工場・倉庫の外壁塗装のメリットと工程と費用について
工場や倉庫など、大きな建物の外壁塗装を行おうとすると、コストの負担が大きく工事に伴う事前の準備も必要になるため、面倒に感じている方もたくさんいるでしょう。
しかし、大きな建物であるが故に、外壁塗装を先送りにすると外壁からの雨漏りを引き起こしてしまったり、外観イメージが崩れて周囲からの印象も悪くなったりする可能性があります。
工場・倉庫にとっても、外壁塗装は定期的に行うべき大切なメンテナンスです。
そこで今回は、工場・倉庫の外壁塗装をするメリットや、塗装時期、外壁塗装の流れなどをご紹介します。
工場・倉庫の外壁塗装を行うメリット
まずは、工場・倉庫の外壁塗装を行うメリットをご紹介しましょう。
- 建物内外の環境改善でスタッフモチベーションアップ
綺麗でしっかりと管理されている建物は、スタッフのモチベーションが上がりやすく、
仕事に対して前向きに取り組む姿勢が見られるようになります。
穴があいていたり、塗膜が剥がれていたりとボロボロになっている建物を目にしていると、そこで働くスタッフの士気も下がってしまいます。
普段作業するのは建物内部とは言え、外壁もまた綺麗な状態にすることで、よりスタッフのやる気を引き出せるというメリットがあるのです。 - 近隣住人に対して信用度がアップ
何年も塗装をせずに劣化した状態のままでは、管理がされていないと悪いイメージを持たれてしまう場合があります。
外観のイメージが改善できることで、近隣住人に対する印象も良くなるという点も、外壁塗装を行うメリットの1つです。 - 資産が守れる
定期的な外壁塗装を行えば、工場・倉庫の資産価値を守ることができます。
外壁は、紫外線や風雨、ホコリなどのダメージを直に受けるため、塗膜の剥がれを引き起こしてしまいます。
塗膜が剥がれると、建物の内部にまで影響が及び劣化しやすくなり、建物そのものの寿命が縮んでしまう可能性があります。
しっかりと外壁塗装を行うことで、工場や倉庫の高い価値を長期間保てるようになります。
他の工場・倉庫の責任者はどんな時に外壁塗装をしている?
他の工場・倉庫の責任者は、どのような時に外壁塗装をしているのでしょうか?
先にも述べたように、外壁塗装は定期的に行うべきものです。
しかし、実際は建物の維持管理に関しては場当たりの対処のみというケースや、使用目的の変更が多く補修の判断が難しいケース、定期的なメンテナンスの費用対効果がわからないといったケースなどがあります。
工場や倉庫などの建物は、企業の資産として非常に重要なものですが、対処療法のような最低限の補修・修繕しか行っていない所も多いのが実態です。
中には予算を組んで定期的にメンテナンスを行っている所もありますが、建物の維持・管理はうまくいっておらず、資産価値が維持できていない企業も少なくないのです。
塗装時期・メンテナンス目安
そもそも、工場・倉庫の塗装時期やメンテナンス目安はどのくらいなのでしょうか?
外壁塗装を行うタイミングとしては、約8年~10年が目安と言われています。
ただ、使われている塗料によって耐用年数は大きく異なるため、まずは塗料の種類を把握する必要があります。
塗料にはウレタン・シリコン・フッ素・遮熱塗料・無機などの種類があります。
耐用年数は以下の通りです。
・ウレタン:約7年~10年
・シリコン:約10年~13年
・フッ素:約15年~20年
・遮熱塗料:約15年~20年
・無機:約20~25年
工場・倉庫は、一般住宅よりも外気温の影響を受けやすく、耐用年数が短くなることが多いため、遮熱塗料を選択するケースが一般的です。
遮熱塗料は工場・倉庫内の温度を下げ、エアコンの費用を節約できるといったメリットがあります。
特に企業ではCO2の削減に取り組んでいる所もたくさんありますが、遮熱塗料にすれば年間で大きなCO2・コスト削減につながります。
相見積もりは必須!
使用する塗料にもよりますが、工場・倉庫の外壁塗装を行う場合、その費用は安くて50万円、高くて1,000万円などと言われています。
塗装費用は塗料の種類や塗装面積によって変動するため、このように大きな幅があります。
仮に遮熱塗料で依頼した場合、足場設置費用や下塗り塗料、工賃等含めて約100坪で201万6,000円が目安です。
大型の建物である工場や倉庫は分割払いが基本となっているので、2回や3回に分けての支払いが可能です。
ただ、費用は依頼する塗装業者によって大きく異なります。
少しでもコストを抑えた上で外壁塗装をするためにも、相見積もりをして比較検討することをおすすめします。
倉庫・工場の外壁塗装の流れ
ここからは、工場・倉庫で行う外壁塗装の流れを見ていきましょう。
- 足場設置・養生
工場・倉庫のような大きな建物の外壁塗装を行うには、足場の設置が必要不可欠です。
そのためまずは足場を設置し、塗装をしない場所には養生シートや養生テープなどで保護します。
外壁塗装でかかる費用の約20~25%が足場設置・撤去費用だと言われており、作業にも1日かかります。
- 洗浄
塗料を塗る前の洗浄作業で、高圧洗浄機を使用して元々の塗料を取り除きます。
高圧洗浄機で取り除けなかった塗膜や塗料などは、サンドペーパーやワイヤーブラシなどを使用するケレンという作業で取り除きます。
外壁材の状態を改善するのもこの段階の作業です。
新しい塗料を綺麗に塗るためには、この洗浄段階が最も重要です。
- 塗装
外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りといった3工程で塗料を塗っていきます。
下塗りではサビ止め効果のある塗料を、中塗りではメインとなる塗料を、上塗りでもう一度同じ塗料を重ね塗りする流れです。
それぞれ塗料を塗った後にしっかり乾燥期間を設けて作業を行うことで、綺麗な仕上がりになります。 - 足場撤去
塗装が完了すると、1日かけて足場や養生を撤去し、塗料の汚れが付着していないか確認して全ての工程が完了します。
掃除や撤収が綺麗なのは、良い塗装業者の特徴です。
工場・倉庫の外壁塗装でよくある失敗事例
最後に工場・倉庫の外壁塗装でありがちな失敗事例をご紹介します。
塗装面積が広い工場・倉庫の外壁塗装では、数百万円というコストがかかるため、少しでも費用を抑えようと値引きしてもらおうとするケースも非常に多いです。
しかし、あまりに値引きをし過ぎると作業の質が下がり、安い塗料を使用することになる可能性があります。
仮に費用を抑えることができても、塗膜が剥がれ、すぐにメンテナンスが必要になれば意味がありません。
値引きをしてはいけないという訳ではありませんが、適正価格に配慮しておくようにしましょう。
また、しっかりと費用を支払って塗装してもらったのに、すぐに塗膜が剥がれてきたという失敗事例もあります。
すぐに塗膜が剥がれてしまう原因は、洗浄や下地処理の作業での不備が考えられます。
仕上がりはもちろん、塗料の性能を活かして長持ちさせるには、いかに洗浄・下地処理を丁寧に行うかにかかっているのです。
塗装業者の中には、施工管理が行き届いていない悪質な業者も少なくありません。
相見積もりをして、信頼できる塗装業者を選ぶのも、満足のいく外壁塗装をするためのポイントです。
最後に
規模の大きな工場・倉庫でも、定期的なメンテナンスや外壁塗装が必要不可欠です。
外壁塗装をすることは、企業の大切な資産を守るだけでなく、スタッフのモチベーションアップや近隣住民の信頼度にもつながるといったメリットがあります。
信頼のできる塗装業者に依頼すれば、綺麗で長持ちできる仕上がりが期待できます。
複数の業者を相見積もりして、適した業者を選ぶようにしましょう。
ご相談・お見積もりは無料で行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
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