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木製の玄関ドアは塗装が必要?

戸建て住宅の多くに使用されている木製玄関ドアは、アルミ製のドアでは演出できない木の温かみを感じることが出来ます。
その一方で、紫外線や雨風の影響で劣化が目に見えてくるドアでもありますが、塗装することによって美観を保つことが出来ます。
今回は木製の玄関ドアに対する塗装の必要性や塗装の種類、作業工程などをご紹介していきます。

■木製の玄関ドアに塗装が必要な理由とは

前述の通り、木製の玄関ドアは紫外線や雨風などの気候に影響されて劣化が進んでいきます。
庇屋根の下にあるドアにそこまで影響するのかと思いますが、下半分は紫外線が当たりやすく、雨の跳ね返りも受けやすい場所なのです。
そのため、上半分と下半分で色が違うなど見栄えが悪くなってしまいます。
お家の顔とも言われる玄関全体の雰囲気にも影響を及ぼしてしまうので、印象を悪くさせない事と傷んだ箇所から劣化がさらに進んでしまうのを防ぐためにも、塗装を行う必要があるのです。
木製ドア

■木製の玄関ドアを塗装する方法は2種類あります

木製玄関ドアには2種類の塗装方法があります。それぞれの方法で異なる仕上がりになり、木製ならではのデザインを楽しめる選択ができるようになっています。
では、どのような方法なのか解説していきます。

 

  • 木目を生かす【浸透型の塗料】での塗装
    浸透型
    木製の玄関ドアは使用する木材のの木目や色合いなどは1枚ごとに異なってきます。
    世界に一つだけの木材の良さがしっかりと演出することができ、今まで通り木目が見えるように塗装することが可能です。
    こういった場合には、浸透型と呼ばれる専用の塗料を玄関ドアに染み込ませて塗装を行います。
    使用する前には、既存の塗膜を研磨したり綺麗にはがしたり、塗装後にも研磨する必要があるため、時間と手間がかかります。
    ですが、木目を生かした仕上がりは木材の温かみを感じさせ、素敵な仕上がりになる事は間違いないでしょう。
  • 木目を隠す【造膜型の塗料】での塗装
    造膜
    こちらは木目を生かさず、塗装で木材の質感を塗りつぶす方法です。
    見た目の印象は先ほどご紹介した浸透型の方法と異なり、木製でありながらも金属製をも感じさせる質感が魅力的です。
    こういた場合には、造膜型と呼ばれる専用の塗料を玄関ドアに染み込ませて塗装を行います。
    主に、欧米の木製の玄関ドアに使用されることが多く、この塗装方法をすることで海外風の雰囲気を出しやすくなります。
    ヨーロッパ風やアメリカン風の外観にしたい方には特におすすめですが、日本瓦や漆喰といった日本家屋のデザインにはあまり適さない方法と言えます。
    また、木目は一度塗りつぶしてしまうと後戻りできなくなるので、塗装方法をよく検討しておきましょう。
■木製玄関ドアの作業工程

ここからは弊社で多く活用している【浸透型の塗装】の作業工程をご紹介していきます。

  • 養生
    塗装する前に塗料が他の場所に飛び散らないように、玄関まわりにビニールやマスキングテープで養生していきます。
    ドアの塗装は外壁塗装のようにかなり広い面積に塗るわけではないため、刷毛で行うためがっつり塗料が飛散することはないですが、100%飛び散らないわけではないため、必ず行います。
  • 研磨作業(ケレン)
    研磨
    養生が完了したら研磨作業に移ります。この研磨はケレン作業と呼ばれることもあります。
    この作業はドア表面の古い塗膜を落とし、塗料との密着を高めるために行います。研磨を行った木製玄関ドアは素の木材だけとなり、白木と呼ばれます。
    白木の状態になれば色づきも良くなり、着色剤が染み込みやすくなるというメリットがあるため、非常に重要な作業なのです。
  • 木粉の拭き取り
    研磨した後の玄関ドアは古い塗膜を取り除いたことで木粉がたくさん残っています。
    この状態のまま塗装を行ってしまうと綺麗な仕上がりにはならないので、表面を清掃していきます。
    中々表面がキレイにならない場合は、シンナーを使用して綺麗に拭き取っていきます。
  • 上塗り作業1回目
    木製ドア1
    ここまで紹介してきた下地処理を行い、いよいよドアに塗料を染み込ませていきます。
    上塗り1回目では刷毛で擦りながら色味を浸透させていくイメージで塗っていきます。
    弊社では【キシラデコール】と呼ばれる塗料を使用していますが、綺麗に色づくだけではなく防腐剤の役割も持っています。
  • 上塗り作業2回目
    1回目の作業で色ムラがある場合には、2回目の塗装でカバーしていきます。
    浸透タイプの塗料における塗装は2回のみならず、木目の色あせが隠れるまで丁寧に行われます。
    この時、色合いのバランスを調整するのは非常に難しく、職人の技が光る部分でもあります。
  • ペーパー掛け
    最後に仕上がりをペーパー掛けという工程を挟みます。
    この工程は塗装後の表面を整える作業で、サンドペーパーと呼ばれるやすりのような物を使っていきます。この作業を行うことでドア表面についてしまったホコリなどが取れていき、見た目のみならず手触りもツルツルに仕上がります。
    毎日触れることも多い玄関ドアだからこそ、このひと手間が非常に重要になってきます。
■美観性を保つために塗装を行いましょう

木製の玄関ドアは、紫外線や雨風などの影響で傷みが出てくるため、定期的なメンテナンスをしないと綺麗な状態を維持することが出来ません。
塗装によって美しくすることはできますが、木目を生かす【浸透型の塗料】か木目消す【造膜型の塗料】で見た目が大きく異なることを覚えておきましょう。
建物に合ったを選べば良いですが、造膜型塗料で塗装してしまうと再び木目を活かした見た目にすることは出来なくなるため注意が必要です。
木目が見える塗装では作業工程をたくさん必要としますが、最近ではDIYでも塗り直すことができます。
DIYは費用も抑えられ手軽に行うことができますが、前述で紹介したように作業技術が必要であるため、これまでに木製の玄関ドアを塗装した実績のある業者へ依頼した方が安心でしょう。
今の木製玄関ドアに汚れや傷が目立ってきたら、まずはミヤケンまでご相談ください。

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