さいたま市桜区に屋根・外壁の塗装の現場調査・お見積りにお伺いいたしました!!
この記事を書いた人
深野 博貴
営業部/大宮店勤務/2019年入社/群馬県出身 入社してすぐチェレンジできる環境を求めて、地元群馬を離れて埼玉支店へ。高校、大学とラグビー部のゴリゴリの体育会系。
皆さんこんにちは!!ミヤケン浦和店の深野です。
今回、店舗から近い桜区のお客様からお問い合わせをいただきました。
コロナの影響でお家にいることが増え、家を見る機会が増えたことで塗装を検討されていたそうです。
今回のお客様のお家は10年前に屋根・外壁を一度塗り替えたそうですが、外壁の色褪せとヒビが気になっているとのことでした。
それではさっそく見ていきましょう!!
まずは屋根です。
屋根材にスレート屋根が使用されていました。全体の退色が見られますが屋根材自体の破損・屋根材のズレなどは見られませんでした。
お水が溜まりやすい先端にコケの付着が見られましたので塗り替えの時期としてはよいタイミングです。
また、雪止めもしっかりと付いていました。
雨樋も雪による大きな変形・破損等も見られませんでした。雨樋も塗装工事で素材を保護することができます!
ひとつ、前回の塗装工事で気になったことがありました。。。
それはタスペーサーの取り付けがなかったことです。
タスペーサーとは屋根を塗装した際に塗料で屋根材との隙間が塞がるのを防ぐ部材のことで、別名「雨漏り防止器具」と呼ばれるほどとても大事な工程です。
今回の塗り替え工事ではタスペーサーを取り付けを行います。
以前の塗料で屋根材と屋根材の重なりが埋まってしまっている場合にはカッターなどを使用して隙間をあける「縁切り」を行います。
↓タスペーサーについてはこちらで詳しく説明しています。
次は外壁です。
外壁材はサイディングボードが使用されていました。手で触ると白い粉が手につきました。
この現象をチョーキング現象と言います。紫外線により以前塗装した塗料の顔料が表面に出てきている状態です。
一般的にチョーキング現象が見られると塗装のサインとされています。
表面を高圧洗浄でお水洗いし、新しい塗膜を作ることでチョーキング現象を防ぐことができます。
次はシーリングです。
シーリングににひび割れが見られました。このひび割れはシーリング自体がひび割れているのではなく以前塗装を行った塗膜にひびが入ってしまっています。
なぜこのような状態になるかというと、コーキング自体は非常に弾力があります。
その上に塗装した塗料が硬質系の塗料だったため、コーキングの動きに塗膜が追随できずに地震などの揺れでひびが入ってしまったと考えられます。
他の面ではシーリングの収縮により外壁材が引っ張られることで外壁材にひび割れが見られました。
この程度の小さなひび割れは塗料を塗り重ねることで目立たなくなります。
お家の揺れは防ぐことが難しいためこういったひび割れに対処するには塗膜が揺れに追随できる塗料を選ぶことをおすすめいたします。
今回のお客様のようにコロナの影響でお家時間が増えお家を見る機会が増えてお問い合わせいただくお客様が増えています。
コロナで大変だからこそ今あるお家をもう一度見てみてはいかがでしょうか。いままで気が付かなかった異変に気づくことがあるかもしれません。
以上で今回の現場調査を終了いたします。何かお家の事で気になることがごぞいましたらミヤケンにお問い合わせください。
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