外壁塗装で適用される保証とは?保証対象外となるケースも紹介

外壁塗装を行う際は、保証について理解しておくことが大切です。
保証が完備されている製品や業者に依頼すれば、塗装してから不具合が起きても対応してもらいやすくなります。
しかし、保証がない状態で外壁塗装をすると、自己負担で対処することになるかもしれません。
今回は、外壁塗装で適用される保証について解説します。
保証対象外となるケースについても紹介するので、外壁塗装を考えている人はご覧ください。
外壁塗装の保証の種類
種類によって保証の提供者や範囲が異なるので、ここで基本的なポイントを押さえておきましょう。
- 製品保証
- 工事保証
- メーカー保証
それぞれの概要を解説します。
製品保証
製品保証は、製品の不具合や正しく使用したうえで起きたトラブルをカバーしてくれます。
故意がなくても初期から製品に不具合が生じることもあるため、積極的に活用してよいでしょう。
製品保証の対象 製品保証の対象外
製品保証の対象 |
製品保証の対象外 |
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工事保証
工事保証とは、工事に対する保証を指します。
品質に問題がない塗料を使ったうえで、施工不良の影響が起きたときに保証される制度です。
なお、提供しているのは施工会社になります。
保証対象をより詳しく知りたい場合は、事前に確認しておくのがおすすめです。
施工保証の対象 施工保証の対象外
施工保証の対象 |
施工保証の対象外 |
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メーカー保証
メーカー保証は、主に品質に問題があった際にトラブルをカバーしてくれます。
塗料がおかしいと感じたら相談してみましょう。
メーカー保証の対象 メーカー保証の対象外
メーカー保証の対象 |
メーカー保証の対象外 |
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外壁塗装で保証を受けられる症状
外壁塗装で保証を受けられる内容はさまざまありますが、ここでは適用されやすい劣化の症状について解説します。
主に、保証を受けられるのは以下のような症状です。
- 色褪せ
- チョーキング
- ひび割れ
- 塗装はがれ
- 付帯部の劣化
それぞれの症状について詳しく見ていきましょう。
色褪せ
外壁は紫外線や経年劣化の影響を受けて色褪せることも珍しくありません。
色褪せは劣化の初期症状に該当し、放置していると塗膜が剥がれてしまうこともあります。
すぐに補修が必要というわけではありませんが、劣化を防ぐなら早めに外壁塗装するのが得策です。
チョーキング
塗膜の劣化が進むと、チョーキングと呼ばれる現象がおきます。
主に経年劣化によって起きる現象ですが、塗装時に不備があったことでチョーキングが起きやすくなるケースもあります。
塗装してからあまり時期が経っていないにもかかわらずチョーキングが起きた際は、保証が受けられる可能性があるので業者に聞いてみましょう。
ひび割れ
施工不良によってひび割れが起きた際も、対象となる場合があります。
外壁にひび割れが起きるのは経年劣化が原因のケースがほとんどですが、施工不良によって発生することも少なくありません。
また、外壁材同士の隙間に埋め込まれるシーリングが数ヶ月でひび割れが起きた際も、施工不良が疑われるので保証を受けやすくなるでしょう。
塗装はがれ
塗装してから3年以内に塗装が剥がれてきた場合は、施工不良が疑われます。
一般的に塗料の寿命は10年前後とされているため、わずか数年で塗装が剥がれるのはおかしいのです。
そのため、施工不良が疑われます。早くに塗装が剥がれたら保証してくれる可能性があるため、早めに見てもらうようにしましょう。
付帯部の劣化
付帯部と呼ばれる雨樋・破風板・軒天といった部位も、外壁塗装を行う際に一緒に補修する場合があります。
これらは外壁材や屋根材よりも劣化しやすい部位のため、塗料の耐用年数を満たずに劣化が現れやすい傾向にあります。
しかし、あまりにも早く不具合が見られる場合は、施工した業者や製品にトラブルがあるとも考えられるので、一度相談してみるとよいでしょう。
外壁塗装で保証対象外となるケース
条件なく適用されれば嬉しく思いますが、対象外となるケースが存在します。
どのようなケースが対象外となるのか見ていきましょう。
災害が生じた場合
火災や天災などで外壁に損傷が生じた場合は、工事保証は受けられません。
これは業者に問題がないため、原則として責任を負う必要がないからです。
しかし、災害によって生じた被害を修復するには費用がかかるでしょう。
万が一に備えて、火災保険に加入しておくのがおすすめです。
管理が不十分だった場合
こまめにメンテナンスせずに起きた不具合も、保証の対象外です。
塗膜の剥がれやひび割れがあるにもかかわらず対処しなかった場合は、管理が不十分だったといえます。
施工後の不具合であれば対応してもらえる可能性は高いですが、管理が不十分で起きたトラブルは新たに業者に相談して対処してもらいましょう。
人為的な原因の場合
人為的な原因によって外壁が損傷した場合は、保証対象外です。
故意に蹴ったり物を投げたり車の衝突事故が起きたりで補修が必要になった場合は、自己負担になります。
嘘の内容を伝えて保証を求めたとしても、現場点検でバレるので最初からしないようにしましょう。
工事を受けた塗装業者以外が補修をしてしまっている場合
塗装工事の保証を受けられるのは、契約した業者のみが施工した場合です。
不具合があったからと別の業者に依頼して補修してもらったら、保証対象外になるので注意しましょう。
自分で補修した場合も対象外になってしまうおそれがあるため、不具合を見つけたら触らず、施工した業者が来るまで待つようにしてください。
外壁塗装の保証期間
保証対象となるケースについて解説しましたが、保証期間をチェックすることも忘れてはいけません。
基本的に外壁塗装は、10年周期で実施されるのが望ましいとされています。
そのため、多くの塗装業者は3〜10年の保証期間を設けています。
耐用年数の長い塗料を使用する場合は、15年に設定することもあるため、事前に業者に確認してみましょう。
ただし、保証期間内であれば必ず無料で再塗装されるというわけではありません。
そうなれば塗り替えのタイミングで依頼が殺到し、業者は赤字になってしまいます。
保証期間を確認すると同時に、無償で対応してくれるのはどこまでか聞いておくと安心です。
塗装業者の保証で押さえておきたいポイント
塗装業者の保証をしっかり受けるためにも、ここで紹介するポイントを押さえておきましょう。
知っていかないと損する内容ばかりなので、ぜひご覧ください。
ポイント①保証書は必ず書面でもらう
外壁塗装で保証を受けるのに大切なのは、保証書を必ず書面でもらうことです。
口頭による保証説明や約束だけでは、必ず適用されるとは限りません。
ほとんどの施工業者は保証書を書面で渡しますが、規模の小さい業者や知り合いの紹介で契約した業者のなかには、書面を残さないケースもあります。
保証書がなければ保証を受けたい際に「言った・言っていない」という口論をしかねないため、形に残る書面で受け取るようにしましょう。
ポイント②保証の範囲を理解する
多くの人は保証があるというだけで安心し、内容を確認しないことがあります。
そのため、場合によっては想像していた保証内容が入っておらず、損することも少なくありません。
施工業者によって範囲は異なるため、契約前に必ず確認しておきましょう。
ポイント③製品保証と工事保証の両方ある業者を選ぶ
工事後に不具合が起きた際、製品に問題があったのか施工不良が原因なのかによって保証の対象が異なります。
そのときに役立つのが「製品保証」と「工事保証」です。
どちらか一つの保証があるだけでもトラブルが起きた際に心強い存在になりますが、2つともあれば安心感を得られます。
施工会社を選ぶ際は、2つの保証があるかどうか確認するようにしましょう。
外壁塗装の保証を賢く利用するための注意点
外壁塗装の保証は、万が一に備えて把握しておくと安心できます。
自己負担を軽減できる制度なので、注意点を押さえてフル活用しましょう。
経験豊富な塗装業者を選ぶ
外壁塗装の経験豊富な業者は、保証がしっかりしている傾向にあります。
充実した保証制度を備えているのは、技術に自信があるからです。
経験値の高い業者は施工不良が起きにくく、万が一起きても素直に受け入れ、すぐに対応してもらえます。
経験の豊富さを知るためには、ホームページに掲載されている施工実績や口コミのチェックがおすすめです。
また、創業から何年経っているかも確認しておくとよいでしょう。
アフターフォローが充実している業者を選ぶ
塗装業者を選ぶなら、アフターフォローが充実している業者にしましょう。
施工不良の対応だけではなく、外壁の美観や耐久性を長く保つには定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。
アフターフォローが充実していれば、数年おきに無料点検してくれたり、必要に応じてメンテナンスの提案をしてくれたりします。
ただし、業者によって保証期間や保証範囲などに違いがあるため、契約前に確認しておくと安心です。
瑕疵保険に加入する
瑕疵保険に加入している業者を選ぶことも、自分を守るための安心材料になります。
瑕疵保険とは、施工後に不具合が発生した際に補償してくれる保険のことです。
万が一、業者が倒産していても瑕疵保険に加入していれば泣き寝入りすることにはなりません。
加入には費用が発生しますが、優良な業者は顧客を第一に考えているため加入していることがほとんどです。
もし依頼を考えている業者が加入していない場合は、加入してくれるか聞いてみましょう。
外壁塗装の行う前に保証について理解しよう
丁寧に外壁塗装しても塗料の初期不良や施工の不手際で、後から不具合が起きることもあるでしょう。
自己負担なく不具合を対処するためにも、メーカーや業者などの保証内容をしっかり確認しておくことが大切です。
埼玉県で外壁塗装を行う際は、ぜひミヤケンにお任せください。
ミヤケンでは、工事完了後に塗料の耐久年数に応じて5年・8年・10年・12年・15年の塗膜保証書を発行しています。
万が一不具合が見つかった際は無償で手直しいたしますので、ご安心ください。
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