外壁塗装の足場でよくあるトラブルとは?トラブル事例と対応策を解説!
家のメンテナンスに欠かせないのが外壁塗装です。外壁塗装は足場を組み、養生をして行いますが、外壁塗装の足場をめぐるトラブルが多発しています。
この記事では、外壁塗装の足場をめぐって起こったトラブルの具体例と、その対策についてお伝えします。これから外壁塗装を控えている人は必見です。
外壁塗装の足場で起こるトラブルと対応策
外壁塗装の現場では、足場をめぐるトラブルが起こりがちです。実際にどのようなものがあるのか、施主と塗装業者、近隣住民と塗装業者の2パターンに分けて見ていきましょう。
外壁塗装の足場によって塗装業者とトラブルになる事例と対応策
実際に起こった外壁塗装の足場をめぐって、施主と塗装業者との間に起きたトラブルの事例とその対応策をご紹介していきます。
足場で外壁や所有物に傷がつく
足場を組み立てたり、解体したりした時に、家の外壁に傷がついたり、車やカーポート、自転車などに傷がついたり、植栽の草木が折れたり…ということが起こり得ます。
【対応策】契約前に塗装業者が損害保険に加入しているか、確認する
塗装業者と契約する前に、見積もりを取りましょう。その際に、損害保険に加入しているかどうか、どの程度の損害まで保障されるのか確認しましょう。
また、事前に外壁の写真を撮っておくのもひとつの方法です。
花壇や植木が足場設置の妨げになる
家の建物のすぐそばにある花壇や植木が、足場を設置する際に邪魔になることがあります。
【対応策】事前に塗装業者と相談する
実際の工事に入る前に、現場を塗装業者に見せて、花壇や植木が邪魔にならないか確認しましょう。また、邪魔になる場合は短く切って養生しておくか、どうしても切りたくない場合は一時的にどこかへ植え替えるかしましょう。
塗装業者や塗装業者の外注業者が花壇の花や植木を切った場合、その分の作業代を上乗せで請求されることもあります。不要なトラブルを防ぐためにも、きちんと対応を塗装業者と相談しておきましょう。
自然災害で足場が倒壊する
台風や突風、地震など、自然災害で足場が倒壊してしまう恐れがあります。足場が倒壊すると、家が傷ついたり、近くにあったカーポートや車、自転車などが傷ついたりするかもしれません。足場が倒壊するとなると、近所の家にも迷惑をかける恐れがありますし、最悪、人間が怪我をするということも有り得ます。
【対応策】塗装業者に防止策を講じてもらう
このような事態を防ぐために、塗装業者には施工前にきちんと少しくらいの風や揺れでは倒れないような対策を講じてもらいましょう。また、風が強くなってきた、台風が近づいているなどの場合には、ネットシートを畳むなど、倒壊の原因になりそうなものは排除してもらいましょう。
自然災害が原因の事故でも、損害保険は使えるところがほとんどのようです。契約前に損害保険には入っているか、入っているとすればどこまでが保障対象になるのか、確認しておきましょう。
外壁塗装の足場によって近隣住民とトラブルになる事例と対応策
ここからは、外壁塗装の足場をめぐるトラブルのうち、塗装業者と近隣住民との間に起きたトラブルをご紹介します。
騒音による苦情があった
住宅の外壁塗装のための足場には、金属製パーツを組み合わせて作る「くさび緊結式足場(通称ピケ足場)」を使います。この足場は、シンプルな作りでありながら安全性、作業性、耐久性にすぐれており、組み立ても解体もハンマー1本でできます。また、組み合わせ方によってさまざまな形の建物に対応することができます。
このようにとても便利な「くさび緊結式足場(通称ピケ足場)」ですが、部材をハンマーで打ちつけて組み立てるため、設置する時や解体する時には非常に大きな金属音がします。また、搬入・搬出時にもパーツ同士がぶつかり合う音がするでしょう。
近隣住民からの苦情が入りやすいことが、この足場の難点でもあります。
【対応策】工事前に近隣住民に伝えておく
対応策としては、事前に工事があることを近隣の住民の皆さんに伝えておきましょう。業者によっては、挨拶の手紙を用意してくれたり、挨拶の品を手配してくれたり、一緒に近所に挨拶回りにいってくれたりするところもあります。
その際に、前もって「〇日と〇日は足場の組み立てや解体があるから、特にうるさいかもしれません。ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。」と伝えておくだけでも、受ける印象はだいぶ異なってきます。
敷地外に足場を設置する必要がある
特に都心部などで、狭い敷地のギリギリに家が建っているケースの場合、足場の柱を敷地内に収められず、近隣の敷地にはみ出して設置することが珍しくありません。
【対応策】塗装業者に相談し、近隣住民に挨拶する
このようなケースでは、まず塗装業者に相談してみましょう。素人目には「無理だ」と感じられても、足場が敷地内に建てられる可能性もあります。
もし、近隣の敷地にはみ出してしまう場合は次のようにしましょう。敷地の持ち主がわかっている場合には、事前に挨拶に伺い、足場を設置させて欲しい旨を伝えましょう。
空き地などで所有者がわからない場合は、法務局で登記簿を見れば、持ち主が確認できます。正確な地番等がわかれば、登記情報提供サービスを使ってインターネットから調べることもできます。所有者がわからない土地に足場を設置せざるを得ない場合には、必ず所有者を調べて許可を取りましょう。「短い期間だから」「どうせわからないから」と無断で足場を設置してしまうと、後々トラブルの原因になりかねません。
トラックの路上駐車によるトラブル
塗装業者はさまざまな資材を運びますので、トラックやバンで来るのが一般的です。そして、資材を家まで運ばなくてはなりませんので、近隣に駐車場がない場合、一時的にでも路上駐車をするケースがあります。
その際に、近所の人とトラブルになることがあります。
【対応策】塗装業者に予め停める場所を指定しておく
このように、一時的にでも路上駐車をする時には、すぐに車を動かせるように誰かがついていてもらうよう、塗装業者にお願いしましょう。
また、車を停める場所は事前に指定しておき、「停める場所がないから路上駐車する」ということのないようにしましょう。
塗料や高圧洗浄時の汚水により汚された
塗料や高圧洗浄をかけた際の汚水などで、近隣の家のものを汚してしまうということもあるかもしれません。
気をつけていても、シート等の隙間から塗料や汚れなどが飛んでいくことも考えられます。
【対応策】汚れてしまうものがある場合は事前に退避するようお願いする
このようなトラブルを避けるためにも、事前の近隣への挨拶は有効です。「〇日から〇日まで外壁塗装hの工事をするので、洗濯物等には気をつけてください」「十分に対策した上で工事しますが、万が一があるといけないので、この期間は養生をお願いします」と一言伝えておくだけでも、トラブル回避に非常に効果的です。
外壁塗装の足場によって生活トラブルになる事例と対応策
外壁塗装の足場によって起こる生活トラブルにはどのようなものがあるのでしょうか。具体的な事例と対応策をご紹介します。
洗濯物を外に干せない
外壁塗装工事の際、洗濯物を外に干せないというので、困る人もいるようです。
【対応策】塗装が終わった所から養生を外してもらう
洗濯物を外に干せずに困っているのであれば、塗装が終わった箇所から順次養生を外してもらうのも手です。ただし、上で見た近隣トラブルでもあったように、飛んできた塗料や高圧洗浄の汚水等で洗濯物が汚れる可能性もありますので、あまりおすすめはしません。外壁塗装の期間中は、部屋干しにするのがよいでしょう。
外壁塗装の工事は前もって日程が決められるものですから、シーツや布団などの大物は、外壁塗装期間直前の晴れた日に前もって洗ったり干したりしておくなどの工夫をするとよいでしょう。
空き巣に狙われる可能性が高まる
外壁塗装のために足場を組み立てている家は、空き巣に狙われる可能性が高まると言われています。普段なら登れないような戸建ての2階や3階の窓からの侵入が足場のおかげで容易になりますし、足場にはシートがかかっていて、外から見えづらくなっていることも多いです。
【対応策】防犯対策を徹底する
空き巣の侵入を防ぐには、まず防犯対策を徹底しましょう。部屋のカーテンは閉めて中を除けないようにする、窓は常に施錠する、防犯センサーをつける、外出時でも電気はつけたままにしておくなどが考えられます。
また、近隣の家に協力してもらい、不審な動きが見られたらすぐに連絡してもらうのも一つの方法です。
優良な外壁塗装業者を選ぶ方法
優良な外壁塗装業者を選ぶには、次のことを心がけましょう。
- 良さそうな塗装業者3、4社から見積もりを取る
- こちらの質問に誠実に答えてくれる
- きちんと損害保険に加入している
- インターネットや近所の人の口コミなどでの評判がいい
まず、1社だけで比較対象がない段階では、何がよくて何が悪いのかもわからないことでしょう。複数の会社に話を聞き、見積もりを見比べることでそれぞれのいい点、よくない点が浮き彫りになってきます。
また、見積もりを取る際に、気になることはどんどん質問しましょう。はぐらかされたり、問題をすり替えたりするような業者とは付き合わない方がいいでしょう。
さらに、トラブルの項でも見てきたように、何かトラブルがあったけれども、損害保険に加入していたおかげで助かったという事例が散見されます。
最後に、評判がいいことです。外壁塗装は10年以上使う大切な外壁を任せるわけですから、評判がよく丁寧に仕事をしてくれる解体業者に依頼したいものです。
外壁塗装の足場にかかる費用相場とは
外壁塗装の足場にかかる費用の相場は1平方メートルあたり700円から1000円と言われています。戸建て住宅の場合は、20万円前後が足場代としてかかるのが一般的なようです。足場なしで外壁塗装をしようとしたら、もっと費用かかることになりますので、これは家の性能を保ち少しでも長く暮らせるようにするための必要経費だと考えましょう。
中には、「足場代無料」などと謳っている業者もあります。しかし、こういった業者の場合、本当に足場代が無料であることは少なく、指定の商品を買うことで無料になる、実は他の部分が相場よりも高くてそこで吸収しているといったケースも多く見られます。
こういった業者に引っかからないためにも、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
足場トラブルには柔軟に対応しよう!
ここまで、外壁塗装の際の足場をめぐるトラブルを色々見てきました。トラブルの原因にもなりやすい足場ですが、高いところで安心安全に作業をするために欠かせないものです。
事前に近所に挨拶周りに行ったり、塗装業者と綿密に打ち合わせをしたりすることで回避できるトラブルもたくさんあります。事前にしっかり準備をしたけれど、やっぱりトラブルが起こってしまったという場合も中にはあります。そういった場合にも柔軟に対応し、トラブルを最小限に抑えましょう!
足場設置の専門業者である株式会社ミヤケンでは、お客様のニーズに合わせた足場設置のプランを提案し、安全でコスト効率の高い外壁塗装を実現します。
足場設置に関するご相談がありましたら、ぜひ株式会社ミヤケンにお問い合わせください。
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