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耐久性が長く人気のあるフッ素塗料。特徴と価格やオススメ塗料を解説。

塗料のグレードの中でも15年以上の高耐久で汚れが付きにくい特徴のあるフッソ塗料。

こげにくいフライパンや歯のフッソコーティングなど、日常生活の中でも耳にする機会があるのではないでしょうか。

せっかくの塗り替え工事ということもあり、長持ちするグレードの高い塗料を選びたい方にはフッソ塗料は非常に人気があります。

しかし、塗料の性質をしっかり理解して塗料選びをしないと、費用をかけてグレードのよい塗料にしても綺麗が長続きしない場合があります。

そうならないためにも、今回はフッソ塗料のメリット・デメリットについてご紹介します。

 

フッ素塗料はどんな塗料なのか?

塗料の中でも耐久年数や汚れや強いことから、非常に人気のある塗料です。ミヤケンでも約4割の方がフッ素グレードを選ばれます。

弊社の施工実績ではありませんが、フッ素を使って塗装した有名な建築物では東京スカイツリー®が挙げられます。スカイツリーは白く綺麗な状態を維持する必要がありますが、頻繁に足場を組んで塗装をすることができません。

そこで採用された塗料がAGCコーテック株式会社のフッソ塗料「ルミフロン®」です。フッソの中でも耐久年数が30年以上と非常に高耐久です。しかし、費用が掛かるという点からルミフロンを戸建てのお家で使用することは稀です。

とはいえ、多くの塗料メーカーがフッソ塗料を販売しているので耐久年数が30年とまでいかなくても20年以上の耐久性のあるものや価格を抑えた塗料もあります。同じ「フッソ塗料」でも耐久性や価格に差があるのです。

そのため「フッソ塗料」というだけでなく、耐久年数などをカタログで比較しながら確認するようにしましょう。

「フッソ塗料はスカイツリーなどで使われた塗料」と思うと、高耐久で汚れに強いというとメリットしかないように感じるかもしれませんが、塗装するのに不向きな場合もあります。その理由はフッソ特有の塗膜の硬さです。

フッソは高耐久で汚れに強いのですが、一方で弾力性がありません。公園の遊具の鉄棒やジャングルジムの塗料がパリパリはがれている状態を想像してみるとわかりやすいかもしれません。

お家のなかでも柔らかい素材、たとえばコーキングの上に塗装した塗膜は地震などお家が揺れたときに割れやすくなります。実際は塗膜がひび割れてしまってもコーキング(防水性)に問題はないので雨漏りの直接的な原因になりませんが、美観性が落ちるのでおすすめできません。

外壁の中でも外壁材が割れにくい金属サイディングやスレートなどの屋根材、付帯部の雨樋などに使用するのがオススメです。

 

フッ素塗料の施工単価(㎡)はいくらくらいか?

フッソにも屋根用と外壁用の塗料があります。屋根は3,000円/㎡前後、外壁は3,600/㎡前後です。

(屋根材や外壁材によって金額が前後する可能性があります)

 

弊社でフッ素塗料を選ばれるお客様の割合

アクリル0%、ウレタン0%、シリコン50%、フッソ40%、光触媒0%、無機塗料10%ほどの割合です(屋根・外壁塗料によって違いがあります)

 

こんな方にオススメする塗料です

メンテナンスの回数を減らしたい方はもちろんですが、屋根と外壁の塗装工事をご検討であれば

屋根塗装にオススメです。屋根はお家の中でも紫外線の影響を受けやすく、厳しい自然環境下に置かれています。

そのため、外壁の塗料をシリコンにした場合でも屋根はワンランクグレードの高いフッソ塗料にすることでバランスが良くなります。

しかも、外壁であれば目視で確認できる劣化も屋根は確認することが難しいので長い目でみて安心するためにもオススメです。
屋根塗装

 

オススメのフッ素塗料

屋根のオススメ塗料は、アステックペイントの「スーパーシャネツサーモF」です。その理由は、フッソのほかにラジカル制御型顔料を使用し、16年から20年の高耐久な塗料なのに、価格を抑えた塗料という点です。

フッソ塗料は高耐久ということもあり、費用が非常に高くなるというデメリットがあります。しかし、弊社では屋根のフッソプランは3,000円/㎡前後と価格を抑えてご提供できます。

さらに、塗料のグレードに応じて塗膜保証と無料定期点検を実施していることも、お選びいただく理由の一つです。無料点検では、保証期間に応じて工事後から1年・3年・5年・7年・10年にご自宅に専門のスタッフが伺い、異常がないかを点検します。この保証期間はシリコンプラン5年に対し、フッソプランは7年と2年間延長され長期的に安心していただけます。

点検

 

フッソ塗料を選ぶなら次回のメンテナンス時期を想定して

フッソ塗料は、15年以上の高耐久や汚れや強いことから非常に人気のある塗料です。あの東京スカイツリーや橋など公共事業で使用されるほど、信頼のおける塗料です。

しかし、フッソ塗料のデメリットも理解しなくてはいけません。フッソ塗料の塗膜は固く、弾力性がありません。そのため、コーキングの上に塗装すると塗膜が割れてしまうことがあります。

コーキング上の塗膜が割れても防水性は維持できますが、美観性を損ねる可能性があるので、塗装する部材などによって塗料を使い分ける必要があります。たとえば外壁では金属サイディングのように割れにくい外壁材や付帯部に使用すると良いでしょう。

また、屋根にこそフッ素塗料をオススメします。屋根はお家の中でも紫外線の影響を受けやすく、厳しい自然環境下に置かれています。そのため、外壁の塗料をシリコンにした場合でも屋根はワンランクグレードの高いフッソ塗料にすることでバランスが良くなります。

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