外壁塗装で必要なタッチアップとは?必要性や施工方法を解説!
外壁塗装で「タッチアップ」という言葉を聞いたことはあるが、「どういうものなのかわからない」という方はいらっしゃいませんか。
タッチアップによって外壁塗装の仕上がりも変わってくるため、必要な作業と言えます。
今回は、外壁塗装で必要なタッチアップの特徴やその施工方法について解説していきます。
タッチアップの特徴
外壁塗装におけるタッチアップとは、塗装工事の後に仕上げ塗装などで塗装面に塗り残しや傷が見つかった時に行う修正作業です。
大きな傷や塗り残しというよりは、小さな塗装残りや傷を隠すために行います。
修正処理のようなものであり、タッチアップすることでより外壁塗装の美しさを保つことができます。
他にも、外壁をより長持ちさせるためにも必要な作業です。
タッチアップの種類について
外壁塗装の後に塗り残しや傷があった場合に行われるタッチアップですが、いくつかの種類があります。
ここでは、タッチアップの種類について解説していきましょう。
- 塗り残し
外壁に汚れが付いている、一部分だけ塗り残しが見つかった、小さな傷があるという場合にはタッチアップで補修していきます。
そのため、周囲と同じような色合い・塗装した時と同じ色になるように補修するのが鉄則です。
塗り残した部分や傷がついている部分に新しい塗料を使ってしまえば目立ってしまいます。
周囲の壁と同じように少し汚れを残しつつ、手を加えていないように見せるケースもあります。
特に仕上げ塗装のすぐ後であれば同じ色で修正できますが、時間が経っている場合はあえて汚れを残すことで周りの壁に馴染ませるのです。
部分的な塗り替えになるので、時間も費用もかけることなく施工できるのがメリットです。
(画像は別のお色の様に見えますが、同じ色でタッチアップをしています。)
- 釘隠し
タッチアップは釘を隠すためにも使われます。
サイディングなどの外壁、破風板、鼻隠しなどの釘止めの後に周囲と同じ色の塗料でタッチアップします。
外壁に打ち込んだ釘は、どうしても凹凸ができてしまうものです。
そのため、平坦な外壁だと周囲と同じ色にしても釘の部分が目立ってしまうでしょう。
また、その部分から塗装が落ちやすくなる可能性もあるため、タッチアップによって塗装の耐久性を高めています。
タッチアップの手順と方法
外壁のひびや傷の補修に用いられるタッチアップですが、どのような手順で行われるのでしょうか?
- 外壁塗装の表面を確認する
タッチアップを行う前に、外壁塗装の表面部分を確認します。
チョーキングの有無、変色や褐色があるか、汚れているか、塗装の浮きや剥がれがあるか、タッチアップする範囲などを確認していきます。
ここでチェックしたいのは、どのような種類の塗料が使われているかです。塗料の種類が違えば、同じような色合いでも全く違うものになってしまいます。
なるべくタッチアップした部分を目立たせないように、これらのチェックを行います。 - タッチアップする部分の汚れを取る
タッチアップする部分の汚れを拭き取ります。
汚れたままでは、せっかくタッチアップしても長持ちしないからです。
できるだけ綺麗な状態にしておき、タッチアップの大きさや状況によってマスキング養生などを行います。 - タッチアップ部分に塗料を塗る
タッチアップする部分の状態を整えたら、塗料を塗っていきます。
手順①で記載したように、同じグレードの塗料や着色剤を使わないとタッチアップ部分が浮いてしまいます。
なるべく目立たせないためにも、同じようなものを使う必要があります。
色合わせの際には、塗料を塗った後に乾燥させて色や状態を見ていきます。 - 補修範囲を丁寧に目立たなくする
タッチアップする部分の大きさや部分によって、筆、ローラー、カップガンなどの道具が必要です。
補修範囲に応じた道具で、周囲との差が出ないようにしていきます。
塗装範囲によって錆止めやシーラー、下塗りなどを行い、慎重に補修していきます。
タッチアップは必要なもの?
「そもそも外壁に小さな傷があっても目立たないのではないか?」と考える方もいるでしょう。
確かに小さな傷は目立たないことが多いので、そのままでも良いかもしれません。
しかし、外壁の傷は建物の強度や寿命を短くする可能性があります。
その小さな傷が、大きな命取りになる危険性を持っていることを忘れないようにしましょう。
特に雨漏りは屋根からだと思われがちですが、実は外壁で起こっているということも珍しくありません。
外壁から雨漏りする原因はいくつかありますが、これらは早期のタッチアップで防げる可能性があります。
外壁は老朽化によって傷や反りが起こりやすく、特にサイディングやモルタルではこれらの症状が起こりやすいです。
外壁に何かしらの理由で釘が打たれたり、さびて腐食してきたりすれば、外壁には大きなダメージにつながります。
他にも窓枠のサッシや幕板周辺のシーリングが古くなることで隙間ができたり、ひびが入ったりすることがあります。
ここからの水が外壁に入り込めば、窓枠・断熱材・クロスにも伝ってしまう可能性が考えられます。
小さな傷だから大丈夫ということではなく、小さな傷のうちに補修しておくと考えることで、このような事態を防げるのです。
ここがポイント!タッチアップの注意点
タッチアップすることで大きなトラブルになる前に補修することができますが、いくつか注意したい点があります。
- DIYは難しい
外壁塗装にできた小さな傷だから、車などと同じように自分で補修できると考えているかもしれません。
しかし、タッチアップをDIYで行うのは非常に難しいです。
今は、ホームセンターなどのDIYコーナーでタッチアップに必要なアイテムを簡単に入手できます。
また、手順も外壁の洗浄後に養生シートを使ってタッチアップするため、難しいものではありません。
しかし、補修した後に効果を高めていなければ、結果的にタッチアップした部分から傷が広がってしまう可能性も考えられます。
タッチアップは、どのように補修できるかを考えた上で下地材などを使用するので、相応の技術も求められます。
目立たなくさせるという意味でも、熟練した技術は必要になるのでDIYで行うのは難しいでしょう。
- 技術力のある業者へ依頼する
小さな部分の補修になるタッチアップは、業者に対して気軽にお願いしやすいと思われがちです。
しかし、知識や経験のない業者であればDIYと同じになってしまうのでおすすめできません。
タッチアップは、補修するのに適した工程を進めていき、適切な処置を行う必要があります。
周囲の塗装と同じにしなければならないので、しっかりとした技術力が必要です。
経験のない職人に頼んでしまえば、タッチアップした部分が浮いてしまったり、色が変わってしまったりする可能性が高いでしょう。
これでは、業者に依頼したとしても修繕がわかる結果になるだけでなく、塗り替えたはずなのに数年で塗膜がはがれてしまう場合もあります。
きちんとタッチアップの技術があるかを見極めてから業者に依頼しましょう。
タッチアップは補修以外にも見た目を保つ重要な役割があります
タッチアップは外壁塗装の小さな傷を早期補修することで、長持ちさせられる方法です。
これによって、外壁塗装の美しさを長持ちさせられるだけでなく、寿命を延ばすことにもなるでしょう。
タッチアップの目的は補修以外にもあり、見た目も良さを保つためにも欠かせません。
簡単そうに見えるタッチアップですが、DIYでは難しい方法です。
きちんとした技術や事例のある業者への依頼によって、外壁塗装の寿命を保てます。
信頼できる業者を見つけて依頼することをおすすめします。
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