因にもなったりします。
その場合、修理費用がかかってくるので、塗装以上にコストがかかってくるかもしれません。
建物を守り、長く品質を維持するためにも付帯部分の塗装は必要です。
- 家全体の美観を損なう
外壁を一新すると、今までそこまで目立っていなかった付帯部分の汚れや劣化具合が一気に悪目立ちしてきます。
外壁が鮮やかになった分、色あせて汚れた付帯部分が気になってしまうでしょう。
耐久性だけでなく美観性も損ねてしまうので、外壁と併せて付帯部も塗装するのがおすすめです。
付帯部に適したおすすめの塗料とは?
付帯部の色選びも大切ですが、塗料の種類についても適したものを選ぶ必要があるでしょう。
塗料にはアクリル・シリコン・ウレタン・フッ素など、様々な種類が販売されています。
現在主流として使われているのはシリコン樹脂塗料です。
塗料を選ぶ際は、外壁と同じグレードを選択するのがおすすめです。
外壁よりもグレードの低い塗料を選択すると、付帯部の方が劣化するスピードも早くなりメンテナンスの時期にズレが生じます。
耐用年数が近い塗料を選んでいれば、次回も同じタイミングで塗装できるのでコストを抑えられるでしょう。
ミヤケンでは、日が多く当たる破風板や雨樋は劣化スピードが早いことから、20年の耐久性に優れたフッ素塗料をご提案しています。
他社では前述の通り、10年~15年の耐久性のあるシリコン塗料を使用しているところが多いようですが、
屋根や外壁以外の塗装も長持ちしてほしい!という気持ちから追加費用はいただいておりません!
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付帯部塗装の注意点
付帯部塗装で失敗しないためには、あらかじめ注意しておきたいポイントを把握しておく必要があります。
塗装業者の中には、付帯塗装部分について詳しい説明を省いたり、後から追加で料金を取ったりするケースがあるので気を付けなければなりません。
ここでは、付帯部塗装を依頼する際のチェックポイントを3つご紹介します。
- 塗装する箇所
付帯部の塗装する箇所をしっかりと確認しましょう。
付帯部と言っても具体的にどの部分を塗るのか明記されていなければ、相互の認識にズレが生じる場合もあります。
塗装してもらえると思っていた箇所が塗られていなければ、追加で塗装をお願いすることになってしまうでしょう。
「付帯部」「付帯部一式」などと記載されていて塗られる箇所がわからない場合は、塗装業者に詳細を確認することをおすすめします。
- 使用する塗料
付帯部塗装をする際は、必ず素材にあった塗料が使われているか確認しましょう。
塗る素材によって塗装しない方がいいものや、塗膜がはがれやすいものなどもあるためです。
業者に塗料の選定に問題がないか確認し、自分自身でも提案された塗料が素材に適しているかをカタログやネットから確認してみましょう。
- 見積書
付帯部塗装の総額だけでなく、見積書から塗装にかかる費用の内訳を確認することも大事なポイントです。
総額のみの記載では、どの施工にどれだけかかったのか、塗料費はいくらなのかが曖昧です。
塗装の箇所名、範囲、数量、単価など詳細な内訳を明記してもらいましょう。
中には曖昧な記載をして材料費を高く設定したり、塗料のランクを下げたりする悪徳業者も存在します。
「○○一式」とまとめて記載していて、後から追加料金を請求される場合もあるので注意しましょう。
付帯部で印象が変わる!色選びのポイントは?
外壁に比べて付帯部分の塗装面積は小さいですが、色選びによって家全体の印象が変わります。
外壁とのカラーバランスが悪いと、綺麗なカラーを選択していても全体的に残念な仕上がりになってしまうかもしれません。
付帯部によってカラーを変えたいと思っても、使用するカラーは2~3色程度でまとめた方が良いでしょう。
あまり色を使いすぎると、まとまりのない印象になってしまいます。
また、色選びをする際は以下の点からアプローチしていくと良いでしょう。
- 本体とまったく違う色、アクセントになるようなカラーを選ぶ
反対に、外壁とは違うインパクトのあるカラーを付帯部に選ぶとアクセントとして建物全体が引き立ちます。
カラーシミュレーターを利用して建物に合ったカラーを選択すると、イメージがしやすいのでおすすめです。
付帯部に適した塗装の事例紹介
塗料には様々な種類が存在しており、それぞれ特徴が異なります。
付帯部によって、適した塗料を選択するとより高い効果が期待できます。
各付帯部分におすすめの塗料を紹介していきます。
- 軒裏天井
軒裏天井には、アクリル樹脂系塗料がおすすめです。
アクリル樹脂系塗料は、透湿性があり、内側から外側へ水分を逃がす特徴があります。
軒裏天井に塗装することで、屋根裏にこもりがちな湿気を逃しやすくなるでしょう。
また、カビを防ぎつつヤニやシミ、アク止めの効果も期待できます。
- 雨樋、破風板、雨戸
軒裏天井以外の付帯部におすすめの塗料は、フッ素塗料です。
破風板や雨樋は、日が多く当たるので紫外線による劣化スピードが早いです。
付帯部塗装にはシリコンやウレタン塗料が多く使われていますが、耐用年数は約10~15年です。
フッ素塗料の場合、耐用年数が20年あるので、長期間にわたって付帯部分の劣化を防げる効果があります。
このように、塗料の種類によって目的にあった塗装が可能になります。
外壁・付帯部の塗装は頻繁に行うものではないので、業者に相談して建物に適した塗料を選択してみても良いでしょう。
メンテナンス費用を抑えるためにも外壁塗装と一緒に行いましょう!
今回は、外壁塗装をする際に必要な付帯部塗装について、おすすめの塗料や色選びのポイントをご紹介しました。
付帯部分の塗装範囲は外壁に比べて小さいですが、劣化を防ぎ、建物を維持していくためには必要な塗装です。
部品の交換費、メンテナンス費を抑えるためにも外壁塗装と併せて行うと良いでしょう。
また、その際は外壁に使う塗料とグレードを合わせ、素材に合った塗料を使用することが大切です。
この記事を参考に、建物に合うカラーを選択し、満足の行く外壁・付帯部塗装を行いましょう。
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