失敗しない屋根色選びのポイントとは?人気の屋根色&おすすめしにくい色を解説
屋根のリフォームをする際に、せっかくならもっとオシャレな色にしたいと考える方もいるでしょう。
しかし、周辺住宅の屋根を見てみたら暗い色ばかりだった場合、あまり派手な色を選ぶと悪目立ちしてしまう心配もあります。
そこで今回は、日本住宅の屋根に暗い色が多く使われる理由や、屋根の色を選ぶ時のポイント、人気の屋根色、屋根色選びで失敗しないコツをご紹介していきます。
屋根の色で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
日本住宅の屋根に暗めの色が多く使われる理由
屋根の色選びで迷った時に、周囲の家を見渡してみると、暗い色の屋根が多いことに気づくでしょう。
なぜ日本では暗い色の屋根が多いのかというと、元々瓦に使用されていた素材が灰色やいぶし銀であったことに由来するという説があります。
また、黒や灰色は熱反射率が良いからだとする説も有力です。
ただでさえ屋根は直射日光の影響を受けやすく掃除も難しいため、汚れやすい白や色あせが目立つ赤・青といった鮮やかな色は避けられてきたと考えられます。
暗い色にすれば汚れが目立ちにくい、といった合理的な理由も大きいです。
この記事は、約6分で読み終わります。
屋根色を選ぶ際に押さえたい3つのポイント
屋根の色選びに迷った時は以下の3つのポイントを中心に決めると、まとまりのある印象になりやすいです。
- 外壁やサッシの色との相性をみる
外壁やサッシの色調と全く異なる色を選ぶと、家全体がちぐはぐな印象になってしまうため、屋根の色は外壁やサッシの色と同系色で揃えるのがセオリーです。
例えば、ベージュやブラウンの外壁ならダークブラウンの屋根にしたり、淡いブルー系の外壁ならネイビーの屋根にしたりすると馴染みが良いです。
また、屋根の色を外壁よりも濃くすると、家全体が引き締まった印象になります。
- 色の面積効果に注意する
同じ色でも面積によって見え方が変わることを、色の面積効果といいます。
これは人間の目の錯覚で、明るい色は面積が大きくなるほどより明るく見え、反対に暗い色は面積が大きくなるほど暗く見えます。
小さな色見本で見た時と、実際に屋根に塗った時とで色が違って見えるのは、この面積効果によるものです。
そのため、明るい色を選ぶ際は色見本よりも1~2トーン暗めの色、暗い色を選ぶ際は色見本よりも1~2トーン明るめの色にすると、イメージどおりに仕上がりやすいです。
- 景観に配慮する
屋根の色を決める際は、周囲の住宅や街並みと調和する色を選択し、景観に配慮することも大切です。
街に馴染まない奇抜な色を選択してしまうと、場合によっては近隣トラブルを引き起こす可能性もあります。
屋根塗装の費用は決して安くないため、1度失敗すると簡単には塗り替えられません。
後悔しないためにも、周囲に馴染む色を選択しましょう。
屋根塗装で人気の色とおすすめしにくい色
続いて、実際に屋根塗装で人気のある3色と、反対におすすめしにくい色をご紹介します。
- 人気色①ブラウン
ブラウンは比較的どんな色とも相性が良く、外壁の色とも調和しやすいため失敗しにくい色です。
雨樋やサッシなどの付帯部とも馴染みやすく、全体的に優しい雰囲気に仕上がります。
外壁に合わせて、明るめのブラウンにするか、暗めのブラウンにするか決めると良いでしょう。
- 人気色②グレー
ブラウンに次いで人気なのがグレーです。
真っ黒にするよりは軽い印象になり、日光の熱も吸収しにくく、汚れも目立ちにくいので常に安定した人気があります。
外壁の色とも馴染みが良く、ブラウンに比べて引き締まった印象が出ます。
- 人気色③グリーン系
なかなか身近で見かけることがないかもしれませんが、グリーン系の屋根はプロヴァンス風や米国風の外観にしたい方を中心に、最近人気が高まっています。
見た目が爽やかで自然の風景によくマッチし、ナチュラルな雰囲気に仕上がります。
家の外観全体を、洋風にイメージチェンジしたい時にはピッタリです。
濃淡によって大きくイメージを変えることも可能で、明るめのグリーンならより爽やかな雰囲気に、濃い目のグリーンなら落ち着いた雰囲気になります。 - おすすめしにくい色①白系
白系は、そもそも汚れが目立つことに加えて屋根の特性上、常に風雨や直射日光にさらされているため、真っ白で美しい状態を長期間維持することは困難です。
白い屋根が汚れたり色あせたりすると、くすんだ灰色のようになることもあるので、遮熱効果を狙ってあえて白にする場合は別ですが、キレイな状態を保ちたい方には不向きと言えます。
- おすすめしにくい色②原色
冒頭でも説明したように、日本の家の屋根は暗い色が多く、その中で青や赤といった原色系の色を採用すると、周囲の景観から浮いてしまいます。
また、原色は色あせしやすく、数年ごとにこまめな塗り替えが必要というところも難点です。▼実際にミヤケンで施工したお家の施工事例を見る▼
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失敗しない屋根色選びのコツ
屋根の色選びで失敗しないためには、以下の3つのコツを押さえておくことが大切です。
- 塗料カタログから候補を絞る
まずは、塗料カタログの中から色の候補を3つ選出します。
3候補の決め方は、一番気に入った色を第1候補として、それよりも1トーン明るい色、1トーン暗い色をそれぞれ第2候補、第3候補とします。
最初に3色選ぶ理由は、カタログで見た時と実際に塗った時とで、色の明るさが違って見えるためと、カラーシミュレーションで明るい色と暗い色を見比べて、家全体の雰囲気の違いを確認するためです。
はじめから1色に絞ってしまうと、実際に塗った時にイメージしていたよりも少し濃い、または薄いと落胆してしまうことがあります。
同じ色でも明るさの異なるものを候補に入れておくと、イメージ通りの仕上がりに近づけやすくなります。
- カラーシミュレーションを作成する
カタログの中から3色の候補を選んだら、屋根のカラーシミュレーションを作成します。
カラーシミュレーションは、コンピューター上で実際の家の画像を使って、塗装後のイメージ画像を作成するサービスです。
塗装業者に依頼してカラーシミュレーションを作成してもらうことで、屋根と外壁の色の相性や家全体のバランスを確認でき、完成後のイメージを把握しやすくなります。
家全体の色のバランスを見るためには、屋根と外壁が一緒に見える場所から撮影した写真を使うのがポイントです。
カラーシミュレーションで確認しておけば、理想と実際の仕上がりのギャップをより少なくできるので、必ず塗装業者に作成を依頼しましょう。▼屋根の色選びについて動画でも詳しく紹介していますので是非ご覧ください!▼
屋根の色味はお家全体のイメージに影響します。
なぜ日本住宅の屋根は暗い色が多く使われているのかというと、瓦屋根やいぶし銀といった昔の屋根の名残からという説があります。
また、グレー系の色なら熱吸収率が良いから、汚れが目立たないから、といった合理的な理由も大きいと言えます。
せっかく塗り替えるならもっとオシャレな色にしたいという方もいるかもしれませんが、外壁の色との相性、色見本と実際の仕上がりでは色の見え方が異なること、周辺住宅や環境への馴染み具合などに配慮することも重要です。
屋根の色で常に安定した人気があるのは、やはりグレーやブラウンといった暗めの色で、最近はグリーン系の人気も高まっています。
反対に、白色や原色系の色は汚れが目立つ上、色あせもしやすく、長期間きれいな状態を維持したい方には不向きです。
屋根の色は、一度塗装すると簡単に塗り替えることができないので、その後のメンテナンスなども考慮し、飽きが来ない色を選ぶことが大切です。
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