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外壁・屋根塗装で使う足場面積を計算する方法

外壁・屋根塗装には足場が欠かせません。作業に適した足場を組むことで作業員の安全が確保できるだけでなく、安定した品質で塗装を行うことができます。足場料金はお家の形状や立地場所によって金額が変わります。

今回は、外壁・屋根塗装の見積もり書チェックに役立つ、足場面積の計算方法と、足場の種類についてご紹介しましょう。

 

■足場面積を計算する方法

足場は家の外周に沿って設置するので、足場面積は家の外周が分かるとある程度は自分でも計算できます。まずは、自宅の外周を確認して足場面積がどのくらいになるかを計算してみましょう。

ここでは縦5m・横9mの長方形、高さが6mの家を例に計算方法をご説明します。

 

  • まずは足場の外周を計算

足場面積を計算する際には、まず足場の外周を算出します。足場は家の外周から0.5~0.6mほど離して設置するので、家の角については0.5~0.6mほど余る形です。

つまり、足場の外周は家の縦の長さと横の長さに0.5m~0.6mずつ足して計算します。足場の設置位置を壁から0.5mで計算すると、

縦の長さ=(5m+0.5m+0.5m)×2

横の長さ=(9m+0.5m+0.5m)×2

縦横の合計で32mが足場の外周です。

 

  • 足場面積は外周の長さに高さを掛ける

「足場の外周を計算」で求めた足場の外周32mと、家の高さ6mに0.5を足して計算すると足場面積がわかります。計算例では、足場外周32m×6.5なので足場の面積は208㎡です。

足場面積に単価を掛けて足場の基本料金が決まり、飛散防止のためのメッシュシート料金などが決まります。他にも6寸勾配以上の急こう配の屋根の工事をする場合には屋根の上にも足場を設置しなければいけません。屋根足場を設置する場合は、屋根の面積が屋根足場の面積になります。

 

■坪数ごとの足場面積

足場面積の計算方法に必要な家の外周がわかりにくい、家の形が複雑で計算が難しいケースもあるでしょう。足場料金の目安として、坪数ごとの足場面積もご紹介します。

 

坪(延べ床面積) 2階建て

足場面積

20坪

155~169㎡

25坪

170~184㎡

30坪

185~199㎡

35坪

200~214㎡

40坪

215~229㎡

45坪

230~244㎡

50坪

245~259㎡

 

塗装業者によって見積もりの足場面積が異なるケースは多いです。実は、足場面積の算出方法は各社で違っていて、足場一式で見積もるケースや外壁面積で計算するケースなどもあります。

実際に足場を設置する面積を丁寧に見積もっていない業者は、必要以上の面積分を請求したり、追加工事を請求したりする可能性もあります。

外壁・屋根塗装で使う足場面積の計算精度からも、信用できる業者か見極められるでしょう。

 

■住宅の塗装で使う足場の種類

塗装で使う足場について、種類ごとの特徴と相場をご紹介します。

  • 単管足場

鉄パイプを使用した足場で、職人は2本のパイプに乗って作業をします。狭い場所にも設置できるためお隣のお家と密接している場合に使用します。不安定で危険度の高い足場のため十分にスペースが確保できるときは使用しません。

  • 単管ブラケット足場

鉄パイプに板をボルトで固定した足場で、職人は板の上で安定して作業します。ボルト固定が緩むと揺れやすいことや、足場設置の工期が長い点が特徴で、こちらの足場も通常の塗装工事では行いません。

  • クサビ(ピケ)足場

幅広の板を使用するので、安全性や作業のしやすさから主流となっている足場です。弊社でもクサビ(ピケ)足場をメインに使用しています。ハンマーでしっかり固定するため揺れが少なく、設置や解体の工期も短くて済みます。

外壁塗装で使う足場には以上の3種類があるものの、現在はクサビ足場が使われるケースがほとんどです。塗装費用全体で足場費用が占める割合は大きいので、ぜひ足場のパターンも知っておくと良いでしょう。

ただし、適切な足場は家の高さや立地条件などによっても変わるので、今回ご紹介した計算方法・相場・足場の種類についてはあくまでも参考情報です。

専門技術が必要となる足場設置は、信頼できる業者に相談して依頼することをおすすめします。

 

■気になったら自分で計算してみる

屋根・外壁塗装工事に必要な足場工事費用は、お客様自身でも計算することができます。

お家の形状によっても異なりますが、一般的に外壁の1面の(横のメーター数+0.5+0.5×高さ)を計算し、4面合計の面積が足場設置の面積です。ほかにも屋根が6寸勾配以上の三角屋根の場合には屋根足場が必要です。

工事費の中でも大きなウエイトになる足場工事ですから、まずは2~3社業者から見積もりをとって比較するのが安心です。正しい数量でお見積りを提出してもらいましょう。

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