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本当は付帯部にも使いたくないウレタン塗料。特徴と単価を解説


お家を建ててから約10年。そろそろ塗装をご検討する方もいらっしゃるかと思います。

実際にインターネットやチラシを見ても、たくさんの塗料があってどれが良いのか迷ってしまいますよね。

今回はウレタン塗料について、メリットとデメリットを紹介します。

ウレタン塗料はどんな塗料なのか?

ウレタン塗料は耐久年数が3~5年と短いものの、価格を抑えられるため大型施設などの屋根や外壁、一般住宅の場合は雨樋や破風板などの付帯部に使用する場合があります。

実は、戸建ての屋根や外壁塗装にはおすすめしません。もっと言えば、付帯部にも使用しないほうが望ましいでしょう。

付帯部塗装は屋根や外壁に比べて塗料グレードを選ばないことが多く、業者のお任せになることがあります。指定がない場合は、安価な塗料を使用すると利益が出るので、グレードを下げたウレタン塗料を使用するのです。

しかし、破風板や雨樋も屋根や外壁同様に紫外線の影響を受けます。「屋根や外壁はきれいなのに付帯部だけ色褪せしている…」ということにならないためにも事前に塗料グレードを確認するようにしましょう。

紫外線

屋根や外壁と同等グレードもしくはそれ以上の塗料を使用することをおすすめしています。弊社では戸建ての付帯部塗装は屋根・外壁のプラングレードにかかわらず、高耐久なフッソ塗料を使用しています。少しでも長持ちしてほしいという気持ちから仕様変更の追加料金はいただきません。

また、ウレタン塗料は大きく分けて2つの種類があります。水で希釈する水性塗料とシンナー希釈する油性塗料です。ほかにも、主剤のみの一液性の塗料と主材と硬化剤を混ぜて使用する二液性の塗料で区別することができます。

 

DIYでは使われる

ウレタン塗料は木製・塩ビ素材・鉄部など様々など素材に対して密着性が高く弾力があるため扱いやすい塗料です。そのため最近ではDIY用の一液性のウレタン塗料をホームセンターなどで販売されています。

 

ウレタン塗料の施工単価(㎡)はいくらくらいか?

弊社では戸建ての建物へのウレタンプランは基本的に取り扱いがありません。戸建て以外の工場や大型施設については別途ご相談させていただきますが1,800円~2,000円/㎡ほどです。

 

弊社でウレタン塗料を選ばれるお客様の割合

アクリル0%、ウレタン0%、シリコン50%、フッソ40%、光触媒0%、無機塗料10%ほどの割合です(屋根・外壁塗料によって違いがあります)

こんな方にオススメする塗料です

大型商業施設などの広い面積を低価格で塗装したい場合におすすめです。

 

また、床塗装やベランダの防水工事ではウレタン塗料を使用します。ウレタン塗料は使用する部材やその性質によって異なります。

 

ウレタン塗料は上手に使い分けることが大切

ウレタン塗料は耐久年数が5年前後と短いことから一般住宅の屋根や外壁に塗装することはおすすめしません。また一般住宅であれば付帯部塗装にもおすすめしない塗料です。

お家は常に紫外線の影響を受けて、色褪せや素材の硬化などの劣化をしていきます。雨樋や破風板だからと言って塗料のグレードを下げていいというわけではないのです。

ウレタン塗料を使用するのには大型施設などの塗装面積の広く、耐久年数よりも工事費用を重視した工事の際に使用するようにしましょう。また、床の塗装や防水に優れていますので素材や使用用途によって使い分ける必要があります。

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