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木部の塗装工事をする前に知っておきたいこと~業者とDIYの違いについて~

外壁材にはサイディングやモルタル、ALCなどを使用するケースが多いですが、デザイン性を考えては木材を使用しているお家もあります。
サイディングやモルタルなど定期的なメンテナンスがあると同じように、木部も適切なメンテナンスを行わなければいけません。
そこで今回は、木部に塗装が必要な理由や木部用専用の塗料について、業者と自分で行った場合のメリット・デメリットについて解説します。
ミヤケンログハウス

■木部に塗装が必要な理由

まずは、木部に塗装が必要な理由からみていきましょう。

  • 美観性を保つため
    木部外壁 色あせ
    他の外壁材でも共通して言えることではありますが、紫外線や雨風にさらされることによって色あせが発生します。
    そのためメンテナンスを怠ってしまうと、白みがかったように見えて美観にも影響が出てきます。
    また、長期間放置することで腐食することもあるため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
  • 適切なメンテナンスを施すことで味が生まれる
    木部塗装ミヤケン
    前述のように木材は適切なメンテナンスをしないと住宅の寿命を縮めてしまいます。
    適切なメンテナンスを施すと木材独自の味が生まれます。塗り替えを何度も重ねていけば、塗料の耐久性も高まっていきます。
    耐久性が高まれば高まるほど、メンテナンスも楽になっていくので、魅力的な外壁材だと考える人も少なくありません。
    木材は初めの塗装から3年おきの塗り替えが望ましいと言われていますが、その後は5年~7年に1度といったスパンの塗り替えでも問題ないと考えられています。

■木部用専用の塗料とは(浸透タイプ・造膜タイプ)

木部用専用の塗料には、浸透タイプと造膜タイプの2種類があります。続いては、それぞれの特徴などについてみていくことにしましょう。

  • 浸透タイプ
    キシラデコール
    浸透タイプは、撥水(はっすい)性や防カビ性を備えている塗料です。
    しかし、塗膜を造らないため耐久性や耐水性に関して大きく期待することができません。
    塗膜を造らないことによるメリットとして、木材ならではの質感を残せるという点が挙げられます。
    木材ならではの触り心地を残したいなら、浸透タイプを選ぶのがおすすめです。
    仕上がりに関しては、半透明仕上げとソリッド仕上げ(塗りつぶし)が可能ですが、ツヤの調整はできません。
    3回か4回程度塗り重ねることである程度のツヤ出すことができます。
    浸透タイプの塗料は、短期間でのメンテナンスが必要になりますが、造膜タイプよりは劣化した塗膜の剥離作業がないという点では作業がしやすいです。
    また、浸透タイプの塗料には木材保護着色塗料や柿渋、自然塗料といったものがあるので、これらを使用したいことを塗装業者に伝えて相談してみるのも良いでしょう。
  • 造膜タイプ
    造膜タイプ
    造膜タイプは、外壁に使用している木材の表面に塗膜を形成している塗料です。
    そのため、浸透タイプよりも耐水性や耐久性に優れている塗料として知られています。
    合成樹脂塗料は、主成分となっている樹脂の種類で保護力が変わるので、塗装前に確認する必要があります。
    このタイプの塗料は塗膜を形成するため、木材ならではの質感や触り心地が失われてしまいます。
    仕上がりは、透明な塗料を使うワニス仕上げとクリヤー仕上げ、木目を生かしながら色を付ける半透明の塗料を使った着色仕上げ、塗りつぶしをするエナメル仕上げといった種類から選ぶことができます。更にツヤは、複数の段階から調整できるので、より好みの仕上がりにしやすくなるでしょう。
    メンテナンスは、塗膜を形成することから、浸透タイプよりもスパンが長くなります。
    しかし、塗膜が劣化した場合は剥離作業を行ってから再塗装をするため、作業の手間はかかってしまいます。
■木部塗装を業者に頼んだ時と自分で行った時のメリット・デメリット

木部塗装は、業者に依頼する場合もありますが、自分で行う場合もあります。
最後に、それぞれのメリットとデメリットについてみていきましょう。

  • 業者に依頼する場合のメリットとデメリット
    ミヤケン 木部塗装
    ▶業者に依頼するメリット
    専門的な知識を持っていることからより適切な塗装を施せる、その後のメンテナンスも継続してお願いできるといった点が挙げられます。
    ▶業者に依頼するデメリット
    悪質な業者にお願いした場合適切な塗装をしてもらえない、自分でするよりもお金がかかってしまうといった点が挙げられます。

  • 自分で行う場合のメリットとデメリット
    DIY木部塗装
    ▶自分で行うメリット
    コストを抑えながら外壁のメンテナンスができるといった点が挙げられます。

    ▶自分で行うデメリット
    専門的な知識がないと思っていたような仕上がりにならない可能性があるといった点が挙げられます。

 

■木部塗装はDIYか依頼するか迷った時はミヤケンまでご相談ください

木部塗装は一般的な外壁材よりも定期的なメンテナンスが必要になるため、正しい知識を身に付けておく必要があります。
業者に依頼するか、自分で行うか迷った時には一度ミヤケンまでご相談ください。
工事をするかしないかは、皆様が決めていただくことですので相談のみでも大歓迎です。

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【木製の玄関ドアは塗装が必要?】

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