外観イメージを左右する雨樋の色選びのポイントとは？おすすめの色も解説！
雨樋とは、屋根の上の雨水を地上まで流すためのものです。
普段気にすることは少ないですが、どのような色を選ぶかによって、外観のイメージにも影響します。
そこで今回は、色の決め方やおすすめの色など、色選びをする際に知っておきたいポイントをご紹介します。
雨樋の色選びに失敗した時はどうすれば良いのか対処法も解説しているので、色選びにお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
雨樋の色を決める時のポイント
まずは、色を決める時に押さえておきたいポイントをご紹介します。
「雨樋が浮いて見える」といった事態を回避するためにも、ぜひチェックしてみてください。
- 外壁と同系色にする
雨樋は外壁の色と合わせるのがおすすめです。
周囲と差別化を図りたいと考える方もいますが、雨樋が目立ってしまうと外観とのバランスが崩れ、悪目立ちしやすくなります。
濃い色で塗装すると雨樋が強調されるため、外壁より薄い色を選ぶと良いでしょう。
外壁がツートンカラーを採用している場合でも外壁に合わせて塗装すると、違和感なくすっきりとした印象にまとまります。▼こちらのお家の施工事例はコチラ▼
川越市木野目I様 洋風の色合いが特徴的なツートン仕上げの外壁塗装工事
- サッシの色と同系色にする
外観のバランスを崩したくないなら、雨樋とサッシの色を合わせるのも1つの方法です。
サッシと同じ色を選ぶことで、外観デザインに統一感が生まれるため、違和感もなくなります。
また、鼻隠しと呼ばれる屋根の先端部分にある横板状の部分と色を合わせるのも効果的です。▼こちらのお家の施工事例はコチラ▼
さいたま市南区K様 築23年！3階建ての屋根外壁塗装工事
- 実際に塗料を塗った家を確認する
気になる色が見つかったら、実際にその色を採用している住宅を見に行くことをおすすめします。
見本を見た時は良さそうと思えても、実際に見てみるとイメージと違ったということもあります。
後悔しないためにも、雨樋を塗装する際は事前に確認しておくと安心です。
塗装している住宅を見に行く際は、汚れや色あせはないか、設置年数や塗装年数と比較し劣化スピードが早くないかも確認しておきましょう。
雨樋におすすめの色は？それぞれの特徴を解説！
続いては、雨樋におすすめの色をご紹介します。
- ブラック
ブラックの雨樋は、どんな外壁の色にも馴染むので、シンプルなデザインはもちろん、派手なデザインの住宅にも合わせやすいです。
ただし、ブラックは他のカラーに比べて太陽光を吸収しやすいため、選ぶ際は耐久性の高いものを選ぶことをおすすめします。▼こちらのお家の施工事例はコチラ▼
川越市仙波町T様 折半屋根・ピンクから青色に大変身の外壁塗装工事 - ホワイト
ブラック同様、ホワイトも合わせやすい色の1つです。
外壁の色がホワイト系ならば、目立ちすぎることもなく、すっきりとまとまります。
ただし、ホワイトは汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。
綺麗な状態で保つにはこまめに掃除をする必要があるため、苦手な方は避けた方が良いでしょう。▼こちらのお家の施工事例はコチラ▼
深谷市Ｔ様 ベージュと白サッシが優しい印象の屋根・外壁塗装工事 - ダークブラウン
ブラックより少し明るいダークブラウンは、和風・洋風を問わず、どんなデザインの住宅にも合わせやすいという特徴があります。
すっきりと落ち着いた印象に仕上がる点がメリットですが、ダークブラウンを選ぶ家は多いため、周りとかぶりたくない時は他の色を選ぶことをおすすめします。▼こちらのお家の施工事例はコチラ▼
さいたま市中央区T様 かっこよくイメージチェンジした外壁塗装工事 - グレー
グレーは雨樋の中でも最も無難な色と言われています。
窓のサッシが同系色であれば、外観とも馴染みやすいです。
どの色を選べば良いか決められない時は、グレーを選ぶと良いでしょう。
ただし、和風のデザインの場合、光沢のあるグレーは違和感を与える可能性があるため、事前に施工後のイメージを確認することが大切です。
雨樋の色選びに失敗した時の対処法を解説！
良いと思って選んでも、実際に目にしてみると「思っていたのと違う」と後悔することもあるでしょう。
色選びに失敗したと感じた時はどうすれば良いのか、ここでは対処法を解説します。
- 雨樋を違う色に塗装する
雨樋の色選びに失敗したと感じたら、塗装するのも1つの方法です。
自分ですることも可能ですが、塗装する場合、洗浄しケレン作業を行った後、2回に分けて塗装を行う必要があります。
高いところでの作業もあるため、業者に依頼するのがおすすめです。
塗装にかかる費用は1mあたり700～1,500円が相場ですが、選ぶ塗料や施工箇所によって変動します。
また、落ち葉よけネットをつけている場合、撤去や再設置費用がかかる場合があるため、事前に塗装業者に確認することが重要です。
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※受付時間9：00～18：00 - 雨樋を交換する
雨樋の塗装が難しい場合は、交換しましょう。
交換にかかる費用目安は、一般的な住宅で約40万～60万円です。
高い位置にも設置してあるため、交換作業を行うには足場を設置する必要があります。
足場の設置費用が10万～30万円程度かかるため、費用相場は高い傾向にあります。
なお、雨樋の交換には2～3日ほどかかるため、作業中に雨が降らないよう天気予報を確認しながら日程を決めると良いでしょう。
劣化が気になる時は交換も視野に入れよう！
雨樋の耐用年数は使用されている素材によっても異なりますが、約20年と言われています。
一般的に使われることの多い塩化ビニールは、紫外線や雨風にさらされることで少しずつ劣化していきます。
建物の形状や立地によっては劣化症状が進みやすく、20年経過していなくても交換が必要となるケースもあります。
雨樋に変色や変形、割れなどの劣化症状が見られる場合は、交換も視野に入れて検討しましょう。
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雨樋の寿命を判断する3つのポイント
雨樋が壊れた場合、破損した部分から雨水が流れて建物を傷める可能性があるため、早めに交換した方が良いでしょう。
ここでは、交換が必要かどうかをチェックできるポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 設置年数
まずは、設置してから何年経ったのか、設置年数を確認しましょう。
通常、雨樋は家の新築時に取り付けています。
これまで一度も交換していないのであれば、築年数が雨樋の設置年数となります。
雨樋に使われる塩化ビニールの耐用年数は約20年なので、この年数を目安として交換が必要か検討してみてください。
もし、20年経っていないのに不具合がある場合は、紫外線や雨風など天候による影響、もしくは施工不良が考えられます。 - 色あせ
劣化が進むと徐々に色あせてきます。
日当たりの良い場所とそうではない場所の色を確認し、明らかに色に違いが生じている場合は注意が必要です。
また、色あせをチェックする際は、雨樋に破損や亀裂が入っていないかも確認してください。 - 破損
雨の日は、きちんと機能しているかをチェックできる絶好のチャンスです。
住宅を一周し、雨樋が破損していないか、確認してください。
特に、建物の四隅など水が集まる角の部分は破損しやすいです。
雨樋以外の場所から水が漏れていないか観察しましょう。
また、降雪のある地域では、雪の影響で破損することがあります。
角度が曲がっていないかも併せて確認してください。自然災害によるお家のメンテナンスは火災保険が使える場合がございます。
こちらの記事で詳しくご紹介していますので、是非参考にしてみてください！
【外壁・屋根塗装で火災保険を使う場合の利用条件や注意点】
雨樋の色選びもお家のイメージを左右する重要なポイントです。
今回は、雨樋の色選びについて解説しました。
雨樋は普段あまり気にすることのない部分ですが、実は外観のイメージを左右する重要なポイントです。
雨樋のカラー次第で住宅がおしゃれに見えることもあれば、いまいちに見えてしまうこともあります。
雨樋の色選びに悩んだ時は、ぜひ今回紹介した内容を参考に、お住まいの住宅に合った色を選ぶようにしましょう。
色選びに失敗したと感じたり、劣化が気になったりした時は、交換も視野に入れることをおすすめします。
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