さいたま市見沼区にてアスファルトシングル屋根のコケとコーキングのひび割れの調査に伺いました。

先日、さいたま市見沼区にお住いのお客様から「屋根のコケと外壁目地のひび割れが気になっているので、調査に来てもらいたい。」とのお問い合わせを、調査に伺いました。
この記事では、お家の劣化症状と適切なメンテナンスについてご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください！

この記事は、約4分で読み終わります。

■屋根の調査

今回のお家には、屋根に「アスファルトシングル」が使用されていました。
ここで簡単にご紹介させていただきますが、「アスファルトシングル」はガラス繊維の基材にアスファルトを配合してプレートの表面を石粒でコーティングした屋根材です。
耐久年数は10年から30年ほどと言われています。※環境によって異なります。
主にアメリカやカナダで多く使用されている屋根材で、軽量で価格も安く、施工しやすいため最近は日本でも人気です！

早速、調査していくと、コケの発生が確認できました。

コケは、紫外線や雨風によって塗膜が劣化し、防水性が低下し水はけが悪くなると発生します。
この状態で放置すると、コケが全体に拡大して根を張り、接着剤で固定している屋根材がはがれてしまう恐れがあります。
はがれてしまうと、屋根材が落下してくる危険性もあるので、そうなる前に塗装メンテナンスを行うことが大切です。
また、アスファルトシングルの屋根に塗装を行うにあたって、注意するポイントがあります！
それはアスファルトを含んでいる為「溶剤」の塗料を使用すると溶けだしてしまうため、「水性」の塗料で塗装していくことです！

■外壁の調査

続いて、外壁を調査していくと、チョーキング現象が確認できました。

チョーキング現象は、紫外線や雨風によって塗膜が劣化し、塗料に含まれる顔料が表面に露出することによって発生します。
これは塗膜の防水性が低下している証拠ですので、放置するとコケの発生や汚れの付着に繋がります。
コケや汚れはお家の美観を損ねるだけでなく、外壁材の耐久性を低下させてひび割れや欠けに繋がる可能性もあります。
早めに塗装メンテナンスをすることが、お家を美しく長持ちさせるために必要です。

■コーキングの調査

さらに、外壁目地のコーキングを調査していくと、ひび割れが確認できました。

コーキングは、紫外線や雨風によってだんだんと劣化していき、硬化と収縮を繰り返してその動きに耐えられなくなるとひび割れや剥離が発生します。
割れたコーキング部から雨水などが浸水し外壁が水分を含むことで、外壁の反りや浮きが発生する危険性があります。
お金の問題以前に、お家をかなり傷めてしまうリスクがありますので、大きな被害に繋がる前に既存のコーキングを撤去し新しいコーキングに打ち替えましょう。

■雨樋の調査

最後に、お家の付帯部である雨樋を調査していくと、チョーキング現象が確認できました。

こちらも外壁と同様に、紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化し、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面に現れた状態です。
塗膜の防水性が低下している証拠ですので、放置すると、雨樋本体の金属部分を保護している塗膜が機能しなくなり、さびや腐食の原因になります。
さびや腐食が進行して、雨樋に穴が開いたり欠けたりすると、お水を流すという役割を果たすことができなくなってしまいます。
これらは放置しても自然に直ることはないので、まずケレンを行って表面を整えた後、さびを防止する塗料を塗布し、金属専用の塗料で塗装を施すことが必要です。

以上で、今回の現場調査が終了しました。
後日、お客様のご要望に合わせて屋根外壁塗装のプランをご提案することになりました。

ミヤケンでは、普段見ることができない屋根の状態も高所カメラを使用して細かく確認をさせていただきます。
実際の状況を確認させていただいたうえで、お家にあったお見積もりを作成しご提案させていただきます。
もし、屋根や外壁の塗り替えで困っていることがあればお気軽にお問い合わせください。
お見積もりの際は建物を確認させていただく必要がありますのでご希望のお日にちをお知らせください。
土日・祝日も訪問可能です！

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