外壁塗装に火災保険が適用される場合の条件を詳しく解説!
外壁塗装の費用を抑える方法として、火災保険の利用が挙げられます。
申請条件を満たせば保険金が下りるので、工事費用の足しにできるでしょう。
申請には手間や時間がかかるため、まずは適用までのフローを把握しましょう。
今回は、外壁塗装に火災保険が適用される場合の条件について徹底解説します。
適用されないケースや適用までの流れも紹介しているので、利用を検討する際の参考にしてください。
火災保険で外壁塗装が無料になるって本当?
火災保険の利用を考える際、外壁塗装の費用が無料になるのか気になる人は多いのではないでしょうか。
火災保険を使うと外壁塗装にかかる費用を抑えることはできますが、必ずしも無料になるとは限りません。
勧誘や広告などで「火災保険を使うと外壁塗装は無料になります」というフレーズを、見聞きしたことがある人は、無料になるものだと思っているケースもあります。
実際のところ状況によっては外壁塗装が無料になることもありますが、誰もがそうなるというわけではないのです。
火災保険には適用条件が設けられており、火災保険に加入しているから、外壁塗装をするからというだけでは適用されるかわかりません。
そのため、絶対に無料になるわけでもなければ、必ず利用できるというわけでもないので注意しましょう。
もし「無料で外壁塗装ができる」と声をかけられた場合は、概要を聞くようにしてください。
火災保険の種類
住宅にかける保険を「火災保険」といいますが、建物にかける保険は主に6つあります。
それぞれの概要は以下をご覧ください。
火災保険の種類 |
概要 |
標準火災保険 |
火災・落雷・爆発による被害が補償される。物件・家財が対象。 |
広範囲火災保険 |
火災・落雷・爆発に加え、風水害や盗難による被害が補償される。 |
特定条件付き火災保険 |
契約者が条件や範囲を特定できる。 |
全リスク火災保険 |
さまざまなリスクをカバーする保険。 |
付帯火災保険 |
他の保険に追加でかける保険。 |
個人賠償責任火災保険 |
火災によって他人に被害を与えた場合に法的責任を補償する。 |
保険会社によって提供している保険や内容は異なります。
詳しくは加入している保険会社に確認してみましょう。
保険変更の相談も受け付けているため、見直したい場合にもおすすめです。
火災保険の補償内容
火災保険の補償内容は加入しているプランによって異なります。
内容を把握するためにはインターネットで調べるよりも、契約書を確認したり保険会社に聞いたりするのが確実です。
一例として、多くの補償内容で共有している内容を以下にまとめました。
【補償内容】
- ガス漏れ・爆発による被害
- 火事による被害
- 落雷による被害
補償範囲としては、建物だけではなく敷地内にあるものすべてが保険でカバーされます。
そのため、車庫や塀などにも被害が広がった場合は、保険金で補修できるでしょう。
ただし、地震による被害を補償してもらうには、別途地震保険への加入が必要です。
地震保険に加入すれば、地震後に起きた火災や津波による被害も保証してくれるため、より手厚いサービスを受けられるようになります。
火災保険に加入したり見直したりする際は、補償内容にも目を向けて選ぶようにしましょう。
外壁塗装に火災保険が適用される条件とは?
ここでは、火災保険が適用される条件を紹介します。
加入している保険によって適用条件が異なることがありますが、共有していることは主に以下の3つです。
【適用条件3つ】
- 災害による被害
- 被災してから3年以内の申請
- 補修費用が火災保険の免責金額を超えている
それぞれの内容を解説します。
災害による損害
火災保険は台風や豪雨、雹などの自然災害が原因で被害にあった際に利用できる保険です。
「台風で塗装が剥がれた」「豪雨で塗膜の劣化が早まった」のような状況であれば、適用される可能性が高くなります。
これは標準プランに含まれていることが多いため、ほとんどの人は問題なく該当するでしょう。
プラスで料金をかけてオプションをつけたら、洪水や高潮、物体飛来などによる損傷にも火災保険が適用される場合もあります。
ただし、地震による被害は火災保険では補えないため、別途加入が必要です。
被災してから3年以内の申請
火災保険を利用するなら、被災してから3年以内に申請しないと適用されなくなるので注意してください。
3年以内の申請であれば実費で外壁塗装をしていても、承認されれば保険金は下ります。
被災による損傷で追加工事を行っている場合にも申請すれば認められる場合があるので、思い当たる節がある場合は保険会社に相談してみましょう。
補修費用が火災保険の免責金額を超えている
火災保険を申請する際は、免責金額を超えている必要があります。
免責金額とは加入者が負担する金額のことで、20万円と設定している場合は、21万円以上の工事費用でなければ保険金を受け取れません。
なお、免責金額は火災保険に加入する際に自分で決められます。
自分がいくらに設定したのか覚えていない場合は、契約情報を確認してみましょう。
外壁塗装に火災保険が適用されないケース
火災保険は原則、自然災害による被害にあった際に適用される保険です。
そのため、経年劣化や老朽化、故意による破損は適用されないので注意してください。
また、該当する災害の補償に加入していない場合も適用されません。
プランによって補償内容は異なるため、別のプランでは補償を受けられていたというケースになることもあります。
補償内容が充実しているほど保険料は高くなるため、家計との関係で最低限の補償内容でかけている場合があります。
いざというときに保険の恩恵を受けられないのは損した気分になるでしょう。
今一度保険内容を確認し、万が一に備えることも大切です。
外壁塗装に火災保険が適用されるまでのフロー
外壁塗装に火災保険が適用されるまでには、いくつかのステップを踏まなければなりません。
以下で適用されるまでのフローをご確認ください。
【火災保険の申請フロー】
- 業者に破損箇所を見てもらう
- 外壁塗装の見積書をもらう
- 加入している保険会社に申請する
- 必要書類を破損箇所の写真を用意する
- 書類を一式保険会社に送付する
- 保険会社の調査員が受給可否を判断しに現場に来る
- 承認されたら保険金が支払われる
火災保険の申請で重要なのが、必要書類をそろえることと詳細に記入することです。
とくに被害があった箇所がわかる鮮明な写真を添付することが重要で、この写真がないと審査対象として見なされない場合があります。
補修してしまった後の写真では申請はできなくなってしまうため、被害にあったらなるべく早く写真に収めるようにしましょう。
外壁塗装の業者を選ぶ際のポイント
ここからは、後悔しない外壁塗装にするための業者選びのポイントを5つ紹介します。
【業者選び5つ】
- 実績を確認する
- 建設業許可の有無を確認する
- 業者の評判を確認する
- 相見積もりをとる
- 地域に密着した業者を選ぶ
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
ポイント①実績を確認する
まずは、施工実績を確認しましょう。
施工実績から得られる情報はたくさんあり、技術力や顧客の満足度などを確認できます。
実績は会社のホームページに掲載されているので、見積もりを依頼する前にチェックするようにしましょう。
創業から長く活動しており支持率も高い会社であれば、施工実績も豊富にあります。
なお、多くの会社は実績を写真で残していますが、動画に残している場合もあるので、手際のよさを見たいときは動画も閲覧するのがおすすめです。
ポイント②建設業許可の有無を確認する
建設業許可の有無を確認しておくと、信頼しやすいかどうかを判断できます。
建設業許可を得るのは、決して簡単なことではありません。
経営者として5年以上の経験があったり営業停止処分の期間が経過していなかったりと、厳しい条件を満たす必要があります。
500万円(税込)以上の建設工事を請け負う際に必要なもののため、外壁塗装に必ずしも必要というわけではありません。
しかし、さまざまな面の信頼性が評価されたという証になるので、取得している業者は信頼できるといえます。
建設業許可の有無は業者や国土交通省のホームページで確認可能です。
ポイント③業者の評判を確認する
安心して依頼できるかどうかは、業者の評判を確認すれば判断がしやすくなります。
業者の評判を気軽に知る方法としては口コミがあります。口コミには業者に対する素直な評価が綴られているので、技術力や提案力、人柄などさまざまな視点から情報を得られるでしょう。
口コミは業者のホームページやGoogleサイト、口コミサイトなどで確認できます。
ポイント④相見積もりをとる
業者を選ぶ際は、複数の業者を見比べることが大切です。
一つの業者にこだわると、見積もり金額やサービスの内容が適切なのかどうか、判断するのが難しくなります。
よりよい業者とお付き合いするためにも、必ず相見積もりをとるようにしましょう。
3社ほど見比べれば必要な判断材料はそろうので、同じ工事内容で見積もりを依頼してみましょう。
このとき金額だけではなく、アフターサービスの内容や人柄、提案力などもチェックするのがポイントです。
ポイント⑤地域に密着した業者を選ぶ
いつ何が起きても頼れるように、地域に密着した業者を選ぶのもおすすめです。
地域密着型の業者は、その地域の特色を把握しているので、起こりやすい災害や適切なメンテナンス方法などを押さえています。
一つの地域に長く根付いて活動している業者は、地域住民の信頼を得ていると考えられます。
そのため、手抜き工事や工事を放棄するといった心配もありません。
どこの業者にしようか悩んだら、近くに支店のある業者がいないか探してみましょう。
【要注意!】火災保険を利用した外壁塗装の悪徳業者の特徴
火災保険は利用できると便利な保険です。
しかし、保険の利点を利用して商売する悪徳業者が存在するため、業者を選ぶ際は慎重に行う必要があります。
ここでは、悪徳業者の特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「無料でできます」と断言している
「火災保険を利用すると絶対無料になります!」と断言する業者は、悪徳業者の可能性があります。
状況によっては自己負担なしでリフォームできる場合もありますが、必ずしも無料になるわけではありません。
そのため、現場を見たり申請したりしていないにもかかわらず無料だと断言するのは不自然なのです。
無料と謳い、契約をこぎつける可能性があります。
工事の申請書に不審な点がある
火災保険の申請に必要な書類の中には、業者に書いてもらうものがあります。
この書類は詳細に書く必要があるため、きちんと記入しなければなりません。
しかし、悪徳業者の場合は虚偽の内容をうまく書くことがあります。
また、打ち合わせシートや契約書などに「保険金が少なかったり下りなかったりした場合は違約金が発生する」と依頼主にとって損になる内容が明記されている場合は注意してください。
優良業者であればそのような条件を突きつけたりしないので、信用しないほうがよいでしょう。
保険金の一部を徴収される契約になっている
悪徳業者のなかには、保険金の一部を手数料として支払うように契約書に明記されていることがあります。
基本的に保険金は被害を受けた人が受け取るものなので、業者に支払う必要はありません。
もし求められたら信用できない業者と判断して、契約を断るようにしましょう。
火災保険の概要を押さえて外壁塗装に活用しよう
自然災害によって外壁塗装が必要になった場合は、火災保険の利用を検討しましょう。
台風や落雷などの影響で外壁に損傷が生じた場合は、火災保険の利用条件に該当し、保険金が下りる可能性があります。
ただし、火災保険を利用した悪徳業者が存在するため、業者を選ぶ際はきちんと見分けましょう。
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火災保険のサポートも行っておりますので、気になる方はぜひご相談ください。
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