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外壁塗装で使われる塗料の種類と特徴は?塗料の選び方

外壁は、風雨や日差しから守ってくれるだけではなく様々な役割を持っています。
また、色や質感により家のイメージを大きく左右します。
そんな外壁の塗装に使われる塗料には多くの種類があり、どれを選んだら良いか迷われている方もいるでしょう。
今回は、それぞれの塗料の特性や失敗しない塗料の選び方をご紹介していきます。

塗料の種類・特徴

塗料には、その用途や目的によって豊富な種類があります。
まずは、外壁塗装に使われている主な塗料と、その特徴をみていきましょう。

  • アクリル塗料
    アクリル樹脂を混ぜた塗料で、プラモデルの塗装によく使われます。
    安価ではあるものの、耐久性が低く紫外線に弱いなどの特徴があるため、外壁の塗装には不向きです。
    他の塗料が高価だった頃によく使われていましたが、現在ではさらに耐久性の高いウレタン塗料やシリコン塗料の価格も下がってきているため、ほとんど使われていません。
    しかし、新築の場合には外壁塗装として使われるケースがあります。
    新築だと木材に含まれている湿気が多いため、どのような塗料を使用しても木材の伸縮によりひび割れを起こす可能性があるためです。
    短期間での塗り替えを前提として、アクリル樹脂を使用するという選択もあります。
  • ウレタン塗料
    主成分はウレタン樹脂で柔らかい素材のため、密着性が高いことが特徴の塗料です。
    まだシリコン塗料が高価だった一昔前に、よく使われていました。
    木材の伸縮にあわせて塗料が動くので、ひび割れに強くなっています。
    また、凹凸が多く塗りにくい雨どいなどの細部の塗装にも適しています。
    アクリル塗装に比べれば若干紫外線に強く、耐久性もあるのが特徴的です。
  • シリコン塗料
    現在の外壁塗装で、よく使われている一般的な塗料です。
    価格も以前より大幅に下がってきています。
    湿気を通しやすい特性があり、カビが生えにくく結露防止にも効果的です。
    また、多くの場合セラミック成分が配合されていて汚れが付きにくい、断熱性が高いという効果も期待できます。
    耐久性にも優れており、耐用年数は10~15年なのでメンテナンス費用を抑えることにも役立ちます。
  • ラジカル塗料
    2012年に初めて販売された比較的新しい塗料で、紫外線による劣化に強いのが特徴です。
    シリコン塗料よりもさらに耐久性に優れていて、塗りたての光沢が長期間持続し、汚れやカビも付着しにくくなります。
    まだ知名度が低く取り扱っている業者も少ないですが、今後シリコン塗料に並び普及が期待されている塗料です。
  • フッ素塗料
    外壁塗料の中ではグレードが高く、耐久性に優れていて価格も高価な塗料です。
    耐用年数は15~20年で、高層ビルの塗装にも使われています。
    しかし、塗料が高性能でも施工が良くないとすぐに剥がれてしまうため、フッ素塗料を選ぶ場合は業者選びも慎重に行った方が良いでしょう。
  • セラミック(無機塗料)塗料
    砂や石、セラミックビーズなどの微粒子が配合された塗料です。
    上記でご紹介した塗料のいずれかに配合することで、セラミック塗料となります。
    見た目が石材調の仕上がりになるものや、断熱効果が期待できるものもあります。
    しかし、性能はベースとなる樹脂で決まるため、セラミックを配合したからといって耐用年数が長くなるわけではありません。
    また、メーカーによって効果も異なります。
    悪徳業者が「セラミック配合で長寿命」などと詐欺の手口として利用することも多いため、注意が必要です。
  • 光触媒塗料
    光触媒塗料最大の特徴は、付着した汚れを分解する「セルフクリーニング効果」です。
    光触媒塗料で塗装すると、二酸化チタンという物質が表面を覆います。
    二酸化チタンは紫外線を浴びると活性酸素を発生させる働きがあり、空気中の汚染物質を分解してくれるのです。
    そのため、光触媒塗料で塗装すると排気ガスなどの汚れが外壁に蓄積されにくくなります。
    また、雨水を吸着しやすい特性があるので、雨が降ると分解された汚れが洗い流されます。
    さらに静電気を帯びにくくする効果も期待でき、静電気による空気中の汚れや臭いの付着を防ぐことも可能です。
    耐用年数は16~22年ですが、メーカーによっては短い場合もあるためよく確認しておきましょう。
  • ナノテク塗料
    アクリルシリコン塗料の一つで、非常に小さな粒子の中にガラスの微粒子が配合されています。
    塗料の粒子は小さいほど汚れが入り込みにくく、乾燥するまでの時間も短いです。
    そこにガラスの粒子を配合することによって、以下の効果も発揮されます。
    ・燃えにくい
    ・紫外線で劣化しにくい
    まだ取り扱っているメーカーが少なく、施工も難しい塗料で価格も高めです。
適した塗料を選ぶ方法

様々な種類の塗料をご紹介してきましたが、実際どれを選べば良いのでしょうか?
ここからは、自宅に合う塗料を選ぶ際のポイントをご紹介していきます。

  • スタンダードな塗料ならシリコン塗料

    現在、外壁塗装で一般的な塗料はシリコン塗料です。
    「どれを選んだらいいかわからない」「特にこだわりがない」という方は、シリコン塗料にしておけば間違いないでしょう。
    シリコン塗料の中にもメーカーによって様々な製品があるので、その中から価格や重視するポイントを押さえたものを選ぶとスムーズです。
  • 総額費用を比較する

    塗料を選ぶ際に、気になるのが費用です。
    最も安価なのはアクリル塗料ですが、耐用年数は3~5年と短めです。
    1回の塗装費用は安くても耐用年数が短ければ、頻繁に塗り直しすることになり長期的に見るとかえって費用がかかってしまいます。
    耐久性の高い塗料の方が、価格も高い傾向にありますが、塗り替え回数も含めて費用を検討すると、結果的に費用を抑えられます。
  • 性能面も考慮しよう
    どの性能を重要視するのかも選ぶ際のポイントです。
    断熱性が高ければ、夏場の室内の温度上昇や、熱による建物の劣化を防ぐことができます。汚れの吸着や、カビの発生を抑える効果が期待できる塗料もあります。
    また、外壁塗装が劣化する原因として雨水も影響することから、塗料の性能で迷った場合は防水性に優れたものを選ぶのもおすすめです。
外観の印象を大きく左右する色にも注目

塗料の色は製品によってラインナップが違います。
性能や価格で選んだ塗料の中にイメージしていた色がなかったという場合もあるでしょう。
そこで、契約前にイメージと近い色があるか確認しておくと安心です。
実際の細かな色合いについては、契約後に決めることもできます。

  • カラーバリエーションが豊富な塗料を選ぼう

    塗料の種類によってはカラーバリエーションが少ないものもあります。
    外観にこだわりたい場合は色の豊富さで選び、後からイメージの色に絞っていくと希望する外観に近づけやすくなります。
  • デザイン性のある塗料も
    多彩模様塗料といって塗料自体にデザイン性のある製品もあります。
    塗るだけで高級石材のような模様や柄を付けることができます。
    また、艶のないマットな質感に仕上がる艶消し塗装や、外壁のデザインを残したまま塗装できる無色透明なクリア塗料などもあります。
特徴を把握して最適な塗料を選ぼう!


外観は、できるだけ塗装したての綺麗な状態を保ちたいものですが、年数が経過すると共に起こり得る劣化は避けられません。
外壁の耐久性は、塗装に使われる塗料によっても変わってきます。
数ある塗料の中から選ぶには、まずその特徴を把握することが大切です。
後悔しないためにも、専門の業者と相談しながら最適な塗装選びをしていきましょう。

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