外壁塗装の中塗りと上塗りは間隔が大事!使用する色なども詳しく解説
上塗りと聞けば、なんとなく重ね塗りをすることといったイメージはあるかもしれません。
しかし、具体的にどんな工程なのか、どのような役割があるかを知っている方は多くないでしょう。
上塗りには一般的にあまり知られていない注意点もあります。外壁塗装を成功させるべく、十分な知識を身につけておきましょう。
今回は、中塗り・上塗りの重要性やそれぞれの役割について解説していきます。
外壁塗装に関する知識を深めたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事は約5分で読み終わります。
中塗りと上塗りの役割
まずは、外壁塗装する上で欠かすことができない中塗りと上塗りの役割から見ていきましょう。
- 中塗りの役割
中塗りは、外壁塗装の仕上がりを美しくしたり、塗料が持つ本来の性能を発揮させたりするために必要な工程です。
中塗りの段階で外壁に凸凹がない下地を作ることができれば、上塗りをきれいに塗れます。
また、塗料が持つ性能は中塗りと上塗りを行うことで発揮される仕様になっているものが多いです。
中塗りを省いてしまうと美観が損なわれてしまうだけではなく、早い段階で塗膜がはがれてしまう可能性もあります。
- 上塗りの役割
上塗りは、外壁の美しさを決定付ける工程です。
上塗りが結果的に美しさを決めると言っても過言ではありません。
下塗りと中塗りで土台を作ることも重要ですが、上塗りを丁寧に行うことはさらに重要な要素になります。
塗料が持つ働きを十分に発揮させるためにも、上塗りは必要です。
中塗りと上塗りのいずれかが欠けてしまうと、塗料本来の性能が発揮されにくくなってしまいます。
塗膜のはがれやすさにも直結するため、上塗りはしっかりと行わなければいけないのです。
中塗りと上塗りにはこのような役割があります。
適切な工程で作業をすることにより、使用する塗料が持つ本来の力を発揮するため、きちんと施工してくれる業者に依頼することが重要です。
中塗りと上塗りの間隔はどのくらい開けるのが適切?
外壁塗装では、ただ塗料を塗れば良いというわけではありません。
下塗り・中塗り・上塗りの間隔も守る必要があります。
塗料の種類によって使用する量や乾燥時間が異なります。
間隔が短くなってしまうと、本来の力が発揮されずにトラブルの原因になってしまう可能性もあるのです。
多くの場合、それぞれの作業を1日ずつ行い、下塗り~上塗りまで3日かけて行われます。
気温が高い時期ですぐに塗料が乾く場合は、1日で2つの工程を進める場合もあります。
また、雨が降っているなどの理由で延長してしまうなど、天候に左右される場合もあるでしょう。
適切な塗装の間隔は塗料によって異なるため、一概にどのくらいの間隔を開けるべきと言い切ることはできません。
しかし、中塗りから上塗りまでの期間はしっかりと乾燥させた方が良いため、すぐに上塗りをするような業者には注意してください。
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中塗りと上塗りの間隔が短すぎたり、長すぎたりするとどうなる?
中塗りと上塗りの間隔が短すぎたり、長すぎたりすると、トラブルの原因になりかねません。
続いては、どのようなトラブルが考えられるのかご紹介します。
- 間隔が短すぎる場合
中塗りから上塗りまでの間隔が短いと、乾燥時間が十分に確保されていないことになります。
乾燥時間が短いことで生じる不具合は、仕上がり直後に出てこないケースが大半を占めます。
そのため、乾燥時間の短さが不具合の原因だと判断しにくくなってしまうので注意が必要です。
後になって不具合が生じたとしても、気付いた時には保証期間を過ぎているといった事態もあり得ます。
そのため、適切な乾燥時間を確保できる作業工程を提示してくれる業者に依頼するのが安心です。
乾燥時間が短いと起こりやすい不具合には、縮みや膨れ、ひび割れなどが挙げられます。
縮みは、塗装の表面がしわのようになってしまう状態を指し、油性塗料を使った時に生じるケースが多いです。
ひび割れは、その名のとおり塗膜が割れてしまうことですが、弾性塗料を使うと抑制しやすいと言われています。
膨れは、塗装の内部に空気や水が入り込むことが原因で起こる症状です。
また、外壁が凸凹になってしまったり、光沢がなくなってしまったりする場合もあります。
住宅の美観を損なってしまうので、適切に施工してもらうことが重要です。
- 間隔が長すぎる場合
中塗りから上塗りまでの間隔が短すぎることでトラブルが生じると説明しましたが、長ければ問題が起こらないというわけでもありません。
塗料によって適正な感想事案が決まっているので、それを守ることが何よりも重要です。
塗装の間隔が長くなってしまうと、外壁にほこりなどが付着して上塗りで使う塗料の密着度が下がってしまうことが考えられます。
塗料の説明には、次の工程まで1週間以上あけないようにする旨も記載されています。
よほどの事情がないと1週間も間隔があくことはないと考えられますが、適切な乾燥時間を守ってもらいましょう。
乾燥時間を長くしてもメリットはありません。
中塗りと上塗りの間隔は、短すぎても長すぎても良いことはありません。
それぞれの塗料に定められている適切な乾燥時間を守らなければいけないのです。
塗料にはきちんと乾燥時間に関する説明も書かれているので、ご自身でもチェックし、塗装の間隔に問題がないか確認するようにしましょう。
中塗りと上塗りの塗料は同じ色を使う?
中塗りと上塗りで使う塗料は、同じ色を使うのが基本とされています。
しかし中には、色を変える業者もあるのです。
最後に、違う色の塗料を使う業者がいる理由についてみていきましょう。
- 色を変える業者がいる理由
中塗りと上塗りで塗料の色を変える業者も存在します。
外壁塗装業者は塗料を一斗缶で注文するのが一般的なので、余ってしまうことがあります。
余った塗料は基本的に産業廃棄物として処理するのですが、もったいないという理由で中塗りに使用する業者もいるのです。
処理費用や中塗り用塗料の仕入れ代金の節約につながるというメリットを業者側は享受(きょうじゅ)できます。
顧客への配慮というより、施工業者の都合で色が違う塗料を使うケースの方が多いと考えられます。
- 色を変えるデメリット
塗料の色を工程によって変えることによって生じるデメリットがあります。
デメリットには、
・色落ちした時に中塗りで使った塗料の色が浮いてくる
・塗膜の劣化スピードが早まる
・塗装のコストが高くなる
といった点が挙げられます。
色が濃い塗料を中塗りで使ってしまうと、経年劣化でその色が目立つようになり、美観を損なってしまう可能性が高いです。
在庫の塗料を使った場合は、色の相性を整えるために顔料を使うケースがありますが、顔料の割合が多くなると塗料本来の性能が損なわれて塗膜が劣化しやすくなるので要注意です。
在庫を使わずに塗料の色を変えるケースもあります。
その場合だと2種類分の塗料が必要になるので、結果的に費用がかさんでしまうのです。
中塗りと上塗りの塗料は、基本的に同じ色を使います。
異なる色を使うことで生じるデメリットも大きいので、できるだけそのような業者への依頼は避けるようにしましょう。
上塗りは塗装の重要な仕上げ工程です
外壁塗装で住宅の美観を取り戻すためには、工程をしっかりと守ることが重要です。
塗装の間隔を適切にあける必要があります。
また、中塗りと上塗りでは基本的に同じ色の塗料を使用します。
これらをしっかりと守ってくれる業者であれば安心して任せられ、施工の結果も満足度の高いものになるでしょう。
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現場調査・お見積もりは全て無料で行っておりますのでお気軽にご相談ください。
※ミヤケンでは中塗り=上塗り1回 上塗り=上塗り2回と表記しております。
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