屋根色を選ぶ時のポイントとは？人気カラーや事例も含めて紹介！
屋根塗装を行う際にどの色にするべきか悩む方は多いです。
お家の中で一番高い所に位置する屋根は、なかなか見えない部分ではありますが、外観を左右する重要な部分であり屋根色によって住宅そのもののイメージも変わるため、慎重に選ばなくてはなりません。
そこで今回は、屋根色を選ぶ際のポイントについて事例を交えて紹介します。
イメージしたものと実際に塗装した色が違うなんてことが起こらないためにすべきことも解説していますので、屋根色に迷われている方はぜひご覧ください！
1.屋根塗装の人気カラー
ファッションやインテリアと同じように、住宅の外観にもトレンドがありますが、昨今はグレー系やブラウン系のように暗い色が人気の傾向にあります。
暗色系ならシンプルやナチュラル、和モダンなど、どんなスタイルの住宅にも合わせやすいため、思っていたものと違うといった失敗が起こりにくいのも人気の理由です。
また、暗色系の屋根は白やアイボリーをはじめ、黄色やベージュといった外壁との相性が良いため、配色で失敗することもほとんどありません。
さらに、汚れも目立ちにくいことから、気軽にメンテナンスのできない屋根色におすすめです。
もし配色にこだわりがない、失敗したくないというのであれば、グレー系やブラウン系のようにどんな色とも相性の良い暗色系を選ぶと良いでしょう。
2.ミヤケン埼玉エリア人気色No.1～3をご紹介！
- グレー系（アステックペイント No.9111 カーボングレー）
埼玉エリアで100件以上お選びいただいている、大人気のお色です。（2022.11月現在）
外壁塗装を同時に行った際、「どんなお色でもバランスが崩れることがない」・「屋根材自体のもともとのお色に近い」等の理由でお選びいただく方が多いです。 - ブラウン系（アステックペイント No.9114 キャビアブラウン）
No.1のグレー系に比べ、仕上がりは明るくなります。
弊社のお客様では和風のお家の方が多くお選びいただいております。 - ブラウン系（アステックペイント No.9113 ラセットブラウン）
No.2のキャビアブラウンよりもワントーン明るい仕上がりになります。
あまり暗すぎず、落ち着いた色をご希望の方がお選びいただくことが多いです。
ここまで人気No.1～3をご紹介させていただきましたが、前述の通りブラウンやグレー系が人気色である現状が分かります。
ここでご紹介したお色以外にも施工事例をご紹介していますので、こちらもご覧ください。
3.屋根色を選ぶ時のポイントとは
塗装するカラーを選ぶ際、どのような点を重視して選ぶと良いのでしょうか。
ここでは、屋根色を選ぶ時のポイントについて詳しく解説していきます。
- 外壁やサッシの色との相性
屋根色を選ぶ時は、外壁やサッシの色と調和する色を選ぶことがポイントです。
例えば、ベージュ系やブラウン系の外壁ならば屋根はさらに色が濃いダークブラウンの屋根、淡いブルー系の外壁ならネイビーやダークブルーの屋根といった具合に同系色で濃淡のある色を選びましょう。
そうすることで、より建物全体に統一感が生まれます。
ただし、ここで大切なのが屋根色に外壁よりも濃い色を持ってくることです。
屋根の色の方が濃いことで、家全体が引き締まった印象を与えます。
もしも、反対に外壁の色を濃く、屋根の色を薄くすると家全体がぼんやりとした印象になるため注意が必要です。
- 屋根は汚れやすいことも考慮する
屋根は非常に汚れやすい部分です。
どうせ上まで見えないと思っていても、屋根の色によっては下からでも目につくくらい汚れが目立つこともあります。
さらに明るい色や鮮やかな色は、暗い色に比べて色あせもしやすいです。 - 周囲との調和も考慮する
屋根色を選ぶ際は、周囲の環境と調和したカラーを選ぶことも大切です。
周りを意識せずに好きな色を選ぶと、周囲から浮いた印象を与えてしまうことがあります。
あまりに悪目立ちする家は、ご近所との関係を悪化させる原因にもなるため、注意が必要です。
どのような配色が良いか迷った時は、近隣住宅の配色をチェックしてみるのもおすすめです。
地域によってどのような配色が多いのか、どのような色なら馴染むのか傾向がわかるはずです。
また、色んな家の屋根色を見てみることで、実際の色味や経年劣化の具合なども確認できるでしょう。 - 迷った時は暗めの色がおすすめ
前述でもご紹介した通り、色選びに迷った時は、暗めの色を選んだ方が後悔する可能性は低いです。
なぜなら、屋根色は定期的にメンテナンスが必要とはいえ、一度塗装したら十数年は同じ色のままです。
鮮やかな色や奇抜な色は、最初は良くても汚れが目立ったり色褪せしたりしやすいです。
さらに、しばらくすると飽きてしまい、後悔することも少なくありません。
どうしてもこの色が良いというこだわりがないのであれば、暗めで落ち着いた色を選んだ方が失敗も少なく無難と言えるでしょう。 - 色を選ぶ際は面積効果に気をつける
面積効果とは、人間の目の錯覚により、同じ色であっても大きさによって色が違うように見える現象のことを言います。
面積効果によって、人はサイズが大きくなるほど明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えます。
そのため、色見本で見た時は良い色だと思っていたのに、実際に塗装してみると思っていたよりも鮮やかすぎた・暗すぎたといった問題が起こります。
したがって屋根色で失敗しないためには、面積効果に気を付けて色を選ぶことが大切です。
4.実際の色とイメージが違う！？気を付けておきたいポイント
先ほどご紹介した面積効果のように、塗装してみたらイメージしていたものと違うと感じる人も多くトラブルの原因になりやすいです。
次に、実際の色とイメージに大きな違いが生じないよう、気をつけておきたいポイントを紹介します。
- 色の見え方を考慮する
面積効果以外にも、屋根色は天候や周辺環境、条件によっても見え方が変わります。
例えば、晴れている日と曇っている日では日差しの影響もあり、同じ色でも違う色のように見えます。
さらに、色は隣り合う色や背景色の影響も受けるため、隣家など周辺環境によって違って見えることもあるのです。
また、同じ塗料であっても、屋根の素材や外壁の色によって見え方は違うこともあれば、人によって色の感じ方に差があることもあるでしょう。
このように、色はその時の天候や環境、そして見る人の状態によっても違ってみえます。
そのため、完璧に希望する色を再現するのは難しいということを覚えておく必要があります。 - カラーシミュレーションする
最近はホームページなどで事前にカラーシミュレーションできる塗装業者や塗料メーカーも増えています。
使っているPCによって色表示にも違いがあるため、完全に同じとはいきませんが、ある程度のイメージを確認することが可能です。
また、塗装業者に依頼すれば、ほとんどの場合、希望する屋根色のシミュレーションをしてくれるはずです。
おおまかで良いからイメージを掴みたいという方は、カラーシミュレーションで希望の色味を確認しておくと良いでしょう。 - 希望する塗料を使っている建物を確認する
希望するイメージを口頭だけで伝えるのは難しく、カラーシミュレーションだけでは不安という方は、実際にその色を使って塗装されている建物を確認するのも1つの方法です。
業者によっては、過去の施工事例から同じ塗料を使っている建物があれば教えてくれることもあります。
また、近隣にイメージと近い建物があればそれを業者に伝えることで、より希望に近い色を実現できる可能性が高まります。
※個人情報保護のため、ご契約した方のみにご案内させていただいております
■まとめ
今回は、屋根色やおすすめの配色事例、そして色選びのポイントについて詳しくご紹介しました。
屋根色は、建物のイメージを左右する重要な部分です。色を決める際は、外壁やサッシの色、周辺環境なども考慮して選ぶことが大切です。
また、屋根色は実際に塗装した色がイメージと違うといったトラブルが起こりやすいです。
色を決める際は今回紹介した内容を参考に、面積効果や色の見え方にも気を付けて選ぶこと、そして完璧にイメージ通りの色を再現するのは難しいことを覚えておきましょう。
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