日本瓦の屋根は塗装が必要なのか?
普段みることのできない屋根の異変には、なかなか気が付きにくいものです。そのため、突然の訪問業者から「このままだと雨漏りしてしまう」「早く直したほうがいい」などといわれると慌ててしまうものです。
そこで今回は屋根の中でも日本瓦のメンテナンス方法についてご紹介していきます。
日本瓦とは
日本瓦は粘土を焼成した屋根材で、粘土瓦や和瓦と呼ばれることもあります。日本瓦の大きな特徴は耐久性です。瓦が割れることがなければ半永久的に長持ちします。
また、表面の色が焼き付けてあるため、スレート屋根のように定期的な塗装メンテナンスは不要です。そのため一般住宅だけでなく神社やお寺など幅広いところで使われています。
さらに瓦の形はなだらかに波打つ和形(J型)やモダンなお家に合う平瓦などがあり、新築・リフォームともに人気のある屋根材です。
日本瓦の劣化症状
日本瓦の耐久年数は半永久的とお伝えしましたが、塗装以外によるメンテナンスは必要です。まず屋根材の劣化についてご紹介していきます。
- 瓦の割れ
瓦自体は強度があり何十年も長持ちしますが、瞬間的な衝撃には弱いと言われています。そのため台風などによる飛来物によって瓦が割れてしまうことがあります。割れた屋根材は落下し危険なので早めに屋根の上から取り除きましょう。
さらに瓦の割れを長期に放置すると瓦の裏に雨水が回り込み、雨漏りにつながる可能性があります。
- 瓦のズレ
瓦は下地の桟に引っ掛けて固定をしているため、台風などの大風や雪の重みによって瓦がずれてしまうことがあります。特に棟瓦や谷部分の瓦はズレやすいので注意が必要です。
瓦のずれは放置すると落下の危険性があります。自然災害による瓦のずれは火災保険を利用して修繕することもできます。
- 変色
日本瓦は経年劣化によって色褪せることがありますが、塗装する必要はありません。時間が経つにつれて瓦の本来の重厚感が増します。
- コケや藻の発生
北面や日当たりの悪い屋根の表面にコケや藻が発生することがあります。このような場所は、常に湿気ている環境と言えるでしょう。
瓦の場合、コケや藻が発生するのは屋根表面の防水性の問題ではないため、気になる方は高圧洗浄で洗い流しましょう。
日本瓦は塗装するのか?
日本瓦は塗膜で防水性を維持していないため、塗装は不要です。その代わりに漆喰の定期的なメンテナンスが必要です。漆喰とは棟瓦の側面についた半月型の部分のことをいいます。
- 漆喰の割れ
お家の揺れや経年劣化によって漆喰が割れてしまいます。割れてしまったからと言ってすぐに雨漏りにつながるわけではありません。ただし、数年以内には工事が必要なので専門業者に相談してみましょう。
- 漆喰の欠損
漆喰の割れを長期間放置すると漆喰が剥がれ落ちてしまいます。漆喰の裏にある土や粘土が露出し、雨水によって流されると、瓦を固定する強度が弱くなるため早めに修繕しましょう。
漆喰工事は漆喰のみの交換や瓦を一度外して組み替える方法などたくさんあります。瓦の状況によって異なりますので、専門業者にまずは見てもらうのが良いでしょう。
■まとめ
今回は日本瓦の屋根についてご紹介しました。
瓦は耐久年数に優れており、新築と変わらない風合いを保つことができる屋根材です。しかし自然災害など屋根を取り巻く環境が厳しいこともあり、定期的なメンテナンスは避けられません。
瓦自体の割れやずれ、漆喰の劣化状況などを専門業者に確認してもらいましょう。
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