さいたま市北区にて築30年！3階建ての店舗併用住宅の屋根外壁調査に伺いました。

先日、弊社のチラシをご覧になったお客様から「前回の塗装から14年経ち、色あせが目立ってきたので塗装をお願いしたい」とのお問い合わせをいただき、現場調査にお伺いしました。
この記事ではお家の劣化症状と、適切なメンテナンス方法についてご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください！

■屋根の調査

今回のお家ではスレート屋根が使用されていました。
調査していくと、全体的に色あせが確認できました。

色あせは、紫外線や雨風によって塗膜が劣化したことによって発生します。
これは防水性が低下しているサインで、このまま放置するとコケやカビが発生してしまう恐れがあります。
それらは根を張って繁殖するため、屋根材自体の耐久性の低下や、それらが放出する胞子によってアレルギーを発症する可能性もあります。
被害が大きくなる前に、表面を高圧洗浄でキレイにした後、塗装を施すことによって防水性を取り戻してあげることが大切です。

■外壁の調査

外壁を調査していくと、コケの発生が確認できました。

コケは紫外線の影響で塗膜（防水性）が劣化していることで、お水がその場に留まり、日中水分が蒸発出来ず発生してしまいます。
この場所はすぐ隣に外壁があり、特に日が当たりにくい外壁であるため、発生しやすい条件がそろってしまっていました。
コケが美観性だけでなく、お家の内部にさらに根を張り、外壁を傷める恐れがあります。
塗装工事でももちろん除去できますが、まずは高圧洗浄で綺麗に汚れを洗い流してから塗り替えると良いでしょう。

さらに他の外壁面を調査していくと、塗膜の欠損が確認できました。

お施主様に話を聞くと、「エアコンを撤去した時にはがれてしまった。」とのことでした。
今回のように外壁の内部まで露出してしまっていると、雨漏りの発生に直結することもあり非常に危険です。
幸い、雨漏りは発生していませんでしたが、ゲリラ豪雨が多いこの時期は特に早急な補修が必要です。
この場合ははがれている部分を専用のパテで埋めてから、周りの外壁と同じような柄にするためのマスチック工法という方法で、仕上げることをご提案しました。
(マスチック工法とは、専用のローラーを使用して、ゆずの表面のように凹凸（おうとつ）のある仕上げにする方法です。)

■雨樋の調査

さらに、お家の付帯部である雨樋を調査していくと、チョーキング現象が確認できました。

チョーキング現象は、紫外線や雨風によって塗膜に含まれる顔料が表面に現れている状態です。
これは初期の劣化症状で、今すぐに塗装をしたければならないというわけではありません。
しかし、このまま放置すると、雨樋を保護する塗膜が無くなり、さびの発生に繋がります。
また、雨樋だけを塗装する機会もあまりありませんので、外壁塗装と一緒に塗装を行うことで、元の防水性を取り戻してあげましょう。

以上で今回の現場調査は終了しました。
後日、お客様のご要望に合わせて屋根外壁塗装・付帯部塗装の4プランをご提案しました。

ミヤケンでは3階建てのお家や店舗併用住宅の塗装工事も請け負っております。
「3階建ては点検やお見積もりに費用が発生するのではないか」というお問い合わせをいただくことがありますが、決してそんなことはありません。
どんなお家であっても建物診断・お見積もり作成は完全無料です！
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また、ミヤケンでは塗装工事に関しての疑問にお答えする塗装セミナーを行っております。
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