さいたま市桜区にて築37年！2回目の塗装検討中のお家の調査に伺いました。

先日、弊社のチラシをご覧になったお客様から「外壁のチョーキングが気になるので、調査してもらいたい。」とのお問い合わせをいただき、調査に伺いました。
今回のお家では、スレート屋根とサイディング外壁が使用されていました。
この記事では、お家の劣化症状とそれぞれに適したメンテナンス方法をご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください！

この記事は、約5分で読み終わります。

■外壁の調査

早速、お問い合わせのあった外壁を調査していくと、お客様の仰る通り、チョーキング現象が確認できました。

チョーキング現象は、紫外線や雨風によって塗膜が劣化し、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面に露出することによって発生します。
チョーキング現象の調査方法は簡単で、指先を外壁にこすりつけた時に、指先が白くなるか否かで確認することができます。
これは、塗膜の防水性が低下している証拠ですので、放置するとコケや汚れに繋がります。
今以上に状態が悪化する前に、高圧洗浄で表面をきれいにした後、塗装を施すことによって防水性を取り戻してあげましょう。

■コーキングの調査

続いて、外壁目地のコーキングを調査していくと、ひび割れが確認できました。

コーキングは、紫外線や雨風に長時間さらされると、収縮と硬化を繰り返し、その後気に耐えられなくなるとひび割れが発生します。
このまま放置すると、だんだんとひび割れが大きくなり、発生した隙間から雨水などのお水が浸透して、雨漏りに繋がる恐れがあります。
雨漏りはお家の寿命を大幅に縮める原因となりますので、ひび割れが確認できた時点で補修を行いましょう。
サイディングの場合は、既存のコーキングを撤去し、密着性を高めるプライマーを塗布してから、新しいコーキングを充填することでお水の浸入を防ぎましょう。

■屋根の調査

さらに、屋根の調査をしていくと、色あせが確認できました。

屋根の色あせは、紫外線や雨風によって塗膜が劣化することで発生します。
外壁のチョーキング現象と同様、塗膜の防水性が低下している状態ですので、放置するとコケの発生に繋がります。
コケが全体に広がって根を張ると、屋根材自体の耐久性が低下し、ひび割れや欠けが発生するリスクが高まります。
屋根材の交換などは、塗装をするよりも費用が高くなってしまうので、早めにメンテナンスを行うことが将来の補修費用を抑えるポイントです。
調査の結果、今回はひび割れなどは確認できなかったので、塗装メンテナンスをご提案しました。

■軒裏天井の調査

最後に、お家の付帯部である軒裏天井を調査していくと、塗膜のはがれが確認できました。

これは、軒裏天井上部の幕板のコーキングの切れ込みから、雨が降った際に雨水が浸入したことが原因で発生していました。
そのため、軒裏天井自体がお水を含んでしまい、塗膜のはがれに繋がったと考えられます。
このまま放置すると、軒裏天井の腐食が進行してはがれや落下に繋がる危険性がありますので、早めの補修をオススメしました。
今回は、既存の軒裏天井をはがしてから、新しいものに張り替え、その上から軒裏天井専用の通気性のある塗料で塗装するメンテナンスをご案内しました。

以上で、今回の現場調査は終了しました。
後日、お客様のご要望に合わせて、屋根外壁塗装・軒裏天井張り替え補修工事のプランをご提案することになりました。

塗装工事や軒裏天井張り替え補修工事はただお家をきれいにするという事が目的ではなく、今回紹介した劣化症状の根本を修繕する事が目的です。
この記事を見ている方は、一度ご自分のお家の状態を確認してみてはいかがでしょうか？
「外壁のチョーキング現象が気になる。」「軒裏天井の塗膜がはがれているけど、塗装で補修できるの？」などお困りごとがあった際にはミヤケンまでご相談ください。
お家の調査からお見積もり作成まで全て無料でご案内しています。

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