ベランダは防水工事が必須!DIY よりもプロの業者に相談しよう
ベランダ防水とは、ベランダの床を防水性のある素材で覆い、防水性を高める工事のことです。
一般的な家のベランダはコンクリートや木材で出来ており、そのままでは家に水が染み込むため、表面が防水層で覆われています。
しかし、ベランダは経年劣化により防水層がはげてきてしまうものです。
そのため、劣化したら防水工事をしなければなりません。
今回は、なぜベランダに防水工事をしなければならないのか、DIYでの防水工事がNGな理由について詳しく解説していきます。
ベランダで行う防水工事の特徴
初めに、ベランダで行う防水工事の特徴についてご紹介します。
ベランダには庇や軒下があるものの、屋外に位置するため紫外線と雨の影響を受けてしまいます。
防水工事をしないままだと雨漏りしてしまったり、床に水が溜まったり、カビや藻が繁殖する恐れがあります。
また、床のはがれやひび割れなどのトラブルも発生しやすくなるでしょう。
このようなトラブルを未然に防ぐためにも、防水工事を行う必要があります。
ベランダで使われている防水工事の種類
次に、ベランダで使われている防水工事の種類をご紹介しましょう。
防水工事の種類は、以下の3つです。
- FRP防水
FRP防水は、シート状の防水繊維を敷いて防水対策を行う工事です。
FRPシートを敷いて上からトップコートでシートを保護し、乾燥させます。
軽量かつ強度があり、ベランダに向いている防水方法として使用されています。
強度があるためベランダをたくさん歩いても劣化しにくく、軽さゆえに建物への負担もありません。
乾燥時間も少なく済むので、工期が1~2日と短いこともメリットです。
ただし、木製の広いベランダや金属製のベランダには向いていません。
また、他の防水方法よりもメンテナンスの手間がかかります。
- シート防水
シート防水は、塩化ビニル製やゴム製などのシートを床に貼り付けて防水対策を行う工事です。
接着材を使ってシートを貼る方法と、機械で溶着させる方法があります。
日差しに強い素材のため、紫外線に強いことがメリットです。
トップコートを塗り直す必要はありませんが、約15年で防水シートごと交換が必要です。
また、平らな面への施工に向いており、凹凸がある床には施工できません。
- ウレタン防水
ウレタン防水は、ウレタン樹脂液を塗って防水対策を行う工事です。
シートではなく液状なので、床の形に関わらず施工できることや継ぎ目ができないことがメリットです。
また、床の素材との兼ね合いも心配は不要です。
何度もウレタン樹脂を重ねて施工するため手間がかかり、工期が長くなってしまいます。ベランダの防水工事ではFRP防水とウレタン防水の2つに限り、トップコートの塗り替えによるメンテナンスも可能です。
FRP防水とウレタン防水では、防水層をトップコートでコーティングする防水処理が行われています。
経年劣化で床が剥げてきたり劣化してきたりしたら、防水層が傷んでなければトップコートの塗り直しのみで問題ありません。
5年を目安にトップコートを塗り直すことで、防水効果が長持ちしてトータルで見たコストパフォーマンスが良くなります。
ベランダの防水工事にかかる費用の目安
次に、ベランダの防水工事にかかる費用の目安もご紹介します。
- FRP防水:7,500円~(1㎡あたり)
- シート防水:8,000円~(1㎡あたり)
- ウレタン防水:7,000円~(1㎡あたり)
大きさにもよりますが、一般的なベランダの費用相場は上記のとおりです。
ベランダの形状や素材、求めるメリットと相談して工事の方法を決めることをおすすめします。
ベランダの防水工事を依頼する目安は?
ベランダの防水工事を依頼する目安もご紹介します。
- トップコートのはがれ
FRP防水とウレタン防水は、防水層の上にトップコートによるコーティング処理が施されています。
トップコートも、雨や紫外線による経年劣化で次第に剥がれてきてしまいます。
トップコートがはがれて床の色が変わってしまっていたら、防水工事を検討しましょう。
また、防水工事を行ってからまだ1年しか経っていないにも関わらずトップコートが剥がれてしまったら、施工不良が考えられます。
施工不良の可能性がある場合も、業者に見てもらいましょう。
- ひび割れ
床がひび割れているのは、目に見えて分かりやすい劣化症状です。
ひび割れているほど防水層の深くまでひびが入ってしまっています。
ヘアークラック程度であればまだ工事を依頼しなくても問題ありませんが、0.3mm以上ひび割れている場合には、防水工事を依頼しましょう。
- 防水層の膨れ
防水層が膨れてしまっている場合にも、防水工事が必要です。
僅かな隙間やひび割れから水が浸入し、内部に水が入り込むことで防水層が膨れてしまいます。
膨れてしまった防水層は、塗膜がはがれてしまいます。
防水効果が失われてしまうため、ベランダの防水工事を依頼しましょう。
- 水たまり
勾配が足りなかったり、排水溝が詰まっていたりすると、ベランダの床に水たまりができてしまうこともあります。
水たまりができたままで排水できない状態の場合、ベランダに何か異常があるかもしれません。
業者にベランダの状態を見てもらって異常を直してもらいましょう。
- 雨漏り
ベランダから階下に雨漏りしてしまっている場合には、早急に業者に工事を依頼してください。
ひび割れ漏水やドレン漏水により、雨漏りしてしまうことがあります。
しかし、雨漏りする前にひび割れや膨れ・はがれといった劣化症状が見られるので、劣化症状が現れた段階で早めに工事を行っておくことが大切です。
防水工事を依頼するベストな方法とDIY防水工事がNGな理由は?
ベランダの防水工事は、防水工事を専門としている会社や外壁塗装会社、リフォーム会社・ハウスメーカーに相談・依頼ができます。
ハウスメーカーに依頼するメリットは、家の構造や素材を理解しているので工事しやすいことです。
しかし、下請けに防水工事を依頼するハウスメーカーが多く、その場合には費用が高くなります。
ベランダ以外にもリフォームを検討している場合は、リフォーム会社に防水工事も依頼するとまとめて依頼できるので便利です。
外壁塗装会社への依頼は、外壁塗装や屋根塗装工事を行う際におすすめです。
外壁塗装工事や屋根塗装工事と一緒に防水工事を依頼することで、手間がかからず費用も抑えやすいでしょう。
既に雨漏りで困っている場合やベランダの形状が特殊な場合、安心して工事を依頼したい場合には、防水工事を専門に行っている会社への依頼がおすすめです。
防水工事は基本的にプロの業者へ依頼した方が良いですが、なぜDIYでの防水工事はおすすめできないのでしょうか?
その理由は、ベランダの防水工事は専門性が高い工事となっており、自分で行うには危険が伴うためです。
問題なく防水工事ができたとしても、施工不良で後から雨漏りなどのトラブルに発展する場合もあります。
余計な修繕費用をかけないためにも、DIYでの防水工事はやめましょう。
ベランダの防水に経年劣化の症状が見られたらお早目の対策を
今回は、ベランダの防水工事についてご紹介しました。
ベランダは雨の影響を受けやすいため、防水工事が必須です。
防水工事をしないままだと、雨漏りや水たまり、藻・カビの繁殖などのトラブルにつながります。
防水工事の方法はFRP防水・シート防水・ウレタン防水の3つですが、トップコートを塗り直してメンテナンスをする方法もあります。
ベランダの素材や形状だけでなく、求めるメリットを把握した上でどの防水工事を行うか検討しましょう。
また、適切なタイミングで工事を行うことで、メンテナンス費用も抑えられます。
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