先日、弊社のチラシをご覧になったお客様から「お家を建ててから年数が経ち、そろそろメンテナンスが必要がと思うので調査をしてほしい」とのお問い合わせをいただき、現場調査に伺いました。
今回のお家では、屋根にアスファルトシングル、外壁に左官仕上げのモルタルを使用していました。
この記事では、それぞれの劣化症状と適切なメンテナンス方法についてご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください！

■屋根の調査

まず、アスファルトシングルについて簡単に解説させていただきます。
アスファルトシングルとは、ガラス繊維の素材にアスファルトを配合して作ったプレートに、細かい石粒でコーティングした屋根材です。
耐久年数は10年から30年ほどといわれています。※環境によって異なります。
主にアメリカやカナダで使用されている屋根材で、軽量で価格も安く施工しやすいため、最近は日本でのシェア率も高まってきました。

早速調査をしていくと、全体的にコケや藻の付着が確認できました。

コケや藻は、紫外線や雨風によって塗膜が劣化して防水性が低下し、水はけが悪くなることによって発生します。
コケが生えることによって、屋根は常に水分を含んだ状態になり、屋根材自体が脆くなってしまいます。
そのまま放置すると、お家の内部までお水が浸透し、防水シートや木材まで腐ってしまう恐れがあります。
まずは、高圧洗浄で屋根材の表面をきれいにしてから、塗装を施すことで元の防水性を取り戻す必要があります。

■外壁の調査

続いて外壁の調査をしていくと、コケの発生が確認できました。

外壁のコケも屋根と同じように、経年劣化による防水性の低下によって発生します。
外壁の場合は、美観を損ねるだけでなく、コケが放出する胞子によってアレルギーを発症させる恐れもあります。
そうなる前に、高圧洗浄でコケを洗い落とし、塗装メンテナンスをすることが必要です。

さらに他の外壁面を調査していくと、ひび割れが確認できました。

ひび割れは、地震などの揺れの影響で発生してしまいます。
特にモルタルで施工した外壁は、衝撃を吸収するコーキングがあるサイディングやALCと違って緩衝材の役割をするものがないので、ひび割れが起きやすいです。
ひび割れを放置すると、長い時間をかけて雨水がじわじわと浸透していき雨漏りが発生して、お家の躯体を傷めてしまいます。
幅が大きなひび割れですと、コーキング剤を打ち込んで隙間を埋めてから塗装をする必要があります。
しかし、今回ほどのひび割れであれば、塗装を施すことでひび割れの補修もできますのでご安心ください！

■庇屋根の調査

最後に、庇屋根の調査をしていくと、色あせ・汚れが確認できました。

色あせは、紫外線や雨風に長期間さらされ、塗膜が劣化した時に発生する初期の症状です。
また、塗膜が劣化したことにより、汚れが付着しやすくなっている状態です。
放置すると、最悪の場合は腐食にまで発展し、庇屋根に穴が開いたり崩れたりする恐れもあります。
色あせが確認できた段階で、表面を整えるケレン作業をした後、防さび性に優れた塗料で塗装を施して防水性を取り戻しましょう。

以上で今回のお家の現場調査は終了しました。
後日、屋根外壁塗装と付帯部塗装の4プランをご提案し、私たちに工事をお任せいただくことになりました。
お客様の大切なお家の美しくするために、心を込めて工事を行ってまいります！

私たちが行っている塗装工事の目的は、見た目をきれいにするだけでなく、しっかり防水をすることでお家を長持ちさせることにあります！
どんなに些細なことでも、お家について何か気になることがありましたら、ぜひ一度ミヤケンまでご相談ください！
お客様のご要望に合わせたプランをご案内させていただきます。
建物調査からお見積もり作成まで完全無料ですのでご安心くださいませ！

また、ミヤケンでは塗装工事について学ぶ勉強会として、塗装セミナーを開催しています。
「工事をするかどうかわからない」「とりあえず話を聞くだけ」という方も大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください！

▼セミナーについてはコチラ▼

無料セミナー申し込みをする

▼WEB申し込みは24時間・深夜でも受付中！オレンジ色のボタンを押してください▼

WEBで無料相談・見積もり依頼をする

▼お電話でのお見積もり依頼をご希望の方はコチラ▼
フリーダイヤル【0120-113-716】
※営業時間9：00～18：00です。時間外は留守電にてご対応しております。

▼塗装について直接お店でご相談をしたい方はコチラ▼
【ご来店予約】
※来店予約は24時間受付しております。
営業時間は9：00～18：00です。

▼ミヤケン浦和店▼
埼玉県さいたま市桜区栄和4丁目2-4