「外壁塗装の工事を依頼したいけど妊娠中だから不安がある」「外壁塗装は妊婦さんやお腹の赤ちゃんに影響はないの？」などといった不安はありませんか。
妊娠中でも、外壁に問題があれば塗装工事を検討しなければいけません。
しかし、塗料を使用する為「万が一お腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼしたら」と大きな不安もあるはずです。
そこで今回は、妊婦さんが外壁塗装で注意すべき点や外壁塗装工事で考えられる悪影響について解説していきます。
影響を受けないための対処法についても解説していくので、妊娠中の方や妊婦さんと一緒に暮らしている方は参考にしてみてくださいね。

妊婦さんが外壁塗装で注意することとは？

外壁塗装工事では以下のような点に注意しなければいけません。
体調不良を起こしてしまえばお腹の赤ちゃんにも影響を与える危険性があるので、あらかじめ注意すべき点を把握しておきましょう。

• ニオイによる体調不良
  
  妊娠中はニオイに敏感になる方も多くいます。
  特に悪阻があれば、塗料のニオイで気持ちが悪くなってしまう方もいるはずです。
  外壁塗装では長時間塗料のニオイを嗅ぎ続けることになるため、悪阻のない妊婦さんでも体調に異常をきたす可能性があります。

• 騒音によるストレス
  
  外壁塗装では騒音にも注意しなければいけません。
  塗装工事なので音は少ないと考える方もいますが、高い部分の塗装も必要になるので塗装工事では足場が必要です。
  足場工事では金属を叩くカンカンといった音が響きます。
  洗浄時の音に対してもストレスを感じてしまう方はいるので注意が必要です。
  窓を閉める、カーテンを閉めるだけでは音は小さくならないので、工事中の騒音にストレスが溜まり体調を崩さないよう注意してくださいね。

• 作業員に対するストレス
  
  工事中は作業員の出入りがあります。
  外壁塗装なので家に入ってくることは少ないですが、足音や車の出入りで落ち着かない環境になり、体調が不安定になってしまう妊婦さんもいます。
  妊娠中には様々なことが気に掛かってしまうので、作業員の話す声や外を歩く音だけでもストレスを感じてしまうケースもあります。
  また、窓から作業員が見えることもあり、窓を閉め切った状態となるので気持ちまで塞ぎこんでしまう方も中にはいます。
  リフレッシュをかねて工事中は出かけるなどしてストレスを溜め込まないようにしましょう。

• 転倒
  塗装工事では、外壁以外の部分に塗料が付かないよう養生をします。
  その際、玄関アプローチや階段といった部分にまで養生されるケースもあるので注意が必要です。
  雨の日は特にビニールが滑りやすいので転ばないように細心の注意を払ってください。
  万が一転倒してしまえば、お腹の赤ちゃんにも影響を及ぼす危険性があるので、養生をしている箇所を歩かない、雨の日には出かけないといった対策が必要です。

外壁塗装で考えられる妊婦さんやお腹の赤ちゃんへの影響

外壁塗装工事では、以下のような悪影響に注意してください。

• シンナー
  
  塗料にはシンナーが含まれています。
  人体に悪影響を及ぼす物質として知られていますが、妊婦さんやお腹の赤ちゃんはさらに注意が必要です。
  少しの吸引だけでも危険性があるので、塗装中は窓を閉めてシンナーを吸いこまないようにしてください。
  シンナーが与える影響としては、

  【目】
  視力低下・目のかすみ・涙が出やすくなる

  【耳】
  耳鳴り・耳の痛み・など

  【鼻】
  鼻のかゆみ・鼻づまり・鼻水など

  【呼吸器系】
  咳・呼吸のしにくさなど

  【皮膚】
  かゆみ・湿疹・痛みなど

  【消化器系】
  嘔吐・下痢・痛みなど

  上記以外にも、食欲減退や不眠、味覚障害といった様々な影響が考えられます。
  大人にも影響が出てしまう可能性のあるニオイですから、おなかの赤ちゃんにとっても影響が出てしまう可能性は認識しておくことが重要です。

• ホルムアルデヒド
  塗装で使用される油性塗料に含まれているホルムアルデヒドは、シックハウス症候群を引き起こすとして知られています。
  新築の家や車の接着剤にも含まれています。
  健康被害としては、めまいや下痢といった症状があり、めまいによって転倒し、お腹に衝撃を与えては危険です。
  お腹の赤ちゃんを守るためにも安全性の高いF☆☆☆☆（フォースター）の塗料を使用するようにしてください。

外壁塗装で影響を受けないための対策

外壁塗装工事では、妊婦さんやお腹の赤ちゃんに悪影響を与える危険性があります。
体調の悪化や万が一のことを防ぐためにも、外壁塗装工事では対策を施してから依頼を検討しましょう。

• 妊婦さんがいることはきちんと伝える
  
  外壁塗装を依頼する際には依頼する業者に妊婦さんがいることを必ず伝えてください。
  妊婦さんに影響の少ない塗装方法や対策を一緒に考えてくれます。
  塗料に対する心配な点も相談し、不安を払拭してから塗装工事を施してもらいましょう。
• 作業のスケジュールは把握しておく
  作業する日程は、きちんと把握しておいてください。
  塗装工事といっても様々な工程があります。

1. 足場の設置
2.  高圧洗浄
3. 下地補修
4. コーキングの補修
5. 養生
6. 下塗り
7. 中塗り
8. 上塗り
9. 足場撤去

といった手順が一般的です。
塗料のニオイが気になる際には下塗り・中塗り・上塗りの部分、騒音が気になる際には足場の設置や解体といった部分で在宅を避ければストレスを回避できます。
自然災害や雨で作業ができないといったことがない限りはスケジュール通りに作業は進むので、作業日程はあらかじめ確認しておきましょう。

【実際に工事をしたお客様の工程はコチラでご覧いただけます】

 

• 水性塗料を選ぶ
  
  油性塗料と比較すると水性塗料の方がシンナーの量が少ないです。
  そのため、ニオイも少なくなっています。
  しかし、全くシンナーが含まれていないわけではありません。
  油性塗料と比較すると性能で劣る部分もあるため、塗料選びは慎重に実施する必要があります。
  安全性の高い自然塗料の使用もおすすめなので、業者さんに相談してみましょう。

• ▼水性塗料についてご紹介している記事はコチラ▼
  外壁塗装で使う塗料には2種類ある？！油性塗料と水性塗料の特徴、メリット・デメリットについて

  動画でもご紹介していますので是非ご覧ください！
  

• マスクをする
  
  ニオイや塗料に含まれる物質の悪影響を防ぐためにも、マスクの着用もおすすめです。
  有害物質の吸収を抑えてくれるマスクが販売されているので、ホームセンターやネットショップなどで探してみましょう。

• 一時的に避難する
  ニオイや騒音といったストレスを避けるためにも、作業中は自宅ではない場所での生活を考えることも対策のひとつです。
  妊娠中は不調が出やすいので、少しの変化でもストレスを感じやすくなってしまいます。
  ホテルへの宿泊や実家への帰省など、一時的に避難をしてストレスを溜めない生活ができるよう対策をしてください。

• 業者選びに注意する
  
  外壁塗装による妊婦さんへの悪影響を考えた対策方法には様々な種類があります。
  しかし、いくら対策を施しても業者選びに失敗してしまえば後悔する危険性があります。
  配慮をしてくれない、知識が乏しいといった業者では、ストレスが溜まってしまいます。
  しっかりと親身になって相談に乗ってくれる業者、塗料に関する知識が豊富な業者など、信頼できる業者選びも大切です。

妊婦さんやお腹の赤ちゃんに配慮した快適な塗装工事にしましょう

外壁塗装で考えられる妊婦さんやおなかの赤ちゃんへの影響について解説してきました。
安全性の高い塗料が増えたとはいえ、悪影響がゼロだとは言い切れません。
塗料だけではなく、作業ではニオイや音といった部分にストレスを感じる妊婦さんは多く、体調を崩してしまう危険性があります。
めまいや立ち眩みによる転倒を起こせば、お腹の赤ちゃんにも影響があるので危険性を排除できるよう対策を施すことが重要です。
外壁塗装工事を依頼する際には、妊婦さんやお腹の赤ちゃんへの影響を最小限に抑えられるよう今回ご紹介した対策方法を試してみてください。

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