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外壁・屋根塗装の事前調査・現地調査はどのようなことをするか?

大きな工事になる屋根外壁塗装。その中で一番気になるのが「工事費用」ではないでしょうか。日常生活の中でも100円のお寿司と2貫で1,000円のお寿司など、同じ商品でも品質の違いから価格が違うことはよくあることです。

特に塗装工事は100万円や200万円など高額になるので、見積もり金額にシビアになるお客様が非常に多くいらっしゃいます。お家の工事なので「安かろう、悪かろう」の工事にならないためにも「どうしてこの金額なのか?」「どのような状況だと補修が必要か?」といった理由を明確にしなければいけません。

そこで重要になるのが現場調査です。事前にお家に合った劣化状況や補修方法が分からない限りは、正確な工事費用は算出できません。今回は、工事金額を決める現場調査について詳しくご紹介します。

 

■事前調査・現地調査とは

多くの塗装会社はお見積りを作成する前にお家の調査を行います。この現場調査は、今のお家がどのような状態なのか?どのようなメンテナンスが適切なのか?を判断するために絶対必要です。

わたしたちは体調不良のときに病院へ行くと、まず医師に検査をしてもらってからお薬を処方されますよね。屋根や外壁の塗装などのメンテナンスも実際に診断(調査)が重要です。

現状を確認せずにお見積りを出すということは、問診だけの判断で薬を処方されるのと同じなのです。本当は胃薬が必要なのに頭痛薬を処方されては、正しく薬を服用していても治らない・治りが遅いといったことにつながってしまうのです。

建物も誤った修繕方法では、「修繕したのに直っていない」や「数か月で再度補修をしなくてはいけない」など費用が無駄になってしまうケースがあります。そうならないためにもお見積りを作成する前に現場調査が欠かせないのです。

ちなみに弊社の場合、お家の調査に費用は一切かかりません。もしお見積りをとって、ご家族で検討して工事を依頼しない場合でも追加で費用を請求するようなことはありません。もちろん相見積もりも大歓迎です。

 

■事前調査・現地調査はどのようなことをするのか

  • 建物の確認

現場調査では約1時間お家の外回りの調査を行い、補修が必要な部分や塗装ができるかどうかを判断します。

現場調査の流れとして、まずお客様と一緒にお家の外回りを確認します。お客様が気になっている部分や修繕が必要な個所を確認します。このときに確認するところの一つが「色褪せ」です。

色褪せは見た目だけでなく、実際に外壁に触れて手に塗膜が付くかどうかを確認します。このように紫外線により塗料が粉状に劣化することを専門用語で「チョーキング現象」といいます。

もう一つが「コーキング」です。サイディングボードやALC外壁ではコーキングのひび割れ・はがれがないか、目視や実際に触って確認します。コーキングはお家が揺れたときに力を分散させて外壁材が割れないように外壁のつなぎ目に施工されています。

しかし経年とともに紫外線によってコーキングが硬化し、地震などのお家の揺れを分散させることができなくなり、外壁材にひびや欠けにつながります。

ほかにも塗装工事が必要・不要に限らず屋根を確認します。屋根の点検では2階建てのお家の屋根が見渡せるほど柄が伸びる高所カメラを使用します。高所カメラでは瓦の割れや表面のコケの様子など普段目の届かないところを鮮明に撮影することができます。

さらに撮影した写真をお客様と一緒に確認や記録として残すことができます。以前は、はしごをかけて屋根の上に上って点検をしていましたが、今は法改正により点検方法を見直しました。

  • 数量の計算

お家の写真撮影が終わった後、お見積りに必要な数量を測ります。弊社では坪単価ではなく実際に塗装する面積から工事費用を算出します。計算方法は、外壁の面積 – 開口面積(窓などの塗装しない面積) = 塗る面積 です。

図面がある場合は、立面図と呼ばれるお家を東西南北からみた図面をもとに面積を出します。もし、図面がない場合は実測しますのでご安心ください。また、立面図があっても実際の建物と窓の位置や大きさが変わっているケースもありますので、実際の建物と図面に相違がないかを確認する必要があります。

面積を算出する際には、図面には書いていない部分(たとえばベランダの内壁の面積など)も計算する必要があります。図面から数量を算出するのにもそれなりの経験が必要です。

面積は、相見積もりを取った際に会社によって違うこともあります。実寸や図面から計算するので5㎡~8㎡前後のずれであれば誤差の範囲でしょう。大幅にずれが生じている場合には測り間違いの可能性があります。もしお見積りの面積などの数量で不明点があれば、担当の方に確認してみましょう。

  • 立地の確認

現状の確認や数量を測るのと一緒に、お家の立地も確認を行います。具体的には足場を組む際に必要な外壁から約1mの空間があるかどうかです。また、外壁に密接した植物や物置など塗装の作業スペースが確保できるかも確認します。

どうしても動かせないエコキュートの室外機などは手の届く範囲までを塗装するなど、工事についての共有事項をお伝えします。

■現場調査は正しい工事金額を算出するのに必要不可欠

今回は塗装工事をする前に欠かせない現地調査についてご紹介しました。

現場調査の流れとしてまず、お客様と一緒にお家を確認します。今のお家の状態を目で見て、実際に触って確認をします。特に色褪せやコーキングの状態を確認します。また建物の立地から工事前の注意点、図面や実寸の数量から正しい面積を算出して適切なお見積りの金額を算出します。

この事前の調査・お見積りの際は、その業者がどこを見て見積もりをしているのかを知ることができます。1軒・1軒しっかりと調査をしている業者と、会社のマニュアルや勘で見積もりを出している業者、どちらに100万円近い工事をお願いしたいでしょうか。

ぜひ、現場調査の際はお立合いいただき、業者選びに役立てていただければと思います。

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