さいたま市南区にお住いのお客様から、屋根外壁塗装のお見積もりご依頼をいただき、現場調査に行ってきました。
今回のお家は、ハウスメーカーのミサワホームさんで建てた3階建ての住宅です。
最適なお見積もりをご案内するため、しっかりと調査していきました！

屋根の調査

今回のお家ではノンアスベスト屋根が使用されていました。
まずは、ノンアスベストとは何かご説明いたします。
ノンアスベストの屋根材はアスベストが含まれていない屋根材のことで、アスベストが含まれている屋根材に比べ割れやすいです。
屋根の上で作業をしたり、高圧洗浄時の水圧により屋根材が破損してしまうなんてこともありますので、塗装工事はおススメできません。

前置きが長くなりましたが、早速調査していくと太陽光パネルが乗っていました。

基本的に太陽光パネルが乗っている屋根は、パネルが乗っていない部分のみを塗装します。
しかし、今回は塗装をオススメしない屋根材のため一度太陽光パネルを外してカバー施工をする必要があります。
こちらの動画でも紹介してますので、是非ご覧ください！

外壁の調査

今回のお家ではサイディングが使用されていました。
外壁塗装のサインでもあるチョーキングを確認していきましたが、確認されませんでした。

外壁のデザイン性もありますので、クリヤー塗料を使用して外壁の防水性を維持するのもありですね。
次に別の外壁面をみていくと、一部汚れの付着が確認出来ました。

これは、換気口から長年排出されたものが外壁に付着して汚れとして残っている状態でしょう。
前述でクリヤーもいいですねとお話しましたが、こうしてみると汚れが付きにくい「低汚染塗料」を使用して汚れを防ぐことも視野に入れた方がよいですね。
いずれにしても、どちらの塗料を塗装する際も高圧洗浄で綺麗に汚れを洗い流してから塗装していきます。

次にコーキングを確認していくと、黒ずみと小さなひび割れが確認できました。

コーキングは石油製品であり、紫外線に弱く10～12年ほどでこのような劣化していきます。
放置することで、割れがさらに悪化して、雨が降った時にごくわずかな割れの隙間に雨が入り込んで雨漏りを引き起こす可能性があります。
雨漏りが発生する前に、既存のコーキングを撤去して新しいコーキングに打替えましょう。

次に外壁目地のズレ・小さな浮きを確認しました。

これは外壁がお水を含んでしまっている状態です。
さらにこのまま放置することで、雨が降った時に外壁材（サイディング）がお水を吸収して反りが発生する危険性があります。
反りは塗装をしても元に戻ることがなく、外壁の上からビスを止めて固定する方法か、反りがひどい場合は張替えが必要になり、施工費用が大幅に大きくなります。お金の問題以前に、お家をかなり傷めてしまうリスクがありますので、大きな被害に繋がる前に既存のコーキングを撤去し新しいコーキングに打ち替えましょう。

この他にも付帯部の確認を行い、今回の現場調査が全て終了しました。
後日、屋根カバーと外壁塗装のお見積もりプランを3～5プランほどご提案予定です。

普段目にするお家でも細かな不具合には気付かないものです。
最近よくハウスメーカーの何年点検で見積もりを出されて…、訪問会社から指摘されて…などのお声が増えています。
とは言え、出された見積もりが適正価格であるかどうか判断するのは難しいでしょう。
そんな時は、私たちミヤケンにまずはご相談ください！
お見積もり・調査は全て無料で行っています。万が一、他社様で工事をお任せすることになっても、調査などの追加費用は一切かかりませんのでご安心ください。

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