外壁塗装後に気泡のようなブツブツができている!ピンホールの正体や原因、対策はないの?
外壁塗装の施工終了後、しばらく経ってブツブツができていることに気付いた!なんて方はいませんか?
実は、このブツブツは決して珍しいものではありません。
塗装時の様々な要因が重なることで、気泡のような症状がでると言われています。
今回は、外壁塗装後にできたブツブツの正体や原因、対策についてご紹介します。
外壁塗装したばかりの方や、塗膜に気泡のようなものができている方や、原因や対策を知りたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
外壁塗装の後にブツブツができてしまった!この正体は何?
塗装後に、外壁の塗膜にブツブツができた場合、それはピンホールと呼ばれる現象でできた可能性が高いです。
ピンホールとは、針で穴を開けたような非常に小さな穴のことで、塗装してから1週間~10日ほどで生じる傾向にあります。
細かくて深い穴が開くためブツブツしたものに見え、見栄えを気にしてしまう方も多いでしょう。
ピンホールは、外壁全体に1個や2個程度の数であれば、そのままにしておいても特に問題はありません。
しかし、外壁全体や狭い範囲にいくつも見られた場合は施工不良の可能性があり、対策が必要です。
外壁にピンホールができてしまう原因
そもそも、なぜ外壁塗装したばかりなのにピンホールができてしまうのでしょうか?
ここではピンホールができる原因をご紹介します。
- 下地調整が正しくできていない
外壁塗装では、塗料を重ねて塗っていくための下地調整を行います。
下地調整では、高圧洗浄・ひび割れしている部分の補修・ケレン作業などを行うことで、その後に塗る塗料の密着度を高める効果があります。
下地調整は塗装の仕上がりを左右する重要な工程です。
しかし、下地調整が正しくできていないと、外壁に前の塗料や汚れなどが付着したまま塗装することになるので、せっかく新しい塗料を塗っても表面がブツブツして気泡が発生する可能性があるのです。
ピンホールだけでなく、早期に塗膜がはがれたり浮いてきたりする可能性もあります。
- 塗装時の天候や気温が適していない
ピンホールは、外気温が5度以下、また湿度が85%以上の日に塗装を行うと発生してしまう可能性が高いと言われています。
理由は、塗料の硬化が遅くなり、表面と内側が乾燥するスピードが異なってしまうからです。
気温が低すぎるのも適切ではありませんが、逆に気温が高すぎる時期も乾燥時間にムラができ、ピンホールが発生しやすくなってしまいます。
- 塗料の希釈率が間違っている
外壁を塗装する際には、塗料を希釈して薄めてから使用しなければなりません。
水やシンナーなどを混ぜて使用する塗料は、希釈率がメーカーによって決められているため、正確に希釈して塗料本来の効果を発揮できるようにする必要があります。
混合比の誤差が20%以上になると、塗膜性能に問題が発生しやすくなり、ピンホールができる可能性も高くなります。
- 厚く塗装し過ぎている
塗料は、薄く塗っても厚く塗ってもピンホールの原因になってしまう恐れがあります。
本来、塗料は規定の塗布量を守って塗装しなければなりません。
しかし、仮に塗料を厚く塗った場合、内側が乾燥しにくくなるため、気泡が発生しやすくなるのです。
外壁塗装は、塗装における正しい知識とスキルが必要です。
経験の少ない職人が塗装を行った場合は、知識不足や技術不足でピンホールが発生する可能性もあるでしょう。
- 塗料に適した道具を使っていない
塗装する際には、ローラー・刷毛・スプレーガンなどの道具を使って行います。
ローラーや刷毛などは手作業で行う工法となりますが、スプレーガン工法の場合は圧力調整や容器の汚れなど、使い方が適切でないとピンホールができやすくなります。
特にスプレーガン工法は難易度が高く、技術力のある職人にしか扱えません。
塗料によって適切な道具は異なるため、正しい塗装方法を熟知している業者に依頼する必要があります。
- 塗料の乾燥が不十分
外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りといったように3回に分けて塗料を重ねていきます。
このように重ねて塗ることで、塗膜をより強固なものにし、美しい仕上がりにできます。
それぞれ、塗装後は十分な乾燥時間を設けて、完全に乾いた状態で重ね塗りしていかなければなりません。
しかしまだ乾燥していない段階で重ね塗りすると、内側に含まれる空気が外に出ようとしてピンホールが発生してしまいます。
ピンホールは放置してもいいの?
外壁にピンホールができてしまったら、放置するのは良くありません。
そもそもピンホールが発生すると、外壁に小さな穴がたくさん開いているのが外から見えるため、お家の美観が損なわれてしまいます。
また、塗料の機能性も失われている可能性があります。
ピンホールは気泡によって小さな穴が開くことです。
放置すると、その小さな穴から雨水が浸入し、下地や外壁材、柱などを傷めてしまう可能性があります。
最悪の場合、建物内部の湿度が高くなり、白アリが発生する恐れもあります。
ピンホールは、直射日光が当たる場所で見つかりやすいです。
外壁のピンホールがたくさんあるようなら、建物の劣化を防ぐためにも放置せず、早急に対処するようにしましょう。
ブツブツが気になる!対策を知っておこう
ピンホールを見つけたら、放置せずに早めに対策を取りましょう。
ブツブツしたピンホールができた場合の対処法をご紹介します。
- 施工業者に相談する
最も有効な対処法は、外壁塗装を行った施工業者に相談することです。
ピンホールの主な原因は、施工業者が正しく塗装できていなかったことによる施工不良です。
放置すれば劣化を早めてしまうので、早急に連絡を取り、外壁を確認してもらってください。
ピンホールは、外壁塗装後の比較的早い段階で発生するので、施工不良として補修してくれる可能性があります。
誠実な施工業者であれば、ピンホールが発生している状況をきちんと確認した上で、適切に処理してくれるでしょう。
もし施工業者が対応してくれなかった場合は、消費生活センターをはじめとする第三者機関に相談することも検討してください。
対応してくれないからといって、自分でDIYするのはおすすめできません。
正しく補修できなければ、かえって外壁材や建物を傷めてしまう可能性があります。
多少費用がかかっても、適切な対策を取るようにしましょう。
- 保証書を確認する
施工業者に連絡する際には、手元にある保証書を確認しておきましょう。保証書には、施工業者が提供している保証に関する詳しい内容が記載されていま
す。
保証期間が定められており、保証期間内であれば無償で補修に応じてくれます。
仮に施工業者が対応してくれないといった時にも、保証書があれば武器となり主張しやすくなるでしょう。
スムーズな連絡を取るためには、事前に保証書を確認しておいて損はありません。
ピンホールが見られたら施工業者に連絡を!
塗膜に細かなブツブツが見られた場合は、ピンホールの可能性が高いです。
特に狭い範囲にいくつも発生している場合は、下地や外壁材に影響を及ぼしてしまうため、早急に補修しなければなりません。
ピンホールの原因は様々ですが、ほとんどの場合施工業者が正しく塗装できていなかったことによる施工不良です。
ピンホールは外壁塗装後1週間~10日ほどで発生します。
早い段階で気付けば、保証期間内で補修してもらえる可能性が高いので、早急に施工業者に相談するようにしましょう。
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