外壁塗装のよくあるトラブル対策！植木や花壇を守る方法を解説
大切な住まいを長持ちさせるために欠かせない外壁塗装ですが、足場を設置したり、塗料を使用したりするため、大切な植木や花壇に影響はないのか不安に感じている方もいるでしょう。
そこで今回は、外壁塗装で起こりやすい植木や花壇を巡るトラブル事例をはじめ、植木を守る対策方法などをご紹介します。
塗装工事前に業者に確認しておきたいポイントも解説しているので、外壁塗装を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事は、約5分で読み終わります。
外壁塗装時に起こりやすい植木や花壇を巡るトラブル事例
まずは、実際に外壁塗装によって起きた植木や花壇を巡るトラブル事例を見ていきましょう。
- 足場設置時に枝や葉が折れた
外壁塗装では多くの場合、足場を設置します。
足場は職人の安全確保だけでなく、高い部分の作業を効率良くこなすためにも欠かせないものですが、
設置や解体時に枝や葉と接触し、折れてしまったというトラブルが報告されています。 - 植物が枯れた
外壁塗装時は植物に塗料などがつかないよう、養生して対策します。
しかし、外壁塗装は10日～2週間、長ければ1ヶ月近くかかるため、長期間養生することで植物に空気や日光が行き渡らず、枯れてしまうことがあります。 - 隣家の植木を傷つけた
特に隣家との距離が近い場合に起こりやすいです。
隣家と植木を折ってしまったり、塗料が飛び散ったりしてしまい、近隣トラブルに発展した事例もあるため、注意が必要です。外壁塗装では、他にも植木鉢を移動させる際に誤って割ってしまった、植木や花に塗料がついてしまったなどのトラブルも起こることがあります。
大切な植木が傷ついたり、近隣トラブルに発展したりすることを防ぐためにも外壁塗装時は事前に対策しておくことが大切です。
以下の記事は屋根や外壁塗装トラブルについての対策について解説しております。合わせてご覧ください。
関連記事：屋根外壁塗装のトラブル原因と対策
外壁塗装時に植木を守る3つの方法
大切な植木や花壇を守るためにしておきたい3つの方法をご紹介します。
- 移動できるものは外壁から1ｍ以上離す
プランターや植木鉢、盆栽など、移動できるものは外壁から60cm以上離れた場所に置きましょう。
外壁塗装時に設置する足場は、30～50cmほどスペースを必要とします。
足場から近い場所にあるほど、被害に遭う確率が高くなるため、動かせるものはできるだけ足場から遠ざけることが大切です。 - 移動できないものは養生する
庭に直接植えている木や花など、移動できないものは養生してもらいましょう。
養生とは、塗料や汚れがつかないようビニールや薄い布で覆って守る作業です。
高圧洗浄や塗装作業をするときは、木や花を上から養生し、被害に遭うのを防ぐことが大切です。
ただし、作業期間中ずっとビニールなどで養生してしまうと、植物が枯れる恐れがあるため注意が必要です。 - 外壁と接触している部分は剪定（せんてい）しておく
外壁と接触している木がある場合、触れている部分は剪定しておきましょう。
接触している部分があると、外壁塗装の作業がスムーズに進まないだけでなく、木や葉に塗料がついてしまうことがあります。
また、木の接触程度によっては塗装ができず塗り残しができる恐れがあります。
塗装業者や自分で剪定することに不安がある場合は、植木職人の方に依頼することをおすすめします。
外壁塗装前に業者に確認しておくべきポイント
心配な方はあらかじめ業者に相談することも大切です。
どのような点を確認しておくべきか解説します。
- 養生してもらえるか
移動できない木や花に養生してもらうことは可能か、確認しましょう。
基本的に塗装業者の多くは、塗料が付く可能性があるものは養生します。
しかし、中には「多少汚れてしまうのは仕方がない」と考えている業者もいるため、事前に対策について確認しておくと安心です。
「1日1回水やりをしたい」「日光に当てないと枯れてしまう」など、植物への対応に希望がある場合も、事前に伝えておきましょう。
また、隣家の庭や花壇との距離が近い場合は、注意して作業してほしい旨を伝えておくと、トラブル回避につながります。 - 移動や剪定はした方が良いか
木の剪定や移動が必要かどうか、事前に相談しておきましょう。
基本的に植木鉢の移動や剪定が必要な場合、塗装業者で対応してくれます。
ただし、塗装業者はあくまでも作業時に邪魔にならないようにするだけなので、剪定技術や見た目が心配な場合は植木職人に依頼することをおすすめします。 - トラブル時の対応を確認
万が一外壁塗装によって植木や花壇に被害が遭った場合、どのような保証や対応をしてくれるのか確認しておきましょう。
ほとんどの業者は弁償に応じてくれますが、中には責任から逃げる業者も存在します。
悪質な業者に依頼しないためにも、事前にトラブル時の対応を確認しておくことをおすすめします。
信頼できる業者なのか迷った時は、「生産物賠償責任保険」への加入の有無を確認するのも1つの方法です。
生産物賠償責任保険に加入していれば、外壁塗装時に発生した損害が補償してもらえる可能性があります。
＼ご不安な事などございましたら、お気軽にご相談ください！／
【0120-113-716】
※受付時間9：00～18：00
信頼できる業者の選び方
外壁塗装によるトラブルを防ぎたいなら、信頼できる業者に依頼することが大切です。
最後に、塗装業者を選ぶ際にチェックしておきたいポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
関連記事：ミヤケンが選ばれる理由
- デメリットをしっかり説明してくれる
事前に塗料や施工方法のメリットはもちろん、デメリットもしっかり説明してくれる塗装業者は信頼できると見て良いでしょう。
どんな塗料や施工方法にもデメリットは存在するものです。
デメリットを一切説明せず、良い点ばかりを話す業者は何かトラブルが起きても無責任な対応を取る可能性があるため、注意が必要です。
デメリットの説明をしてくれるか確認したい時は、「デメリットは何か」質問するのも1つの方法です。 - 専門知識がある
どんなに機能性の良い塗料でも、外壁材の種類や環境によっては相性が悪く、本来の機能を発揮できない場合があります。
建物に合った塗装をしたいなら、塗料はもちろん、外壁時や屋根材に対する専門知識が豊富な塗装業者に依頼することが大切です。
専門知識のある塗装業者は、質問に対しわかりやすい言葉で説明してくれます。
専門用語ばかり使う業者は、塗料や外壁の特性や性能をきちんと理解していない可能性があるため注意が必要です。 - 植物に関する相談にもしっかり対応してくれる
基本的に植物への養生や対策はすべて塗装業者が行います。
しかし、植物によっては養生方法によっては枯れたり、傷んだりすることがあるため、不安に感じることは全て打ち合わせ時に塗装業者に相談しましょう。
信頼できる業者であれば、植物に合った養生方法や対策をしっかりと説明してくれます。
また、植木鉢をどこに移動するのが良いのかなども、きちんとお客様の要望を聞いた上で対処してくれるでしょう。
反対に、きちんとどのように養生するのか、対策方法などを説明してくれない業者には注意が必要です。
不安や心配を解消した上で、塗装作業をしてくれる業者を選びましょう。
事前の対策で大切な植木や花も安心できる塗装工事にしましょう！
今回は、外壁塗装時に起こりやすいトラブル事例をはじめ、植木や花を守るための対策や事前に業者に確認しておきたいポイントをご紹介しました。
外壁塗装では、足場の設置時に木や葉を折ってしまったり、塗料が植物についてしまったりといったトラブルが発生する可能性があります。
大切な庭を守るためにも、外壁から60cm以上離す、養生をする、木の剪定をするなど、必要な対策を施しましょう。
また、万が一トラブルに発展した場合、どのような対応をしてくれるのか、事前に確認しておくことも大切です。
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