外壁塗装は1回塗りでも大丈夫?3回塗りが基本とされる理由と確認方法を紹介
2026.09.24公開 2026.09.30更新 塗装の基礎知識

外壁塗装は1回塗りだけでは仕上げられず、下塗りと上塗り2回を重ねる「3回塗り」が原則です。
1回塗りでは塗膜の厚みが足りず、本来の耐久性や防水性を発揮できません。
創業27年・累計3万5,000棟以上の実績を持つミヤケンでも、外壁塗装は「下塗り・上塗り2回」の3回塗りを標準仕様としています。
本記事では、3回塗りが基本とされる理由や各工程の役割、乾燥時間、例外となる塗り回数、見積書や作業記録で施工内容を確かめる方法を解説します。
群馬県内での施工事例も取り上げますので、ぜひ適切な工事計画や見積もり比較の参考にしてください。
外壁塗装は1回塗りでは仕上がりません
外壁塗装は、外壁に塗料を1度塗るだけで完成する工事ではありません。
一般的には、下塗りと上塗り2回を重ねて仕上げます。
1回塗りでは、塗膜の厚みや密着性が十分にならないおそれがあります。
まず押さえておきたいことは、以下の2つです。
- 外壁塗装の基本となる3回塗り
- 1回塗りで不足する塗膜の厚み
塗る回数だけでなく、それぞれの工程で役割が異なることを知ると、見積もり内容も判断しやすくなります。
外壁塗装の基本となる3回塗り
一般的な外壁塗装では、下塗り、上塗り1回目、上塗り2回目の3回塗りで仕上げます。
上塗り1回目は中塗り、2回目は仕上げ塗りと呼ばれることもあります。
ミヤケンの外壁塗装コミコミ安心パックも、原則として外壁塗装3回塗りです。
下塗りで外壁と上塗り材を密着させ、上塗りを重ねてメーカー規定の塗布量を確保します。
塗料の性能は、商品ごとに定められた施工方法を守ってこそ発揮されるものです。
塗料によっては正式な2回塗りもあるため、回数だけで判断するのは避けてください。
使用する塗料に定められた工程や塗布量まで確かめることが肝心です。
1回塗りで不足する塗膜の厚み
1回塗りでは、塗料メーカーが想定する塗膜の厚みを確保しにくくなります。
塗膜が薄いと、外壁を保護する力が十分に発揮されず、色ムラや塗り残しが目立つ原因にもなりかねません。
下塗りを省いて上塗り材だけを塗った場合は、外壁との密着が弱まり、はがれや膨れにつながるおそれがあります。
ミヤケンでも、上塗りではメーカー規定の塗布量を守って塗装しています。
塗料を1回塗れば表面の色は変わりますが、見た目だけで仕上がりを判断するのは適切ではありません。
決められた工程と塗布量を守り、均一な塗膜を作ることが外壁を保護するうえで大切です。
外壁塗装の3回塗りで行う工程ごとの役割
3回塗りは、同じ作業を単純に3回繰り返すものではありません。
下塗りと、そのあとに行う2回の上塗りには、それぞれ異なる役割があります。
工程ごとの意味を理解するために、以下の2つに分けて見ていきましょう。
- 下地と塗料を密着させる下塗り
- 同じ色を2回重ねる中塗りと上塗り
どれか1つを省くのではなく、各工程を適切に重ねることで、塗料の性能を引き出しながら均一な仕上がりを目指せます。
下地と塗料を密着させる下塗り
下塗りは、外壁材と上塗り塗料を密着させるための工程です。
ミヤケンでは、下塗り材を「接着剤の役割を果たす塗料」とご説明しています。
外壁材の種類や状態によって使う下塗り材は異なり、上塗り材との相性を考えて選ぶのが基本です。
下塗りが不足すると、上塗りが外壁に密着せず、仕上がりや耐久性に影響する場合があります。
外壁の傷みが進んでいると塗料を吸い込みやすいこともあるため、表面の状態を確認したうえで施工することが欠かせません。
見積もりでは上塗り塗料だけでなく、使用する下塗り材の名称や役割も確認しておくと、工事内容を把握しやすくなります。
同じ色を2回重ねる中塗りと上塗り
中塗りと上塗りは、仕上げ用の塗料を2回重ねて塗膜を整える工程です。
ミヤケンでは、上塗り1回目と2回目に同じ色の塗料を使用しています。
これは、塗装から年数が経って表面が色あせたときに、下地の色が透けて見えるのを防ぐためです。
同じ色だと塗った場所が分かりにくいように思えますが、2回重ねることで生じるツヤの違いを職人が見極めながら進めるため、塗り残しの心配はありません。
1回目でメーカー規定の塗布量を守って塗り、2回目では塗り残しや色ムラがないか丁寧に確かめながら仕上げます。
同じ塗料を重ねることには、見た目を整えながら塗膜を均一に仕上げる意味があります。
塗り重ねにかかる時間と例外となる塗り回数
塗り回数を守っていても、前の塗装が乾く前に次の塗料を重ねれば、適切な施工とはいえません。
一方で、すべての塗料が必ず3回塗りとは限らず、製品によって指定回数が異なります。
判断するときは、以下の2つに分けて考えます。
- 塗り重ねに要する乾燥時間
- 2回塗りや4回塗りで仕上げる場合
それぞれ見ていきましょう。
塗り重ねに要する乾燥時間
塗り重ねるまでの乾燥時間は、使用する塗料や気温、湿度などによって変わります。
そのため、「中塗りから上塗りまでは必ず何時間」と一律に決められません。
ミヤケンでも一律の時間を機械的に定めず、塗膜が完全に乾燥するタイミングを見極めて塗り重ねています。
高圧洗浄後もすぐに塗装へは入らず、下地を乾かすため約1日の乾燥期間を設けるのが基本です。
雨の日は基本的に工事を休み、施工内容によっては高圧洗浄を行う場合があります。
1日に3回塗れるかは日数だけで判断せず、塗料ごとの施工条件を確認することが大切です。
2回塗りや4回塗りで仕上げる場合
外壁塗装は3回塗りが基本ですが、製品の仕様によっては2回塗りが正しい場合もあります。
ミヤケンでも、フッ素クリヤーやスーパーウレアコートは仕様に合わせた2回塗りプランです。
そのため、2回塗りという数字だけで手抜き工事と判断するのは適切ではありません。
一方、屋根塗装コミコミ安心パックでは、下塗り2回と上塗り2回の合計4回塗りを採用しています。
屋根材によって3回塗りになる場合もあります。
塗る回数を増やせばよいわけではなく、外壁材や屋根材、塗料に定められた施工方法に合わせることが基本です。
見積もりでは、回数の根拠も確認してください。
塗り回数を守った工事か確かめる方法
外壁塗装は完成すると各層が見えなくなるため、工事後に塗り回数だけを目視で確かめるのは困難です。
そこで、契約前と施工中の両方で記録を確認することが役立ちます。
確認する方法は、以下の2つです。
- 見積書で塗料名と塗り回数を確かめる
- 作業写真付きの報告書を受け取る
詳しく見ていきましょう。
見積書で塗料名と塗り回数を確かめる
見積書では、外壁塗装の金額だけでなく、使用する塗料の商品名と塗り回数を確かめましょう。
「外壁塗装一式」のようにまとめられていると、下塗り材や上塗り材、施工回数を判断しにくくなります。
3回塗りのプランであれば、下塗りと上塗り2回がどのように記載されているかを見ることがポイントです。
同じ3回塗りでも塗料によって施工条件は異なるため、塗料名が分かればメーカーの仕様と照らし合わせやすくなります。
複数社を比べる場合も、金額だけでなく工程の内訳までそろえて確認してください。
作業写真付きの報告書を受け取る
塗装工事では、施工中の記録を残してもらうと、完成後も工程を確認しやすくなります。
下塗り、上塗り1回目、上塗り2回目の写真があれば、各工程を振り返ることが可能です。
ミヤケンでは、担当職人が作業終了後に毎回「塗り替え交換日記」を記入し、工事の進み具合を共有しています。
屋根塗装のコミコミ安心パックでは、作業写真付きの報告書を提出しています。
写真だけでなく作業日や内容も記録しているため、塗り回数も確かめやすくなります。
アステックペイントと共同開発した「極(きわみ)塗料シリーズ」
ミヤケンの極(きわみ)塗料シリーズは、アステックペイントと共同開発したオリジナル塗料です。
極コート無機は、外壁塗装の上塗り材として使用し、耐久年数は26〜30年、工事保証は15年です。
無機成分と次世代フッ素樹脂を組み合わせ、耐候性や低汚染性、防カビ・防藻性などを備えています。
ミヤケンの極コート無機プランは、30坪で87万7,800円〜(税込概算)です。
塗料の性能だけでなく、メーカー規定の施工方法を守って塗ることも欠かせません。
極コート無機を使った群馬県内の施工事例
高崎市浜尻町W様邸では、外壁に極コート無機を使用した3回塗りを行いました。
2025年4月23日に下塗り、4月25日に上塗り1回目、4月28日に上塗り2回目を施工しています。
上塗りは同じローズグレイ9011を使い、3分ツヤで仕上げました。
工事期間は2025年4月16日〜5月1日、工事費の総額は116万円です。
施工前は外壁のひび割れや汚れ、劣化を気にされていました。
3回の塗装を1日で終わらせず、乾燥時間を確保して日を分けて丁寧に塗り重ねています。
群馬県と埼玉県で外壁塗装をお考えならミヤケンにお問い合わせください
ミヤケンでは、建物診断から見積もり提出まで無料で対応しており、お見積もり後に必ず契約する必要もありません。
年間1,500棟以上、創業から27年間で累計3万5,000棟以上の塗り替え実績があり、塗料に応じて最長15年の工事保証をお付けしています。
1回塗りになっていないか、塗料ごとの回数が分からない場合も、見積書を見ながら丁寧にご案内します。
工事内容や費用で迷ったときは、ミヤケンへお気軽にお問い合わせください。
まとめ:外壁塗装の1回塗りを避けて長く安心できる住まいに
外壁塗装は、下塗りと上塗り2回を重ねる3回塗りが基本です。
1回塗りでは塗膜の厚みや密着性を確保しにくく、塗料本来の性能を発揮できないおそれがあります。
ただし、メーカーが2回塗りを指定する塗料もあるため、回数だけで施工の良し悪しを決めるのは適切ではありません。
見積書で塗料名と塗り回数を確かめ、工事中は写真や作業記録も確認してください。
塗料ごとの施工方法を守った工事を選び、外壁を長く安心して維持できる状態を保ちましょう。
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