ベランダやバルコニーから雨漏りする原因とは?メンテナンス方法や費用の目安を解説!
日頃から紫外線や雨風にさらされるベランダやバルコニーは、雨漏りが発生しやすい箇所です。
雨漏りしているにも関わらず適切な対処を行わないと、修理費用が数百万円と非常に高額になることもあるので注意が必要です。
この記事では、ベランダ・バルコニーで雨漏りが発生する原因やメンテナンス方法、修理の流れなどを解説します。
雨漏りの修理費用の目安もご紹介しているので、雨漏りに関する不安を抱えている方は、ぜひ最後までチェックしてください。
ベランダとバルコニーは何が違うの?
洗濯物を干したり、家庭菜園をしたりするなど、様々な用途で使えるベランダですが、バルコニーとの違いを問われると、首をかしげる人も多いでしょう。
ベランダとバルコニーはどちらも2階以上にある屋外スペースという点は共通しています。
異なるのは屋根の有無です。
ベランダは、建物から張り出した軒が屋根のようにかかっていて、雨の日でも洗濯物を干すことが可能です。
一方、バルコニーには屋根部分がありません。
明るい陽射しを室内に取り込むことができますが、雨風の影響をダイレクトに受けてしまいます。
■雨漏りしてしまう原因とは
ベランダやバルコニーから雨漏りが起きる主な原因をピックアップしてご紹介します。
- 設計ミスや施工不良が原因のケース
建築時にベランダ・バルコニーの設計ミスがあった場合、雨水がうまく排水できず、水が溜まることで雨漏りを引き起こす原因となります。
また、サッシやベランダまわり、屋根と外壁の境界部分の工事が適切にされていないことで雨漏りを引き起こすこともあります。
新築から10年も経っていないにも関わらず雨漏りが発生した場合、施工不良が原因である可能性があります。
- 防水コーティングの劣化が原因のケース
通常、ベランダは防水のコーティング剤が使われています。
しかし、経年劣化しているにも関わらず、適切なメンテナンスを行わず放置していると、雨漏りを引き起こす原因となります。
基本的に住宅の防水処理のメンテナンスは、10年に1回程度のペースでするのが望ましいとされています。
新築から10年はまだ家が新しいとメンテナンスを怠りがちですが、良好な状態を長く保ちたいなら、このタイミングで点検やメンテナンスすることが重要です。
- コーキングの劣化が因のケース
サッシまわりに使われているコーキングの劣化により、雨漏りを引き起こすことがあります。
サッシまわりのコーキングも月日の流れとともに経年劣化し、防水性能が低下します。
すると、劣化した部分から雨水が浸入し、雨漏りが発生するのです。
また、サッシ下端の防水処理の不具合によって雨漏りすることがありますが、この場合は建築時の処理が原因の可能性が高いです。
- 排水口の詰まりが原因のケース
ベランダやバルコニーの排水口に溜まったゴミを放置していると、詰まりが発生し雨漏りを引き起こすことがあります。
適切に排水されないと、長時間雨水が残り、排水口まわりの防水層が劣化する原因にもなるので注意が必要です。
【発生箇所別】雨漏りのメンテナンス方法
ベランダから雨漏りが発生した場合、発生箇所によってメンテナンス方法が異なります。
ここでは、発生箇所別の雨漏りのメンテナンス方法をご紹介します。
- 発生箇所:防水層
雨漏りを引き起こす原因の中でも最も多いのが防水層です。
ベランダやバルコニーの防水層は、紫外線や雨水の影響だけでなく、利用時に歩くことでも表面が摩耗し劣化につながります。
防水層からの雨漏りを防ぐために、防水層の保護・再形成を行いましょう。
床の軽度のひび割れ程度であれば、防水層表面を保護しているトップコートがひび割れているだけのことがほとんどです。
再びトップコートを塗れば防水層を保護することが可能です。
- 発生箇所:笠木
笠木とはベランダの塀や手すり部分のことです。
ベランダやバルコニーの笠木には、防水性や耐久性に優れた素材を使用していることが多いものの、雨漏りの原因になることも珍しくありません。
笠木の継ぎ目から雨水が入り込んでしまっている場合、コーキング工事が有効です。
ただし、笠木と外壁材の間も埋めてしまうと、外壁材の腐食を引き起こす恐れがあるため、専門業者に相談することをおすすめします。
- 発生箇所:掃き出し窓
掃き出し窓から雨水が吹き込むことで、雨漏りを引き起こすこともあります。
掃き出し窓が原因の時は、目地補修と外壁塗装メンテナンスが有効です。
経年劣化によりコーキングが傷んでいる場合、プライマーを塗布してからコーキング補修することで雨漏りから住宅を守れます。
雨漏り修理の流れを解説!
ベランダやバルコニーで雨漏りが発生した場合の修理までの流れを解説します。
- 専門業者に依頼
雨漏りしていることに気付いたら、修理の専門業者に依頼しましょう。
賃貸物件であれば、管理会社に連絡すれば対応してもらえるはずです。
持ち家の場合は、外壁塗装業者や建築会社など雨漏り修理を請け負っている専門業者に依頼することをおすすめします。 - 現地調査
雨漏り修理を依頼する専門業者を決めたら、現地調査をしてもらいましょう。
業者によっては事前調査だけでも費用がかかる場合があるので、事前に確認しておくと安心です。
無料で調査を行っているところもあるので、実績や人柄、見積もり金額を確認してから最終的に依頼する業者を決めるのも良いでしょう。 - 修理
雨漏りの原因が特定し、見積もり金額にも納得できれば、修理がスタートします。
発生箇所やどのようなメンテナンスを行うかで工事期間や費用は異なります。
どのような工事を行うのか、原因はなんなのか、確認しておきましょう。
修理後も数日様子見し、きちんと直っているのかチェックすることが大切です。
問題がなければ雨漏り修理は完了です。
雨漏りの修理費用の目安
雨漏りの修理費用は、部分補修なら3万円~、全体補修の場合は数百万円かかることもあります。
例えば、笠木のコーキング劣化が原因の場合、コーキングの打ち直しや笠木の補修、下地補強などの工事を行います。
どの程度雨漏りしているかによって必要な工事も異なるため一概には言えないものの、部分補修であれば20万円以下で対応できるケースも多いです。
しかし、ベランダからの雨漏りが住宅に大きな影響を与えていたり、長年メンテナンスせず放置していたりした場合、全体の補修が必要になります。
全体補修の場合、工事内容にもよりますが、場合によっては数百万円ほどかかることもあります。
さらに、住宅内部にまで影響を及ぼしている場合、内部補修の費用も上乗せされます。
適切なメンテナンスをせずにいると徐々に劣化は進行し、修理にかかる費用も高額になります。
雨漏りを予防したいなら、定期的に外壁塗装などのメンテナンスをすることが大切です。
ベランダやバルコニーの点検はミヤケンにお任せください!
今回は、ベランダやバルコニーから雨漏りする原因やメンテナンス方法、修理の流れなどを解説しました。
雨風にさらされることの多いベランダやバルコニーは、雨漏りの原因となりやすい場所です。
雨漏りしているにも関わらず放置してしまうと、住宅全体にまで悪影響を及ぼす可能性があります。
大切な住まいを長く良好な状態で維持したいなら、日頃から適切なメンテナンスをすることが大切です。
ただし、自分で応急処置をした場合、雨漏りを悪化させることもあるので注意が必要です。
雨漏りしている、雨漏りしないか不安という場合には早めに専門業者に相談し、点検や修理してもらうことをおすすめします。
「どこに相談したらよいかわからない」という方はミヤケンへご相談ください!
現場調査・お見積もりは全て無料です♪
【この記事を読んだ方にオススメ】
・屋上の防水機能はどれくらい持つ?長持ちさせるポイントをご紹介!
・ベランダのコケは放置厳禁!?100万円単位の出費になることも!掃除方法・予防方法を伝授
・雨漏りの応急処置や修理は自力でできる?業者に依頼した方が良い理由とは
▼お電話でのお見積もり依頼をご希望の方はコチラ▼
【0120-113-716】
※受付時間9:00~18:00
▼直接お店でご相談をしたい方はコチラ▼
【ご来店予約】
※来店予約は24時間受付しております。
営業時間は9:00~18:00です
工事メニュー
外壁塗装
まずはお家の現状を知るためにも、塗装のプロであるミヤケンに建物診断・お見積もりをご依頼ください!
屋根塗装
無料診断を実施中!
普段は、なかなか見られない屋根の様子を知り、正しくリフォームを行いましょう!
雨漏り
プロの雨漏り診断士が徹底調査!
どこに依頼しても止まらなかった雨漏りが根本から「ピタっ」と止まります!
雨樋・板金
実質0円!
現在ご加入の火災保険で、雨樋の修繕方法を公開中です!
アパート・マンション・戸建住宅もご利用可能!
アパート・マンションの塗装
アパート・マンションの外観は入居率を左右します!
塗装で新築同様の輝きを取り戻し、入居率アップ!
工場・企業の塗装
工場・企業のお客様に朗報!
塗装で工場・倉庫の省エネが可能です!
外壁塗装施工エリア
浦和店
川越店
大宮店
川口店
店舗 | 川口店【2024年6月28日OPEN!】 |
---|---|
住所 | 〒334-0005 埼玉県川口市里996番地 |
TEL | 0120-113-716 土日・祝日も受付けております |
FAX | - |
営業時間 | 9:00~18:00 |
店舗定休日 | 水曜日・日曜日 |
対応エリア