皆さんこんにちは！浦和ショールーム店の伊藤です。

先日チラシを見たお客様から、外壁の調査の依頼をいただき現場調査に伺いました！！
それではさっそく調査の様子をご紹介します。

まずは屋根です。今回の屋根は塗装が不要な屋根でしたので屋根材の割れやずれなどがないかの確認を行いました。

ズレや欠け、そして雪止め金具のズレもなかったためメンテナンスなども必要ありませんでした。

続いてはお客様が気になられていた外壁です。
こちらのお家ではサイディングが使用されていました。まず最初にチョーキング現象の確認を行いました。

日当たりのよい南面でもチョーキングはほとんど見られませんでした。とても良い状態ということが分かりますね。
外壁材のひび割れや北面のコケの発生も無く、表面の防水性は保たれていました。

続いてはコーキングです！！サイディング外壁の劣化のポイントです。
外壁材と外壁材のつなぎ目のコーキングのひび割れが確認できました。

ほかの面でも同様にコーキングの中央部分にひび割れが…。

写真のようにコーキングの中央部分のひび割れはコーキングの【寿命】です。どんな立地のお家でも、紫外線の影響を受ければ必ず劣化してしまいます…。
新築時のコーキングの耐久年数は8年～10年と言われていますのでメンテナンスの時期ではあります。
ただ、コーキングの下には防水シートがあるのですぐに雨漏りにつながる心配はありません。
業者の中にはコーキングの劣化が原因で雨漏りするから早く直したほうがいいと契約を急かすこともあるようなので注意しましょう。
ただ放置してしまうといずれは雨漏りしてしまうのでこのような状態が見つかったら早めにお見積りをとるなどの対策が必要です。
ちなみに弊社で標準で使用しているコーキング材は15年の耐久年数がありますので今のコーキングより長持ちしますよ！

続いては付帯部です！まずは雨樋です。
紫外線の影響を受けて色褪せが見られます。黒い雨樋は色褪せが顕著に分かりますね。。。
退色のほかにも、実際に握って硬化チェックもします。

雨樋は塩ビ製品のため、紫外線の影響を受けて硬化します。塗装をすることで必要な油分を補うことができます。
塗装すると雨樋を交換した？！と思うほどピカピカになりますよ！

次は軒裏天井です。

破損等の症状は無く、状態は良好でした。
塗装の際には軒裏天井専用の塗料を使用します。通気性のよい塗料を使用しないと軒裏天井の役割である屋根裏の換気が十分できなくなってしまいます。

ヒアリングの際にクリヤー塗装がご希望という事で、お見積もりはクリヤー塗装でご案内になりました！！
外壁のデザインをそのまま活かせるクリヤー塗装はとても人気な塗装です。
しかし…クリヤー塗装は今の風合いがそのまま残りますので新築から10年以内の施工が向いていると言われています。
また寒い時期に施工すると塗装のムラが出てしまったりと仕上がりに問題が出てしまうため着工に不向きなど、取扱が難しい塗料です。
そのため塗料の性質を十分理解した専門店に工事をお任せするのが断然おすすめです！
（もちろん弊社での塗装を自信をもってお勧めします！笑）
クリヤー塗装にご興味のある方やご検討中の方はぜひお問い合わせください！！

本日もブログをご覧いただきありがとうございました。

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