中古住宅の外壁塗装に掛かる期間や注意点
中古住宅の外壁塗装を検討する際、工事の必要性や期間、注意点について気になる方も多いはずです。
あらかじめどのような工事なのか把握しておくことによって、スムーズに計画を進められるようになります。
今回は中古住宅の外壁塗装をする際にどれくらいの期間がかかるのか、またどんなことに注意しなければいけないのかについてご紹介します。
中古住宅の塗装工事に掛かる期間
「中古住宅の外壁塗装をしたい。」と考えていても、工事が終わるまでどれくらいの期間が掛かるのかわからず、なかなか工事をするに至らない方も多いのではないでしょうか?
ここでは、塗装工事に掛かる期間についてご紹介します。
塗装工事にかかる期間は一般的な戸建て住宅の場合、2週間前後が目安となっています。
工事が順調に進めば10日ほどで終わる場合もあります。
塗装工事は天候や気温・湿度によって大きく左右されるため、条件次第では作業が行えないケースも多いです。
「気温5度以下」「湿度85%以上」という環境下では塗装工事を行うのは不可能です。
このように、環境によって工期が変わりやすいため、塗装工事を行う上で適切な環境を把握している業者に依頼するようにしましょう。
適切な環境下ではなかった場合、仕上がりに問題が発生する可能性があります。
また、入居に合わせて1週間以内に終わるような工事を提案してきた場合も、注意しなければいけません。
天候や気温・湿度など、条件に恵まれていたとしても、1~2週間は掛かります。
あまりにも工期が短い場合、重要な工程を省略している可能性があるため、依頼するのはおすすめしません。
中古住宅を塗装する工事の流れ
塗装工事は2週間掛かることを踏まえた上で、どのような流れで工事が行われるかについてみていきましょう。
以下は、大まかな流れと作業内容です。
- 1日目:近隣住宅へ挨拶
塗装工事を行う上で重要なのが近隣住宅への挨拶回りです。
工事は騒音や悪臭、塗料・汚水の飛散など、トラブルに発展しやすいため、あらかじめ知らせる必要があります。
挨拶をせずに工事を行うと、近隣住宅からクレームが入る可能性も高いです。
一般的に、工事が始まる1~2週間前に業者が近隣住宅へ挨拶回りを行います。
初日に改めて隣の家に挨拶をしに行く業者もいるようです。
- 2日目:足場・メッシュシートの設置
塗装工事をするために必要な足場やメッシュシートの設置は半日~1日ほどかかります。
安全に作業をする上で欠かせない重要な工程です。
また、メッシュシートを設置することによって、隣の家に汚水や塗料が飛散することを防げます。
- 3~5日目:高圧洗浄
外壁に付着している土や砂、ほこり、カビ、コケなどを落とすために、高圧洗浄を行います。
定期的に外壁塗装を行っていれば問題ありませんが、中古住宅の場合、長い間メンテナンスされていないこともあります。
メンテナンスされていない外壁は、塗膜が剥(は)がれていたり、剥がれやすくなっていたりするため、高圧洗浄で塗膜を全て剥がさなければいけません。
この工程でしっかり剥がしておかなければ、新たな塗膜も剥がれやすくなってしまいます。
- 6日目:下地処理
塗料の効果を長持ちさせるために重要なのが下地処理です。
ひび割れ補修やケレン作業などが下地処理に含まれ、この工程を省略した場合、次のメンテナンス期間が早まってしまいます。
非常に重要な工程であるため、見積りを確認した際に、下地処理が含まれているかどうかチェックしてください。
劣化の状況に応じて掛かる期間は異なりますが、一般的には1日で作業は完了します。
- 7日目:養生作業
養生テープやビニールシートを使って養生作業を行います。
この作業では、塗装をする必要がない場所に塗料が飛散しないようテープやシートで覆います。
養生作業に掛かる期間は1日です。 - 8~11日目:塗装作業
工事開始から8日目に塗料を塗る作業に入ります。
塗装作業は「下塗り→中塗り→上塗り」の順に行われるのが一般的であるため、最低3日は掛かります。
使用する塗料や外壁の劣化状況に応じて塗る回数は異なるため、塗装作業は3日前後だと考えておくのが望ましいです。
- 12日目:手直し、点検
塗装作業が終わったら、しっかり塗れているか細かいところまで点検していきます。
塗りムラや塗り残しがないか確認し、必要に応じて手直しを行います。
納得のいく仕上がりを求めるのであれば、塗装作業完了後、一緒に確認するのがおすすめです。
手直しと点検は1日ほどで終わります。 - 13、14日目:片付け、足場解体・撤去
塗装が全て終わると、工事の際に使用した道具や塗料の片づけ、足場の解体・撤去を行います。
足場を解体する際は、隣の家や車にぶつけないよう慎重に進めていきます。
これらの作業に掛かる期間は1、2日ほどです。
中古住宅は塗装工事が必要?
外壁塗装を検討している中で、「本当に塗装工事は必要なのか?」と思う方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、中古住宅には外壁塗装は必須です。
外壁塗装のタイミングは、築10年前後、または塗装工事をしてから10年前後が目安となっています。
また、築年数や外壁塗装歴のほかに、建物の劣化状態を見て塗装工事をする時期をしっかりと見極めなければいけません。
外壁にチョーキングや錆(さ)び、色あせ、ひび割れ、傷、コケ・藻などが発生している場合、工事を検討するのがおすすめです。
上記のような劣化症状をそのまま放置していると、外壁は本来の機能を失ってしまい、雨漏りやシロアリ、カビなど、大きな問題に発展する恐れがあります。
定期的なメンテナンスは建物の寿命を伸ばすことにもつながるため、早めに対処するようにましょう。
また、中古住宅を購入した時点で外壁塗装を検討するのもおすすめです。
関連記事:外壁塗装の耐用年数とは?目安と長持ちさせる秘訣を紹介!
中古住宅の塗装工事期間で気を付けることは?
ここまで、塗装工事に掛かる期間や工事の必要性についてご紹介しましたが、工期について考える上で注意しなければいけないことがあります。
- 作業報告
進捗状況を確認するために作業報告をしてもらうようにお願いしておきましょう。
作業が順調に進んでいるかどうか把握しておくことは非常に重要です。
現場で直接会うのが難しい場合は、電話やメールなどで問い合わせしてみても良いでしょう。
- 塗装工事のタイミング
工期が延びると工事費用が予算をオーバーしてしまう可能性があるため、予定通りに作業を進めてもらいたいと考えるものです。
そのためには、塗装工事をするタイミングも非常に重要です。
塗装工事は環境によって工事の進捗が大きく左右されるため、順調に進められる時期を選ぶようにしましょう。
- 工事の流れを把握する
工事の流れを把握しておくためにも、あらかじめ工程表をもらっておくのが望ましいです。
作業を始める前に工程表を渡している業者もいるようですが、そうではない場合、工程表を作成してもらえるか聞いてみましょう。
最後に
今回は、中古住宅の外壁塗装に掛かる期間や注意点についてご紹介してきました。
外壁塗装は2週間前後が目安となっており、中古で購入していたとしても塗装工事を行うことによって、より長く安心して暮らし続けることができるでしょう。
天候や気温・湿度などの環境次第で、工期は変動する可能性があるため、2週間という期間はあくまで目安として考えることが大切です。
中古住宅を長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが重要となるため、劣化症状に気付いた際は早めに対処しましょう。
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