ブラウン系でおしゃれな外壁に！メリット・デメリットや塗装のポイントをご紹介
外壁用の塗料には様々な色がありますが、その中でもブラウン系は人気があります。
ブラウン系の塗料には、一体どのような魅力やメリットがあるのでしょうか？
また、外壁塗装で採用する際は失敗を防ぐためにデメリットを知っておくことも大切です。
そこで今回は、外壁塗装でブラウン系が選ばれる理由から塗装の注意点、おしゃれに仕上げる配色例まで解説します。
お色選びでお悩みの方は外壁塗装の参考にしてみてくださいね。
この記事は、約6分で読み終わります。
外壁塗装でブラウン系が人気の理由とは？
数ある色の中でもブラウン系は非常に人気の高い外壁カラーであり、外壁塗装でもよく選ばれています。
外壁塗装で選ばれやすい理由には、以下の3点が挙げられます。
- 落ち着いた雰囲気が魅力
ブラウン系は全体的に落ち着いた雰囲気を持つ色です。
住まいといえば、住む人が安らげる場所であるため、外観も落ち着いた印象にしたいためにブラウン系が選ばれるケースは多いです。
さらに、木に近い色であることから、木調やナチュラルな雰囲気を好む人にも人気があります。
- ブラウンといっても色々な色がある
一口にブラウンといっても、濃淡の違いで様々な色があります。
重厚感のあるダークブラウン、少し赤みのあるレッドブラウン、明るく優しい印象のあるライトブラウンなど、同じブラウンでもそれぞれ雰囲気が異なります。
家のテイストや好みに合わせてブラウンの外壁に仕上げることが可能です。
- 景観に馴染みやすく万人受けしやすい
ブラウンは土や木といった自然を連想させる色であるため、景観に馴染みやすい特徴があります。
特に緑豊かな環境とマッチする色です。
また、全体的に落ち着いた色だからこそ、奇抜さがなく毛嫌いする人が少ない色であることも特徴です。
色味によっては高級感やかっこよさを演出でき、シンプルでありながらおしゃれな外壁にできます。
ブラウン系で外壁塗装をするメリット
ブラウン系の塗料で外壁塗装をすることには、以下3点のメリットがあります。
- ダーク系でも暗い印象に与えにくい
ダークブラウンのような濃い色は、黒寄りの色となります。
しかし、黒に比べて暗い印象になりにくいことがブラウン系のメリットです。
ブラウンは赤やオレンジなど暖色系になるため、濃い色でもどこか明るさや温かみがあります。 - 汚れが目立ちにくい
色の濃さにもよりますが、ブラウン系の外壁だと汚れが目立ちにくいこともメリットです。
泥やカビなどで外壁が汚れていると、どんなにおしゃれな外観でも古さや不潔な印象を与えてしまいます。
濃いブラウン系の外壁なら汚れが目立ちにくいので、長期にわたって綺麗な外観を保つことが可能です。 - 様々な色と合わせやすい
外壁塗装ではツートンカラーにしたり、アクセントカラーを取り入れたりするケースが多いです。
ブラウン系も単色ではなく、複色で外壁塗装が行われることが多いです。
そこで悩みがちなのが組み合わせる色選びですが、ブラウン系は多くの色と使用が良い色となっています。
そのため、配色も難しく考えずに選べるでしょう。
ブラウン系で外壁塗装をするデメリット
万能なブラウン系の塗料にもデメリットが存在するので、確認しましょう。
- ありきたりな印象になりやすい
ブラウン系は採用率が高い色だからこそ、ありきたりな外観になってしまう可能性があります。
落ち着きのある雰囲気は魅力的ですが、赤や青などの色と比べると個性やインパクトには欠けてしまう可能性があります。
他の家と差別化したい時は、配色に工夫が求められるでしょう。 - 室内温度に影響が出る可能性がある
濃いブラウンは黒と同じく太陽の光を吸収する性質を持ちます。
そのため、外壁に採用すると表面温度が上がり、その影響は室内にも及ぶ可能性があるでしょう。
室内の温度が上がれば、冷房のパワーを上げる必要があり、電気代が高くなる原因にもなってしまいます。
日当たりが良い立地でブラウン系を採用する際は、できるだけ明るい色にしましょう。
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外壁塗装でブラウン系を選ぶ時に気を付けること
外壁塗装の色選びで失敗するケースは珍しくありません。
ブラウン系に塗装をすると決めているのであれば、以下のポイントに注意してください。
- 近所の家との調和に考慮する
ブラウン系は景観と馴染みやすい色ではありますが、近所の家の外壁カラーによっては向かない可能性があります。
例えば、周りの家が白やベージュなど淡い色を使った家が多いところでは、濃いブラウンの外壁は周囲から浮いてしまいます。
色味を選ぶ際は、周囲の家の色も加味するようにしましょう。 - サンプルは大きな面積で確認する
外壁塗装では、実際に色を塗ってみるとイメージと違ったというケースが少なくありません。
濃い色は、面積が大きくなるほど明るく見える性質があります。
そのため、小さなサンプルで見た色でイメージしてしまうと、実際の仕上がりとギャップが生じてしまう可能性があるのです。
できるだけ大きなサンプルをもらって、色味を確認することが大切です。 - 屋外でサンプルを確認する
サンプルは大きいものを見るだけではなく、屋外で確認することもポイントです。
室内の照明と太陽の光では色の見え方が少し異なるため、これも理想の色に仕上がらない原因の一つになります。
外壁は外に面しているものなので、サンプルも屋外で確認したほうがより正確に色味を把握できます。 - カラーシミュレーターで全体的なイメージを明確にする
好みの色が決まったら、カラーシミュレーターを使って全体イメージを明らかにしましょう。
実際どのような印象に仕上がるのかは、塗ってみないとわかりません。
しかし、カラーシミュレーターによりある程度イメージできていれば、イメージとは違う塗装になることを回避できます。
外壁塗装業者を選ぶ際は、カラーシミュレーターを行ってくれるかどうかを確認してみてください。
ブラウン系で外壁をおしゃれにする配色例
ブラウン系は様々な色と相性が良いものの、実際にどの色を組み合わせればおしゃれになるのか知りたい方は多いでしょう。
最後に、ブラウン系と特に相性の良い配色例をご紹介するので、外壁塗装の参考にしてください。
- ブラウン系でまとめる
無難に仕上げたいのであれば、ブラウン系で統一するのがおすすめです。
薄目のブラウン同士を組み合わせれば明るく優しい印象に、濃い目のブラウン同士を組み合わせればスタイリッシュな印象にできます。
ダークブラウンに中間色のブラウンや薄いブラウンを組み合わせてもまとまりがあります。 - ブラウン×白
ブラウンと白も王道の組み合わせです。
濃いブラウンに白を加えることで、清潔感や明るい印象を与えられます。
ただし、白は汚れが目立ちやすい色である点に注意しましょう。 - ブラウン×クリーム
暖色系であるクリーム色ともブラウンはマッチします。
白同様に明るい印象にすることが可能です。
黄色に近い色なので、ポップな雰囲気や優しい雰囲気を出したい時に適しています。 - ブラウン×黒
高級感や重厚感のある外観にしたい時は、黒がおすすめです。
ブラウンを取り入れることで、黒が入っていても重苦しい印象を与えません。
どちらも目立つ色なので、周辺環境と調和がとれるかどうかを確認して採用しましょう。
また、太陽の光を吸収しやすい色なので、日当たりのよい立地には向かない配色です。
画像引用：https://astecpaints.jp/popular-color-construction/ ▼ミヤケンで実際に「ブラウン」を使用して施工したお家はコチラ▼
【ブラウンを使用した施工事例】
落ち着いた雰囲気のブラウン系色でオシャレな外壁に！
ブラウン系はナチュラルな雰囲気からシックな雰囲気まで演出でき、無難に取り入れられることから人気があります。
外壁塗装をするにあたって、塗料の色選びに悩んだ時はブラウン系を検討してみると良いでしょう。
ただし、ブラウン系にもデメリットがあることを理解し、我が家の環境に適した色であるかどうかを確認して採用するようにしてみてくださいね。
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