さいたま市見沼区にて築20年！屋根のコケと外壁のチョーキングが気になるお家の調査に伺いました。

先日、弊社のチラシをご覧になってお客様から「屋根のコケと外壁の劣化が気になっている。」とのお問い合わせをいただき、現場調査に伺いました。
今回のお家では、屋根にスレート、外壁にサイディングを使用していました。
この記事では、お家の劣化症状とそれぞれに対する適切なメンテナンス方法についてご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください！

この記事は、約4分で読み終わります。

■屋根の調査

早速、屋根から調査をしていくと、コケの発生が確認できました。

コケは、紫外線や雨風によって塗膜が劣化し、防水性が低下したことで水はけが悪くなると発生します。
屋根にコケが発生していると、雨が降った際に雨水が滞留しやすくなり、屋根材自体にお水が浸透すると耐久性が低下してしまいます。
耐久性の低下によってひび割れや欠けが発生すると、雨漏りに繋がる恐れがあるため、コケが確認できた時点で早めにメンテナンスを行いましょう。
コケの場合は、高圧洗浄で表面をきれいにした後、塗装を施して防水性を取り戻してあげることが必要です。

■外壁の調査

続いて、外壁を調査するために、チョーキング現象が発生していないか確認していきました。
チョーキング現象の調査方法は簡単で、外壁に指先をこすりつけ、指先が白くなるか否かで確認することができます。

早速、外壁に指先をこすりつけると、指先が白くなりチョーキング現象が確認できました。

チョーキング現象は紫外線や雨風によって塗膜が劣化し、塗料に含まれる顔料が表面に露出している状態です。
これは、塗膜の防水性が低下している証拠ですので、放置するとコケの発生や汚れの付着に繋がる恐れがあります。
コケや汚れはお家の美観を損ねるだけでなく、外壁材自体の耐久性を低下させてしまい、ひび割れや欠けが発生する危険性があります。
お家を美しい状態で保つためにも、チョーキング現象が確認できた時点で、高圧洗浄と塗装メンテナンスを行いましょう。

■コーキングの調査

さらに、外壁目地のコーキングを調査していくと、破断が確認できました。

コーキングは紫外線によって劣化し、収縮・硬化を繰り返してその動きに耐えることができなくなると、ひび割れや破断が発生します。
コーキングの破断を確認すると、すぐに雨漏りしてしまうのではないかと思われる方もいらっしゃいますが、外壁材の下には防水シートがありますので、その心配はありません。
しかし、防水シートも経年によって劣化していきますので、破断が確認できた時点で早めに補修を行いましょう。
今回のようにサイディング外壁の場合は、既存のコーキングを撤去したあと、密着性を高めるプライマーを塗布し、新しいコーキング材を打ち込むことで、お水の浸入を防ぐことができます。

■庇屋根の調査

最後に、お家の付帯部である庇屋根を調査していくと、色あせが確認できました。

これは、紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化し、防水性が低下している状態です。
このまま放置すると、庇屋根表面の板金部分を保護している塗膜が機能しなくなり、さびや腐食の原因になります。
さびや腐食が進行して、板金に穴が開いてしまうと、そこから雨水が侵入して雨漏りが発生してしまう危険性があります。
これらは放置しても自然に直ることはないので、まずケレンを行って表面を整えた後、さびを防止する塗料を塗布して金属専用の塗料で塗装を施すことが必要です。

以上で、今回の現場調査は終了しました。
後日、お家の状態に合わせた、屋根外壁・付帯部塗装工事の４プランをご提案することになりました。

お家を美しい状態で長持ちさせるために、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。
普段生活しているだけでは気が付かないような小さな劣化から、だんだんとお家全体に広がっていきます。
早めの段階でメンテナンスを行うことが、将来的に補修費用を抑えるポイントにもなります。
ですので、少しでもお家のことで気になることがあったら、決して放置せずにまずはミヤケンまでご相談ください！
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