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雨戸(シャッターBOX)のリフォーム料金と注意点

お家の窓に雨戸やシャッターを設置することで、居住の快適性をより高められることを知っていましたか?
今回は、雨戸とシャッターの特徴やメンテナンス方法、リフォーム費用等について解説します。
これから雨戸やシャッターを取り付ける人だけではなく、既に取り付けている人にも非常に役立てる内容ですので、是非最後までご覧ください。
13雨戸完了

■雨戸とは?

雨戸とは古い民家でも見られることが多く、防風・防犯・遮光・目隠しといった目的のために建物の開口部に設置されている建具です。
特に台風の時には強い効果を発揮し、強風によって飛んできたものでガラスが割れてしまうという心配がなくなります。
また、雨戸は内側の窓を開けて雨戸のみを閉めることが可能です。雨戸の隙間から空気を取り込みながらも、しっかりと雨の浸入を防いでくれるので、梅雨時期の換気にも適しています。
ただし、雨戸を使用しない場合は雨戸本体を仕舞う場所が必要となるため、すべての場所に設置できるわけではありません。
雨戸の設置で窓1枚分がプラスされるようなイメージを持っておくと、どの部分に設置できるかが分かりやすいでしょう。

  • リフォームをするタイミング
    雨戸 色あせ
    雨戸は機能的に劣化しない限り、すべて交換するという大掛かりな工事は必要ありません。部品交換と定期的なメンテナンスによって様子を見ながら使用できます。
    ただし、中には汚れが目立つという理由でリフォームを検討する人もいるでしょう。
    雨戸のみを交換してしまうと新品な雨戸ばかりが悪目立ちする傾向にあるので、自宅の外壁塗装を行うタイミングでリフォームするのが最適と言えます。
  • 雨戸の劣化症状
    雨戸 チョーキング

    雨戸の劣化症状には表面の色あせやチョーキング・開け閉めがスムーズにいかない・異音がする・鍵が閉まらない・戸板が傷んでいるといった症状が見られます。
    ごみやほこりが溜まっていることが原因の場合だと目で見てすぐに分かるのですが、歪んで劣化症状が出ている場合だと目で見ただけでは分かりにくいです。
    素人が無理に雨戸を外そうとすると壊れてしまう危険性もあるので、無理せず業者に依頼しましょう。
■シャッターとは?

シャッターは耐火建築物や特殊建築物の規定に盛り込まれたことで一気に普及が広まったものです。
雨戸よりも歴史は浅いですが、現在は雨戸以上に設置している住宅も増えてきています。

  • 特徴やメリット、デメリット
    シャッターは雨戸と異なり、引き戸で閉めるものではなく上から降ろして閉めるものです。
    隙間なくがっちりと閉まってくれるので雨や風を防いでくれます。
    また、防火性も高くなるというメリットもあります。
    しかし、デメリットとして開閉音がうるさかったり、風でガタガタする音が不快に感じたりするなど、音による問題が発生しやすいです。
  • リフォームをするタイミング
    窓シャッターの寿命は10年とされており、1日に何回も開けるとなるとその寿命は短くなるでしょう。
    適切なタイミングについては次の劣化症状が見られる場合に検討するのがおすすめです。
  • シャッターの劣化症状
    雨戸 色あせ
    シャッターの劣化症状には雨樋と同じ症状の他に、重くて開閉できないことが挙げられます。
    これらの症状が見られたら、劣化が進行している合図だと思って業者に相談してみてください。
  • 手動シャッターと電動シャッターの違い
    シャッターは大きく分けて、手動と電動の2種類があります。
    両者の違いは、ただ手動か電動かという違いだけではありません。
    手動だと機械による開閉ではないため設置費用がリーズナブルとなっています。
    開閉の手間がかかるものの、機械の故障で開かなくなるという心配もありません。
    一方電動になると利便性が高まり、機械による開閉で楽に感じるほか、手動よりも比較的音が静かです。
■雨戸(シャッターBOX)のリフォーム方法と費用

雨戸やシャッターのリフォーム方法には壊れている部分のパーツを取り換えたり、本体を丸ごと交換したりするなどの方法があります。
また、部分補修を行った上で塗装を施すという方法もあるので、そちらも詳しくご紹介していきましょう。

  • 塗り替え
    雨戸塗装
    問題なく開閉できるものの損傷が目立つ場合に補修や塗装を行いたい人は、DIYを検討するでしょう。
    しかしDIYで無理に塗装を行うとより一層傷みやすくなってしまうケースもあるので、あまりおすすめはしません。
    業者が行う雨戸やシャッターの塗り替えは、1,500~5000円前後で塗装することができます。※大きさによっても異なるため実際に調査が必要です。
    弊社5年程度で塗装を検討することです。
  • 交換
    機能的に復活する見込みがない場合は、残念ながら交換する必要が出てきてしまいます。
    交換は最初から業者に相談しておき、現地調査の時に他の雨戸やシャッターにも不具合がないか調べてもらいましょう。
    雨戸やシャッターの取り換えには30万円以上かかると言われています。※大きさによっても異なるため実際に調査が必要です。
    特にオーダーメイドサイズの窓に取り付ける場合は、より費用が高額になってくるので注意してください。
■雨戸(シャッターBOX)をリフォームするときの注意点

最後に、雨戸やシャッターをリフォームする際の注意点をご紹介していきます。

  • 2階の雨戸(シャッター)をリフォーム
    2階窓の工事を行う場合には足場をかけることもあります。
    足場をかけるとその分費用も高くなるので、事前に予算について相談しておくことをおすすめします。
    それほど高額なものではありませんが、複数箇所で工事を行う場合には意外と高額になってしまうでしょう。
    また、工期にも時間がかかります。
    足場を組み立てる、足場を解体するといったことに時間がかかるだけではなく、足場の上で怪我をしないよう慎重に工事を進めていかなければなりません。
    そのため工期も長くなってしまう傾向にあります。
  • 防犯性
    雨戸
    工期中には防犯に気を遣いましょう。特に工事を行わない日は危険です。
    足場がかかっており明らかに工期中であると見て分かる中、住民が出掛けていてシャッターが閉めたままになっていれば、留守だと気付かれてしまうでしょう。
    かといって開けたままにしておくのも危険なので、工期中で工事をしない日はできる限り自宅で過ごすようにするのがおすすめです。
■色あせや劣化症状が出たらまずは相談を!

今回は雨戸とシャッターの違いやメリット・デメリット、リフォームのタイミングと方法などをご紹介してきました。
どちらも優れた機能を持っており、住まいをより快適にしてくれますが、メンテナンスの必要があるものだとしっかり理解しておくことが大事です。
特に塗装工事は5年といった短いスパンで必要になってきます。
DIYでも塗装はできますが、2階にある分の塗装は危険なので業者に任せるのがベストです。
工事を依頼する際は足場の費用も考慮し、工期中には留守であることが周囲に悟られないように気を付けましょう。

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