太陽光パネルを設置した後の屋根はどうメンテナンスすべき?
戸建て住宅に太陽光パネルを設置するケースが年々増加しています。
太陽光パネルを設置することでメリットも生まれますが、屋根のメンテナンスをどうすればいいのか悩んでしまうケースも見られます。
屋根や外壁は紫外線や雨風の影響で劣化するので、太陽光パネルでガードされているならメンテナンスは不要だと考える人もいるでしょう。
しかし実際は、太陽パネルが載っていたとしても屋根のメンテナンスは必要不可欠です。
今回は、太陽光パネルを設置している屋根も塗装をしなければいけない理由や塗装方法、注意点、屋根塗装の後に太陽光パネルを設置する際のポイントについて解説していきます。
太陽光パネルを設置している屋根も塗装をする必要がある
屋根に太陽光パネルが設置されていれば、塗装の必要はないと考える人もいるでしょう。
確かに雨風や紫外線にさらされているよりはダメージが少ないと思われがちです。
しかし、パネルが載っていない部分は紫外線による劣化が進んでしまうので、定期的なメンテナンスや点検は必要不可欠です。
劣化した状態で放置してしまうと、雨が降った時に水分を吸い込み、屋根材の強度が弱くなってしまい、その結果、屋根がボロボロになってしまうのです。
柱など内部まで水分が浸透してしまうと腐食しやすく、構造に大きな問題をもたらす可能性もあります。
太陽光パネルが設置された屋根を塗装するには?
太陽光パネルが設置された屋根の塗装方法は、3つに分けられます。
それが、太陽光パネルが乗っていない部分だけ塗装する方法、太陽光パネルを一旦取り外して塗装する方法、太陽光パネルをすべて撤去して塗装する方法です。
ここでは、それぞれの方法について解説していきます。
- 太陽光パネルが乗っていない部分だけ塗装する方法
新築でマイホームを建てた場合、築10年ほどで外壁や屋根の塗装を行います。
築10年ほど経過した家だと、太陽光パネルが乗っていない部分だけ塗装するケースが多いです。
パネルを取り外す手間がかからないのでコストを抑えられますし、手間もかかりません。
塗装する面積も少なくなるため、一般的な屋根塗装よりも安い金額を提示してもらえるでしょう。
コストをできるだけかけたくない、築10年前後の家に住んでいる、太陽光パネルを最近設置した、といった場合は太陽光パネルが乗っていない部分だけ塗装する方法で問題ありません。
- 太陽光パネルを取り外して塗装する方法
太陽光パネルを一旦取り外して塗装する方法もあります。
屋根全体の塗装をするためには、太陽光パネルが邪魔になってしまいます。
そのため、一旦取り外してから全体を塗装することになるでしょう。
屋根全体を塗装できるため、色ムラなどが発生しにくくなります。
しかし、太陽光パネルを取り外す時に破損してしまう可能性もあるという点に注意が必要です。
設置してから時間が経過しているパネルは特に破損のリスクが高いです。
取り外したり、つけ直したりする時は、専門の業者に依頼するのがおすすめです。
この方法は、脱着の手間がかかるので時間がかかってしまいます。
また、脱着と塗装を別の業者に依頼しなければいけないので、コストもかさんでしまいます。
- 太陽光パネルを完全に撤去して塗装する方法
最後に紹介するのは、太陽光パネルをすべて撤去して塗装する方法です。
太陽光パネルを設置しても思ったような効果が得られなかったなどの理由で撤去を考える場合もあります。
そのようなケースでは、塗装工事のタイミングに合わせて撤去するのがおすすめです。
パネルの撤去により、屋根全体の塗装が可能となります。
また、撤去に使用した足場を屋根塗装にも流用できるため、コストの削減にもつながるのです。
太陽光パネルが設置された屋根の塗装方法には、このようなものが挙げられます。
築年数や太陽光パネルを設置してからの年数によって適した方法が異なるので、マイホームの状況を踏まえてどうするか考えるようにしましょう。
太陽光パネルがすでに設置されている屋根を塗装する時の注意点
太陽光パネルがすでに設置されている屋根を塗装する際、いくつか把握しておきたい注意点があります。
続いては、その注意点についてみていきましょう。
- 太陽光パネルに乗らない
太陽光パネルは、私たちが思っている以上に繊細です。
そのため、作業のためだからと上に乗ってしまうと、破損する恐れがあります。
屋根塗装業者なら知っていて当然ですが、念のため伝えておくと安心です。
- 太陽光パネルを高圧洗浄機で洗浄しない
雨にさらされているので太陽光パネルに水垢が付着しているケースも珍しくありません。
水垢による機能低下も考えられますが、水圧で破損する恐れもあるため高圧洗浄機は使わないようにしましょう。
太陽光パネルのメンテナンス方法をしっかり理解した業者に依頼することがポイントになります。
画像出典:株式会社ソーラー・アセット・プロテクト
屋根塗装を行う時に太陽光パネルが設置されている場合、このような点に注意しましょう。
実績がある屋根塗装業者なら安心してお任せできるケースが大半を占めますが、念のため注意点を伝えておくと安心です。
屋根塗装の後に太陽光パネルを設置する際のポイント
新築時に太陽光パネルを設置するのではなく、数年後に設置するといったパターンもあります。
そのような場合、屋根塗装のメンテナンスが終わってから設置しようと考えるケースも見られます。
最後に、屋根塗装の後に太陽光パネルを設置する際に知っておきたいポイントをご紹介しましょう。
- 屋根の南面に設置する
太陽光パネルの設置する位置で悩んでしまう人もいるでしょう。
おすすめなのは、屋根の南面に設置することです。
南側は日照時間が比較的長く、発電しやすくなるためです。
南に面した屋根がない場合や南側でも隣の建物で日陰になってしまう場合は、どの角度が最も日当たりが良いか確認した上で設置するようにしましょう。
- 屋根カバー工法を施している場合は要注意
屋根カバー工法の屋根だと、アンカーが抜ける恐れがあります。
アンカーが抜けてしまうと、架台ごと落下してしまうので非常に危険です。
そのため、屋根カバー工法の屋根に太陽光パネルを設置することは推奨されていません。
しかし、屋根カバー工法に対応した課題を利用すれば問題なく設置できます。
どのメーカーなら問題なく設置できるのかといった点を確認した上で太陽光パネルを選ぶようにしましょう。
- 必要な場合は補強する
築年数が経過している住宅だと、屋根材が劣化しているケースもあります。
劣化した屋根材の上に太陽光パネルを設置してしまうと、負荷がかかって屋根に大きなダメージを与えかねません。
塗装する時に太陽光パネルを設置したいと伝え、塗装前の点検を念入りにしてもらいましょう。
そして問題がありそうな場所が見つかったら、屋根リフォームを行ってから設置するようにしてください。
屋根塗装の後に太陽光パネルを設置する際は、このような点を理解する必要があります。
専門の業者であれば把握しているはずなので、屋根塗装後に太陽光パネルを設置したい旨を伝えるようにしましょう。
そうすることで、関連する業者を紹介してもらえる可能性もあります。
太陽光パネルを設置している屋根もメンテナンスは必要です。
太陽光パネルを設置している屋根も、雨風や紫外線にさらされている部分があるのでメンテナンスは必要です。
築年数が経過している場合は、太陽光パネルを取り外して全体を塗装する必要が出てくる場合もあります。
屋根材はパネルでガードされていたとしても経年劣化してしまうので、どこかのタイミングで屋根全体のメンテナンスをしなければいけないことを念頭に置いておきましょう。
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