先日、さいたま市南区にお住いのお客様が「屋根外壁塗装工事を検討している。メンテナンスが必要かどうか見てもらいたい。」と浦和店にご来店され、調査にお伺いしました。
この記事では、お家の劣化症状とそれぞれに対する適切なメンテナンス方法についてご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください！

この記事は、約4分で読み終わります。

■屋根の調査

早速屋根から調査してくと、色あせと棟板金のサビが確認できました。

色あせは紫外線や雨風によって、塗膜が劣化している状態です。
このまま放置すると、コケの発生や汚れの付着に繋がり、さらに状態が悪化すると、屋根材の欠けやひび割れが発生します。
そうなる前に、高圧洗浄で表面をきれいにした後、塗装メンテナンスを行うことで防水性取りもどしましょう。

また、棟板金は金属ですので、経年劣化によってさびが出てきます。
さびの劣化が進行すると、金属が腐食し板金自体に穴が開くなどの破損、または板金を固定しているくぎの劣化も同様に進行するため、突風により板金が飛ばされてしまうこともあります。
大きな被害に繋がる前に、まずはケレン作業で屋根表面を整え、さび止め塗料を塗布して上塗り塗料で仕上げる方法が良いでしょう。

■外壁の調査

続いて、外壁を調査していくと、チョーキング現象が確認できました。

チョーキング現象は、紫外線や雨風に長期間さらされた塗膜が劣化し、塗料に含まれる顔料が表面に露出していることを言います。
これは、塗膜の防水性が低下している証拠ですので、放置するとコケや汚れに繋がります。
コケや汚れは、お家の美観を損ねるだけでなく、外壁材を傷めてひび割れや欠けが発生する恐れがあります。
ひび割れや欠けが発生すると、雨水が浸透して雨漏りが発生し、お家の躯体自体を傷める危険性もあります。
大きな被害に繋がる前に、塗装メンテナンスを行うことで防水性を取り戻しましょう。

さらに、他の外壁面を調査していくと、ひび割れが確認できました。

外壁のひび割れは、地震や車の振動の衝撃による負荷に耐えられなくなると発生します。
特に、負荷のかかりやすい窓やドアなどの開口部の四隅に発生しやすいです。
窓などの開口部は外壁の壁面から20mm程度突き出ているため、雨天時に雨が必ずここを通ります。
そのため開口クラックは雨の影響を受けやすく、クラックから外壁内部への浸入口となり雨漏りとなるケースが多いため早急な対応が必要と言えるでしょう。
今回は、コーキング材で隙間を埋めてから塗装を施すことで防水性を取り戻す補修をご提案しました。

■コーキングの調査

最後に、外壁目地のコーキングを調査していくと、ひび割れが確認できました。

コーキングの素材はゴムで出来ているため、紫外線による影響から硬化・収縮し亀裂が入ってしまいます。
割れたコーキング部から雨水などが浸水し外壁が水分を含むことで、外壁の反りや浮きが発生する危険性があります。
反りや浮きは塗装だけでは補修することができないので、ビス打ちによる再固定や張り替えなどが必要になり、補修費用がかさんでしまいます。
そうなる前に、既存のコーキングを撤去した後、プライマーを塗布してから新しいコーキングを充填して、お水の浸入を防ぎましょう。

以上で、今回の現場調査は終了しました。
後日、お客様のご要望に合わせて、屋根外壁・付帯部塗装工事の補修プランをご提案しました。

お家は24時間年中無休で外部からの影響を受けているため、どうしても劣化していってしまいます。
ですが、普段目にするお家でも細かな不具合には気付かないものです。
そんな時は、私たちミヤケンにまずはご相談ください！
今のお家にどんなメンテナンスが必要なのかを分かりやすくご説明しながら、お見積もりを作成させていただきます。
お見積もり・調査は全て無料で行っています。万が一、他社様で工事をお任せすることになっても、調査などの追加費用は一切かかりませんのでご安心ください。

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