ウッドデッキをDIYで塗装したい！塗装のタイミングや方法とは？
お家にウッドデッキがあると、家族の憩いの場として幅広く活用できて便利ですよね。
しかし、屋外に設置している以上、直射日光や雨風などの影響を受け、塗装がはげてきてしまうこともあります。
時間の経過とともに傷みが気になった時、DIYで塗装をしても良いのでしょうか？
今回は、塗装するタイミングや劣化具合を見極めるポイント、DIYで塗装する際に必要な道具、おすすめの塗料や手順までご紹介していきます。
DIYで塗装してみようか検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ウッドデッキを塗装する時期はいつ？劣化具合を判断するには
ウッドデッキを設置する際、業者から塗装の塗り直しのタイミングについて言われる場合もあります。
しかし、特に目に見えて劣化していることがわからなければ、タイミングを見極めることは難しいでしょう。
木材でできているため長く使い続ければ使い続けるほど、劣化や腐敗が見られるようになります。
屋外にあるので雨風の影響も受けやすいことから、色あせやコケ、カビ、塗膜のはがれが見られる場合は塗り直しが必要です。
判断が難しい場合でも、1～2年おきに塗り直しをしましょう。
定期的に塗り直しすれば美しい状態を維持できますし、劣化や不具合などにも早期に気付く事が出来ます。
ウッドデッキを塗装するために必要な道具とは
次に、ウッドデッキをDIYで塗装する際に必要な道具についてご紹介していきます。
塗装を始める前には、まず以下の道具を準備しておきましょう。
- 塗料（木材用）
塗料には様々な種類がありますが、ウッドデッキに塗れる木材用の塗料を用意する必要があります。
必要量は2度塗りする場合で、1㎡あたり150mlから200mlですので、1坪サイズ（3.3㎡）の場合、600ml程度必要になります。
- ペール缶もしくはバケツ
塗装の際、塗料を入れておくためのものです。
金属製のバケツでも代用できますが、ペール缶を用意しておくと便利です。 - ゴム手袋
素手で塗装すると皮膚に塗料が付着してしまうので、ゴム手袋を用意します。
軍手でも代用可能ですが、なるべく厚手のものがおすすめです。
- ハケ
塗料を塗るために使うハケです。
細かい場所を塗るのに適しており、DIY塗装ではなくてはならないものです。
- コテバケ
ハケよりも、広い平面を塗装するのに適しています。
ハケがあればコテバケはなくても問題ありませんが、効率良く作業したいなら準備しておきましょう。
- ベンダーハケ
ウッドデッキの板の隙間や細い部分を塗るために必要なハケです。
通常のハケでは塗りにくい場所でも、綺麗な仕上がりになります。
- サンドペーパー
古い塗料や汚れを落とすのに使用するものです。
事前に汚れを取ることが、塗料を美しく塗るコツです。また、木材を研磨することで、木部への塗料の馴染みが良くする効果もあります。
- サンダー
サンドペーパーをセットして使いやすくするための道具です。
なくても問題はありませんが、研磨しやすく作業が効率的に進むので、持っていると便利です。
- ブルーシート
汚れ防止のため、塗料を入れたペール缶の下に敷くためのものです。
不要なレジャーシートでも代用できます。
- マスキングテープ
塗料が付着してほしくない場所に貼っておくための道具です。
小さな金具や細かい場所などには、マスキングテープよりもマスカーが適している場合もあります。
- いらない布
塗料を多く塗りすぎてしまった場合、布で拭き取りを行います。
水分を吸収しにくいものでは十分に拭き取れないので、素材には注意して用意しましょう。
上記のものをすべて揃える場合、料金は12,000円～20,000円ほどになります。
すでに持っているものや、代用できるものがあるなら費用削減になるので準備しておくといいですね。
塗装におすすめの塗料4選
塗装の仕上がりや満足度は、どんな塗料を選ぶかによって左右されます。
ここでは、ウッドデッキの塗装に適したおすすめの塗料を4つご紹介します。
- キシラデコール
画像引用：https://www.xyladecor.jp/products/xyladecor.html キシラデコールは耐候性顔料が含まれている塗料で、日光や雨風からウッドデッキを守ることができます。
ウッドデッキ用の塗料として国内では最も選ばれており、国内シェアトップを誇る塗料です。
防腐・防虫・防カビにも効果があり、木材を強力に保護できる点がメリットです。
ただし、乾燥する時間を十分に持たせる必要があります。
DIYで塗装をする場合の塗料の選び方については、ホームページでチェックすることが可能です。
- ワトコオイル
ワトコオイルは木材用の天然浸透性塗料で、ウッドデッキに使用できる塗料でも人気が高いシリーズとなっています。
アマニ油を主成分としているため、天然塗料ならではの特性でウッドデッキの木目を活かした塗装ができる点が魅力です。
カラーバリエーションの種類も豊富で、好みの色で合わせたり、複数を組み合わせたりしてオリジナルの色で塗装することも可能です。
乾くまでには時間がかかるので、乾燥の時間を長めに設けるようにしてください。ホームページはコチラ
- 水性ウッディガード
画像引用：ニッペホームプロダクツ株式会社
水性ウッディガードは、塗料メーカーとしては国内トップを誇るブランドとして販売されている塗料です。
水性ながらに油性塗料のような耐久性があることが特徴です。
また透明の塗料があり、現在の色味や木材の風合いを活かしたまま塗り直しができるので、木材の保護を目的に使用することも可能です。
ホームページはコチラ
- ウッドステインプロテクター
画像引用：https://osmo-edel.jp/osmocolor_lineup/osmocolorwoodstainprotector/
ウッドステインプロテクターは植物油の特性を活かした浸透力が特徴で、木材を強力に保護してくれる塗料です。
様々な木材に使用でき、一度の上塗りのみですぐに作業が完了する手軽さも魅力です。
塗料の中では高価な部類となりますが、日本の気候に適した塗料なので、より良いものを使って美しいウッドデッキを維持したい方に向いています。
ホームページはコチラ
ウッドデッキを塗装する手順
最後に、ウッドデッキを塗装するための手順についてご紹介しましょう。
- 洗浄・下処理
まずは、ウッドデッキの洗浄と下地処理を行います。
いらない布や服などを使って水拭きするだけでも構いませんが、高圧洗浄機を使って綺麗に落とすのもおすすめです。
ただし、高圧洗浄機を使用する場合は、ノズルを近づけすぎて木材を傷めないように気をつけてください。
高圧洗浄機を使用する場合は、木材に染み込んだ水分を飛ばすため十分な乾燥が必要です。
下地処理では、サンドペーパーを使って洗浄では落とせなかった汚れや塗料、ささくれなどを落とします。
サンドペーパーで軽く表面を削っておくと、塗料が浸透しやすくなります。
- 養生
塗料が付着しないよう、外壁や柱などをマスキングテープやマスカーなどで養生します。
マスキングテープは、周辺部分も覆うようにして張り付けた後、カッターで切り抜いておくと綺麗に仕上がるでしょう。
マスキングの工程は塗装後のウッドデッキの美しさにもつながるため、丁寧な作業を心がけてください。
- 塗料の攪拌（かくはん）作業
塗料缶を開封する前に缶を上下に振り、その後棒を使って攪拌作業を行います。
この作業は、かき混ぜることで塗料缶に沈殿している成分を均一にする効果があります。
攪拌作業をするとしないとでは、ウッドデッキの塗装の仕上がりが大きく変わってくるでしょう。
- 塗装
木目に沿って、ハケでウッドデッキの塗装を行っていきます。
塗装する際は、一度で完全に塗ってしまおうとせず2度、3度と薄く塗るのを繰り返し、ムラが出ないように注意してください。
厚く塗ってしまうと、ムラが出やすくなるため、薄く塗るようにしましょう。
- 乾燥
塗装が完了したら、乾燥するまで1～3日ほど待ちましょう。
塗料が完全に乾く前にウッドデッキを使用すると、せっかく塗装してもはがれやすくなり、また耐久性も落ちてしまうため注意が必要です。
晴れている日でも、最低1日は乾燥させるようにしてください。
ウッドデッキは1～2年ごとにメンテナンスを
今回は、ウッドデッキを塗装するタイミングの見極め方や、DIYで塗装する際に必要な道具、おすすめの塗料や塗装の手順についてご紹介しました。
ウッドデッキは、お家の顔とも言える、人々の目につきやすい場所でもあります。
色あせやカビなど目に見えた劣化がなくても、1～2年おきに塗り直しを行ってください。
DIYで塗装するのが不安という方は、外壁塗装やウッドデッキ塗装のプロに依頼して、美しい状態を維持しましょう。
ミヤケンでもウッドデッキの塗装を行っておりますのでお気軽にご相談ください。
現場調査・お見積もりは全て無料です♪
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